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春は肝臓の毒出しの季節、パンや旬の野菜で自衛を

富士山写真家:山本耕作氏        
                            

春は肝臓の毒出しの季節、パンや旬の野菜で自衛を

春は肝臓の季節です。肝臓は解毒器官ですから、
毒素を体外に出して病気を治そうとして、一年中で一番働きが活発になります。
東洋医学では、肝臓は「木」の性質を有するものとされています。
この時期に木と言えば杉、杉の花粉による「花粉症(アレルギー性鼻炎)」が
問題になりますが、「さあ、毒を出すぞ!」と、
体が毒出しの状態になっている時、その使者として杉の花粉が飛んでくるのです。
ですから花粉は目の敵にしないでしっかり吸えばいいのです。
目の充血、かゆみ、くしゃみ、鼻水などにして、
体の毒を全部出してしまえばいいのです。
冬の間、アレルギーになるようなものを食べ、それに食べ過ぎをし、
暖房で上を暖かくして、下を冷たい環境にする。上半身ばかりコートを着たり、
肩掛けをしたりして温め、下半身を冷やして「冷え」をひどくする。
寒いからといってあまり体を動かさないで、炬燵に入ってみかんばかり食べる。
こんな生活をして、たくさん毒を溜めこんでいると、大病を招くのは明らかです。
その前に毒を出しておこうというのですから、出る毒は薬などで止めないで、
どんどん出してしまわなくてはいけないのです。
同じ杉花粉を吸っても、私や家族は何も発作を起こしません。
アレルギー性鼻炎には、猫の毛やノミ、ダニなども悪いと言いますが、
私のところには猫がたくさんいますし、上の娘も猫を二匹飼っていますが、
小さな孫たちも発作を起こしません。
「冷えとり」と「食べ過ぎ」に注意して、
「冷え」を作らない生活をしていれば、毒が溜まらないので、
発作は起こらないのですね。
花粉症で悩む人は、特に「冷えとり」をしっかりやってみてください。
また、春は、肝臓の特徴の倣慢や卑屈という感情も現われやすくなり、
精神的に不安定になりますから、
なるべく感情的にならないように気をつけなければならない季節でもあります。
春は、肝臓の薬穀である麦の収穫の時期ですので、
小麦粉で作るめん頬やパンを食べることをおすすめします。
パンは、もちろん、天然酵母のものや全粒粉(ふすま)など入ったものにします。
お米は二〜三分づきの米に押し麦などを一割くらい混ぜて炊きます。
フキ、ワラビ、ゼンマイ、タケノコなど、春に穫れる食べものには、
体の毒出しの働きを助ける性質がありますから、
なるべく旬の野菜を食べるようにします。

冬は腎臓の毒出しの季節、よく体を動かし、食べ過ぎにご注意

 冬は腎臓の季節です。
腎臓の働きが活発になって、滑っている毒素を出して病気を治そうとします。
この時の病気とは、病院などの検査で分かった病気だけではなく、
内臓が正常に働くために重ねている目に見えない負担や疲労も含まれます。
 毒素は体の中の腎臓と関わりのある部位へどんどん運ばれていって症状を起こします。
症状があるのは毒が出ている証拠です。
 例えば、腎臓は骨と関係が深く、骨に障害が出やすいのもこの季節です。
転んで骨を折ったりするのも、寒いからではなく、腎臓の毒出しという意味があるのです。
 耳と腎臓(消化器とも関係しています)も関わりがあり、
お正月に食べ過ぎなどをして中耳炎になったという場合や、耳鳴り、難聴などもこれに当たります。
 冬は、腰痛や腰の冷え、肩こり(特に首の後ろ)が起きやすいのですが、
これも腎臓との関わりが大きいのです。
 ということですから、骨や耳、腰はいくら外部を治しても、
大本となっている腎臓を治さないと何回も再発することになります。
 腎臓はまた寒さに弱く、臆病な臓器です。
寒いからといってこたつにばかり入っているのはよくありません。
東洋医学では、「多く怖れば腎を破る。腎の病たるや好んで怖る」と言います。
これは、怖がってばかりいると腎臓が悪くなるし、
腎臓の悪い人は怖がりであるということですから、性質を変えるように努力することです。
 また、寒い季節こそ体をよく動かし、温かくするようにします。
 温め方は、服を多く着たり、暖房を入れるということではなく、頭寒足熱にします。
つまり、上半身は薄着にして涼しくし、下半身は靴下を重ね、ズボン下をはいたりして温かくします。
症状の出ている時は、足湯をしたり、半身浴をして毒を出しやすくすると症状も早く消えていきます。
夜寝る時も靴下をはき、陶製のゆたんぽを入れて寝ます。
 また、肺は乾燥に弱い臓器ですので、空気の乾燥の激しい冬は、肺の働きが低下します。
 咳がよく出るのも、働きの衰えた肺の毒素(二酸化炭素など)をできるだけ出そうとしているためです。
ですから薬で止めることばよくありません。
冬に肌が荒れやすいのは、皮膚が肺の働きに代わって毒出しをしているからです。
アトピー性皮膚炎の乾性の湿疹も同じ理由からです。
十分に足元を温めると、咳をしても体力は消耗せず、気管支炎や肺炎になる心配もありません。
乾布摩擦をするのも効果があります。
 冬は、お正月のおせち、節分と豆を食べる機会の多い時ですが、
豆には細胞を引き締めて熟を逃がさない働きがあります。
また腎臓を強くする働きがあると言われています。


♪夏は心臓の毒出しの季節、冷房にご注意!
秋は肺の毒出しの季節、腹式呼吸が効果的
♪季節の変わり目は消化器の毒出しの時   
冬は腎臓の毒出しの季節、よく体を動かし、食べ過ぎにご注意
♪毒出しをしないと病気は治らない
「冷えとり」で更年期障害よさようなら
高年初産にもかかわらず安産で子供が授かった
「冷えとり」をするとお産が軽い 
丈夫に育てる、過保護にしない自然な子育て  

春は肝臓の毒出しの季節、パンや旬の野菜で自衛を

春は肝臓の季節です。肝臓は解毒器官ですから、
毒素を体外に出して病気を治そうとして、一年中で一番働きが活発になります。
東洋医学では、肝臓は「木」の性質を有するものとされています。
この時期に木と言えば杉、杉の花粉による「花粉症(アレルギー性鼻炎)」が
問題になりますが、「さあ、毒を出すぞ!」と、
体が毒出しの状態になっている時、その使者として杉の花粉が飛んでくるのです。
ですから花粉は目の敵にしないでしっかり吸えばいいのです。
目の充血、かゆみ、くしゃみ、鼻水などにして、
体の毒を全部出してしまえばいいのです。
冬の間、アレルギーになるようなものを食べ、それに食べ過ぎをし、
暖房で上を暖かくして、下を冷たい環境にする。上半身ばかりコートを着たり、
肩掛けをしたりして温め、下半身を冷やして「冷え」をひどくする。
寒いからといってあまり体を動かさないで、炬燵に入ってみかんばかり食べる。
こんな生活をして、たくさん毒を溜めこんでいると、大病を招くのは明らかです。
その前に毒を出しておこうというのですから、出る毒は薬などで止めないで、
どんどん出してしまわなくてはいけないのです。
同じ杉花粉を吸っても、私や家族は何も発作を起こしません。
アレルギー性鼻炎には、猫の毛やノミ、ダニなども悪いと言いますが、
私のところには猫がたくさんいますし、上の娘も猫を二匹飼っていますが、
小さな孫たちも発作を起こしません。
「冷えとり」と「食べ過ぎ」に注意して、
「冷え」を作らない生活をしていれば、毒が溜まらないので、
発作は起こらないのですね。
花粉症で悩む人は、特に「冷えとり」をしっかりやってみてください。
また、春は、肝臓の特徴の倣慢や卑屈という感情も現われやすくなり、
精神的に不安定になりますから、
なるべく感情的にならないように気をつけなければならない季節でもあります。
春は、肝臓の薬穀である麦の収穫の時期ですので、
小麦粉で作るめん頬やパンを食べることをおすすめします。
パンは、もちろん、天然酵母のものや全粒粉(ふすま)など入ったものにします。
お米は二〜三分づきの米に押し麦などを一割くらい混ぜて炊きます。
フキ、ワラビ、ゼンマイ、タケノコなど、春に穫れる食べものには、
体の毒出しの働きを助ける性質がありますから、
なるべく旬の野菜を食べるようにします。

夏は心臓の毒出しの季節、冷房にご注意!

 夏は心臓の季節です。
これまで心臓が働いて溜めていた疲労、つまり毒素を一気に吐き出し、
心臓の病気を治そうとしているのです。
この毒素は、主に「汗」となって出てきますから、夏の汗ば大切な役割を持っているのです。
それを、冷房に頼って涼しい涼しいと汗をかかないで過ごしてしまうと、
心臓の負担が大きくなって、後でつらい思いをしなくてはなりません。
自然の法則にはなるべく従い、汗をかく季節にはたっぶり汗をかいた方がよいのです。
 最近は心臓病が増え、死因のトップに挙げられるようになりましたが、
これは毎年やってくる心臓の毒出しの機会を、
現代人が冷房などでほとんど無にしているための当然の結果と言えます。
他の季節にスポーツで汗を流したり、サウナ風呂に入るより、
夏に体を使って働いて汗をかいた方が体のためにはずっといいのです。
 汗を多くかくと体が疲れるという人がいますが、これは汗のためではなく、
足元の「冷え」が原因です。
夏の暑い日ざしで、一層や頑などが一層熱くなった結果、足元が逆に「冷え」の状態になり、
内臓の働きを低下させて夏パテを引き起こすのです。

 そこで、夏こそ足元の冷えに心配りをし、靴下を多めにはき、下半身の衣類を重ねるようにすると、
血液のめぐりがよくなり、内臓の働きがよくなるので、汗がよく出るようになります。
この時の汗は暑苦しい汗ではなく、気持ちのよい汗に変わります。
 特に、心臓病の人やリウマチ、高血圧の人にとってはつらい時ですので、
足湯をしたり、半身浴をして足元をよく温め、毒素を少しでも多く汗にして出すように心がけます。
そして、汗を吸った衣類はこまめにとり替えます。
 夏は心臓だけでなく、消化器(胃・膵臓)の季節とも重なっています。
そのため、靴下をはいて足元を温かくしているのに「夏パテ」のように食欲がなく、
胃腸の具合が悪いという症状が出てきます。
しかし、これは消化器が、疲労などの毒素を出して治ろうとしているのですから心配はいりません。
飲み過ぎないよう、食べ過ぎないように気をつけていると、
夏パテと違って秋風の吹く頃、心臓も消化器も毒出しを終わり、
すっかり調子のよくなった自分の体に会えるはずです。
 夏はそうめんや冷やむぎ、麦茶など、麦でできたものをいただきますが、
麦は肝臓の薬穀ですから、
心臓の毒を引き受けている肝臓がよく働けるようにとうまく食事にとり入れているのです。
ただし、ビールやウイスキーなどの酒類はいけません。
夏野菜のトマト、キュウリ、ナスは汗や熱を発散させる性質を持っていますが、
他の季節は体を冷やすのでよくありません。
加熱調理するか、漬けものにして食べてください。

秋は肺の毒出しの季節、腹式呼吸が効果的

 秋は肺の季節です。
正確には肺に滑っている毒素が出てくる季節、
つまり、肺が毒素を出すことによって、病気を治そうとする季節なのです。
 肺は、のどや鼻から咳や鼻水などの形で毒素を外に出そうとするので、
春はどではありませんが、アレルギーの症状なども起きやすくなります。
また、肺は、大腸や皮膚ともつながりがあり、
この時期は、下痢が続いたり、湿疹が出たりすることもありますが、
これらの症状を薬などで止めると、毒を元に戻してしまうので、出し切ることが大切です。
 秋の野山では、さわるとかぶれる山うるしやばぜの木が色づいて、
都合よく皮膚から毒素を出すのを助けてくれています。
どのような症状でも、頭寒足熱(上半身は薄着にして涼しくし、
下半身、特に足元を温めて内臓の働きをよくする)を心がけますと、
毒素が出やすくなるので、休も早くよくなります。
 特に、肺、大腸、皮膚は排泄機能を受け持っていますので、
便秘がちの人や皮膚の弱い人は、肺が悪いと思われますので注意します。
 呼吸は、腹式呼吸
(口から十分に息を吐き、二〜三秒止めてから、鼻から自然に入るだけ息を吸います)をし、
特に吐く方に注意をしま
すと、肺の毒素がよく出ていきます。
 また、秋の初めは、夏の冷え
(水遊び、甘いもの、冷たいもののとり過ぎ、強い日射しによるのぼせなど)が原因で、
熱を出しやすい時です。
解熱剤を使っても使用を止めるとまた発熱し、時には何週間、何か月も微熱が続き、
結核を疑われることもあります。
 熱が出た時は解熱剤に頼らないで、靴下をたくさん重ねてはいて温かくし、
半身浴をすると熱は下がります。
 秋は、肺にとって薬用の穀物である「稲」の収穫の時期です。
 松たけご飯、しめじご飯など、おいしい時ですが、食べ過ぎないように注意します。
食べ過ぎると心臓、腎臓に負担がかかります。
ホクホクとした栗は、腎臓の薬になります。
腹式呼吸は口笛を吹くように口をすぼめて息を吐き、吸う時は鼻から自然に吸う。

季節の変わり目は消化器の毒出しの時

 季節の変わり目は、全て消化器の毒出しの時期に当たります。
 ちょうどそれは一年に四回ある土用の頃に当たり、
立春(二月三日頃)、
立夏(五月五日頃)、
立秋(八月八日頃)、
立冬(十一月八日頃)の、前一八日間が、胃腸を大切にしなければならない期間です。
 他の臓器の排毒が一年に一回なのに比べ、消化器が四回もあるのは、
いかに日頃から食べ過ぎの害が多いかが分かります。
 季節が終わる頃になると、決まって風邪を引いたり、
発熱、下痢、嘔吐、胃の痛み、食欲不振、倦怠感などの症状が現われる人がいますが、
これは全て消化器の排毒作用です。
 つまり季節の間中働き続けた胃、腸、膵臓が、次の季節に備えて、
これまでたまった疲労などの毒素を外に出しているのです。
 消化器は何ともないのに、腎臓、心臓に症状が出てくることがありますが、
それは消化器の毒素が腎臓や心臓に送られているからです。
 心臓は、心臓そのものに症状が現われるのとは別に、
高血圧や脳溢血、脳血栓などといった血管系統の方に症状の出てくることもあります。
季節の変わり目に、これらの病気で倒れる人が多くなるのも、原因は食べ過ぎなのです。
 また、肩や腕(左側が多い)の痛み、しびれなどを訴える人もいますが、
これも消化器と心臓の毒素が、肩や腕に送られて起こるのです。
 腎臓は、腎臓そのものだけでなく、関わりの深い部位に毒素が送られて症状の出ることもあります。
 例えば、中耳炎や耳鳴り、難聴など、耳の病気になったり、腎臓は血液を管理しているので、
鼻血という形で毒素を出すこともあります。
ですから鼻血は止めないで、出るだけ出した方がよいのです。
 また、季節の変わり目になると、気分が落ちこんだり、すぐれないという人もいます。
この状態も広い意味で排毒に当たります。
 つまり、心と体は一体ですから、消化器が悪いと心の状態は無気力で、クヨクヨしがちになるのです。
 どのような症状の時も、頭寒足熱を実行しますと、血液の流れがよくなりますので、体調が改善されます。
 体調がととのうと心も落ち着いてきます。
季節の変わり目は体調がくずれるものだとあきらめないで、
半身浴、靴下の重ねばきなどの習慣をきっちりと守ってください。

冬は腎臓の毒出しの季節、よく体を動かし、食べ過ぎにご注意

 冬は腎臓の季節です。
腎臓の働きが活発になって、滑っている毒素を出して病気を治そうとします。
この時の病気とは、病院などの検査で分かった病気だけではなく、
内臓が正常に働くために重ねている目に見えない負担や疲労も含まれます。
 毒素は体の中の腎臓と関わりのある部位へどんどん運ばれていって症状を起こします。
症状があるのは毒が出ている証拠です。
 例えば、腎臓は骨と関係が深く、骨に障害が出やすいのもこの季節です。
転んで骨を折ったりするのも、寒いからではなく、腎臓の毒出しという意味があるのです。
 耳と腎臓(消化器とも関係しています)も関わりがあり、
お正月に食べ過ぎなどをして中耳炎になったという場合や、耳鳴り、難聴などもこれに当たります。
 冬は、腰痛や腰の冷え、肩こり(特に首の後ろ)が起きやすいのですが、
これも腎臓との関わりが大きいのです。
 ということですから、骨や耳、腰はいくら外部を治しても、
大本となっている腎臓を治さないと何回も再発することになります。
 腎臓はまた寒さに弱く、臆病な臓器です。
寒いからといってこたつにばかり入っているのはよくありません。
東洋医学では、「多く怖れば腎を破る。腎の病たるや好んで怖る」と言います。
これは、怖がってばかりいると腎臓が悪くなるし、
腎臓の悪い人は怖がりであるということですから、性質を変えるように努力することです。
 また、寒い季節こそ体をよく動かし、温かくするようにします。
 温め方は、服を多く着たり、暖房を入れるということではなく、頭寒足熱にします。
つまり、上半身は薄着にして涼しくし、下半身は靴下を重ね、ズボン下をはいたりして温かくします。
症状の出ている時は、足湯をしたり、半身浴をして毒を出しやすくすると症状も早く消えていきます。
夜寝る時も靴下をはき、陶製のゆたんぽを入れて寝ます。
 また、肺は乾燥に弱い臓器ですので、空気の乾燥の激しい冬は、肺の働きが低下します。
 咳がよく出るのも、働きの衰えた肺の毒素(二酸化炭素など)をできるだけ出そうとしているためです。
ですから薬で止めることばよくありません。
冬に肌が荒れやすいのは、皮膚が肺の働きに代わって毒出しをしているからです。
アトピー性皮膚炎の乾性の湿疹も同じ理由からです。
十分に足元を温めると、咳をしても体力は消耗せず、気管支炎や肺炎になる心配もありません。
乾布摩擦をするのも効果があります。
 冬は、お正月のおせち、節分と豆を食べる機会の多い時ですが、
豆には細胞を引き締めて熟を逃がさない働きがあります。
また腎臓を強くする働きがあると言われています。

毒出しをしないと病気は治らない

 病気の毒をなくし、病気の元を断つ方法は全部出してしまうことです。
肝臓、心臓、消化器、肺、腎臓などに病毒があると、
下痢、湿疹、発熱、腰痛、肩こり、頭痛、鼻血、耳だれ、血尿、ものもらい、鼻水など、
いろいろな形で出てきますから、そんな時は、「これは毒が出たがっているのだ」と思い、
「冷えとり」をして出してしまえばよいのです。
 鼻水が出る時は、胃と肺に病毒があるのです。
胃と肺の毒素が鼻の粘膜から出ているのですから、どんどんかんで出してしまうことです。
 脳の中に病毒のある時は、鼻血になって出てきます。
これも「毒を出すのだ」と意識して鼻をかむと鼻血は止まります。
ところが、鼻血が出ると慌ててティッシュペーパーを詰めたり、
盆の窪(うなじの中央の窪んだところ)をたたいたりしますが、そんな必要はありません。
今まで鼻血が原因で死ぬ人はいなかったのですが、最近は鼻血で死亡というケースを耳にすることがあります。
これは輸血をしたり点滴をしたりと、余計なことをするからなのです。
 頑に溜った「冷え」 の毒を出そうとしているところへ他人の血が入ってくるので、それも出そうとする。
その時、自分の血も一緒に出るので、もう止まらなくなり、ますます悪い状態になってしまうのです。
 私達の体には、病気を治そうとする自然治療力があり、滑った毒を出そうとするのですが、
西洋医学は薬などで症状だけ抑え、毒を中へ押しこんでいるのです。
症状が消えるとその時は楽になりますが、毒が消えたわけではありませんから、
毒は溜り続け、成人病と言われるがんや高血圧、心臓病などになり、取り返しのつかないことになります。
重大な状況になっても、それからしっかり「冷えとり」をすれば治ります。
つまりとり返しはつくのです。「冷えとり」には手遅れはありません。
 ですから病毒は決して溜めこまないことです。出たがっている時はどんどん出してしまいます。
湿疹ができたら、内臓の毒が皮膚から出ていきたがっているのですから、
薬を塗って出口を塞がないで、かゆい時はどんどんかいて出口を広げてあげます。
 怪我をするのも毒の出口が狭いので、出口を広げるためのものです。
「ああ、これは毒が出ているのだ」と心得ていると早く楽になるのですが、
「化膿したらどうしよう」とクヨクヨ考えて抗生物質を塗ったりすると、
毒は出口を失ってたまってしまうことになります。
 湿疹が出たり、鼻血が出たり……いろいろ毒出しのシグナルが現われたら、
「冷え」があって体に毒が滑っているのだと考え、素早く「冷えとり」を実行することです。
体が弱っていると自然治癒力も弱まりますから、排毒の力をつけ毒は全て出してしまうことです。

「冷えとり」 で更年期障害よさようなら

 女性には生理というものがあります。
ふつうは一〇歳から一三歳くらいの間に始まり五〇歳前後で終わる人が多いようです。
周期は二九・五日くらい、つまり一か月に一回出ておしまいなのが正常です。
何日も続いたり、不順だったり、生理痛があるのは、婦人科の臓器の調子が悪いからで、そこに毒があるからです。
「血の道」という言葉があります。
生理の時になると、精神的に不安定になる、頑が痛い、頑がぼける、記憶力が低下するなど、
いろいろ悩む人がいますが、全て婦人科の臓器が悪いことが原因です。
 男性の性器もそうですが、婦人科の臓器は肝臓、腎臓、勝胱など、内臓の毒がいくところで、
頭は肝臓、腎臓の毒がいくところですから、婦人科の臓器だけで足りないと、
頭の方へもいくわけです。そこで、精神的な障害、知能的な障害、情緒的な障害が出てきます。
ひどい時は、痙攣を起こし、てんかんのようにひっくり返ることもあります。
これがヒステリーです。
 どれも、婦人の臓器と深い関係があるのですから、冷えをしっかりとって、
婦人科を正常にすれば、生理だからと言って辛くなることも嫌がることもありません。
「冷え」をとっていますと、五〇歳から五五歳の間ですっと閉経を迎えます。
 更年期障害があるのは、婦人科系に疾患があるからです。
閉経すると女ではなくなったなどと言う人がいますが、
生理がないのは、妊娠中や授乳中に生理がない状態と同じなのですから、
いくつになっても女であることをしっかり楽しんでください。
 閉経の時に苦しんだり、更年期障害で苦しまないためには、
「冷えとり」に十分心配りりをしておくことです。
 美しい肌や若々しさば男性にも関心があるでしょうが、女性にとっては特に関心の強いものです。
「冷えとり」をして、体の調子がととのってきますと、肌の小じわがなくなって張りが出、
艶も出てきて、しみ、そばかすもなくなります。
髪質もしっかりしてきて、色が濃くなってきます。
白髪もなくなり、はげていたところに毛が生えてきます。
はげ隠しの帽子を十何年も使っていた人に毛が生えて、帽子が不要になった人もいるのです。
 私の母は九一歳で亡くなりましたが、七〇歳頃には、頑がまっ白になっていました。
ところが、「冷えとり」を始めましたら、八分通り黒くなり、亡くなる頃も黒かったのです。
 年をとると、総退却型といって後ろに下がっていくはげのタイプが多いのですが、
母もかなり後退していましたが、若い時の生え際のところに、ちゃんと黒い毛が生えてきたのです。
冷えをとると、美容の面でも十分に若々しさを保つことができるのです。

高年初産にもかかわらず安産で子供が授かった

「冷えとり」をしている人は高年出産も全然心配ありません。
三六歳の女性が不妊症で来られました。
ご主人が正常であっても、夫婦で「冷えとり」をするようにアドバイスしたところ、半年くらいで妊娠しました。
妊娠の経過もよく、つわりもたいしたことばなく、車の運転なども平気でしていましたが、無事出産しました。
つわりが少しでもあるのは婦人科が悪いからです。
 出産の時は三七歳ですから高年出産になりますが、
初めのさし込みから後産まで三時間くらいで済んでしまったそうです。
「一週間も入院していないで、翌日帰りたかった」と言うはど、産後の経過もよいものでした。
 四〇歳まで縁遠くて一人でいた女性が、お父さんに付き添われてきたのですが、
「冷えとり」を始めたところ縁談があり、結婚をすることになりました。
 すぐに「妊娠したなあ、男の子が産まれるな」と、私は霊視していたのですが、
生理が二、三回なければ産婦人科へ行くだろうからと黙っていました。案の定おめでたでした。
「冷えとり」をしていると胎児の発育が早く、妊娠期間が二週間か三週間短くて済みます。
その人も九か月の半ば検診のつもりで病院へ行ったところ、
検査どころか「産まれそうだから入院しなさい」と言われ、
荷物を取りに行く間もなく、分娩台にのせられたそうです。
隣りの若い産婦さんがキャーキャー痛がり、苦しがっているので、
産む時はああして苦しむのかと思っていたら、下腹がチクチクする程度で、
四〇分もしたら、オギャーツと元気な男の子が産まれて大喜び。本当に、とんとん拍子とはこのことです。
 ある人が、妊娠四か月で風疹の抗体の検査をしたら、風疹にかかっていることが分かりました。
これは大変なことで、悪くすると奇形・難聴の子が産まれる可能性があるので、
夫婦で産むの産まないのと喧嘩をした挙句、手紙で私のところに相談してこられました。
そこで、「冷えとりをすれば関係ないですよ。しつかりやりなさい」と返事を出しました。
 病院からお印があったら電話をするようにと言われていたので、お印を見て電話をし、
入院したらもうすぐ産まれそうと分娩台にのせられたそうです。
すぐにオギャーと産まれたので時計を見たら、病院の入り口から産まれるまで、たった三八分。
その間、痛くもなんともなかったし、赤ちゃんには、もちろん異常はなく出血量は一〇CCでしたと、
手紙をくれました。
つわり、妊娠中毒、陣痛といった、妊娠中の嫌なことを経験しないで済むことば大変素晴らしいことです。
 また、不妊症、高年出産、胎児異常といった難しい事柄も、
「冷えとり」をきちんとすることで、楽に乗り切ることができるのです。

「冷えとり」をするとお産が軽い

 出産は苦から「女の大厄」と言われ、生死にかかわるはどの厳しいものでした。
「非常に楽に産まれた」という人は少ないのではないでしょうか。
ところが、妊娠の前から「冷えとり」をしていた人はもちろんですが、
妊娠してから始めた人でも、非常に安産なのです。
お産が重いのは、婦人科に疾患があるからで、正常であれば軽いものなのです。
 妊娠をすると、早流産をするといけないから重い物を持ってはいけない、
高い所に手をあげてはいけない、肉体労働をしてはいけない、自転車に乗ってはいけない、
車の運転もいけないなどないないづくしですが、
「冷えとり」をして、婦人科が正常であれば、重い物を持っても、働いていても大丈夫です。
つわりもありません。妊娠中の性交も、生まれる間近までかまいません。
 古くから、妊娠五か月の成の日に腹帯をしめて妊娠を祝い、安産を願うしきたりがあります。
犬はお産が軽いのでそれにあやかるためで、現在は木綿の帯になりましたが、
昔は紅白の羽二重の帯が実家から贈られたものです。
羽二重は上質の絹の織物ですから、もし、羽二重の腹帯がありましたら、
下半身を温めるという意味で、冬の寒い時など巻くことをおすすめします。
その時は上半身は薄着にします。
ただし、「冷えとり」をしていると、腹筋の緊張がよく、
羊水があまり多くありませんから腹帯は必要としないので、お産が軽くなることとは関係ありません。
 お産は痛いものではなく、本来は無痛なのです。
最初のさし込みから後産まで一〜四時間くらいと、時間も短いものです。
 ところが「陣痛」という嫌な言葉があり、これは異常なことで、
世界中の女性がお産で苦しんでいますが、それは「冷え」 のためです。
 妊娠中はお腹の子供の分まで二人分食べようなどと考える必要はなく、少し減らす方がいいのです。
ことに妊娠後半期は減らします。
食べ過ぎるから「冷え」を招いて難産となるのですね。
 この間も「冷えとり」をしていた人がお産をしました。
私のところに自分で電話をかけてこられ、「さっき元気な男の子が産まれました」と、報告してくれました。
 なかには、畑仕事中に産気づいて四時間で全部終わり、
「続きの畑仕事がしたかった」という人もいるくらい、お産とは本来軽いものなのです。
 赤ちゃんは生まれる時は二五〇〇〜三〇〇〇グラムの間がよく、小さく産んで大きく育てるのが理想です。
小さくても一か月も過ぎるとふつうの子よりしっかりしてきます。
また、「冷えとり」の子は胸の厚さと幅が同じでとても丈夫なのです。

丈夫に育てる、過保護にしない自然な子育て

 赤ちゃんには話しかけながら、手を動かしたり、足を動かしたりして遊びながら運動をさせ、
毒が出やすいようにしてあげます。
靴下は、大人の靴下を絹、綿と重ねてはかせ、立ったり歩いたりするようになったら、子供用の靴下をはかせます。
足元を温かくし、上半身は絹の半袖か袖なし一枚にして、上半身を薄着にし、半身浴をするなどは、大人と同じです。
 赤ちゃんは二か月くらいすると人差し指を口の方へ持っていくようになります。
物を噛みたいのですね。
もう顎の中では歯の生える準備をしているのです。むずがゆくてうずうずしているのです。
そういう時は噛ませると顎の骨と顎の関節、歯も鍛えられます。
顎の関節が強いと生命力が強くなるので、歯並びより大切なのです。
 そこで何を噛ませるかですが、昆布、干し大根、干しいもなどを長さ一〇センチくらいにし、
手に持たせて噛ませます。
短いと飲みこんでしまってのどにつかえると危険ですから、長くして噛ませます。
 離乳食はわざわざ作ることはありません。
みそ汁をスープ代わりに飲ませたり、みそ汁の実のじゃがいもをつぶして、みそ汁を少々加え、
なめらかにして食べさせたりなど、やわらかなものを様子を見ながら与え、
だんだんと種類と量を増やしていけば、一〇か月くらいで離乳できるようになります。
 離乳食の缶詰や瓶詰、フレーク状のものなど、お金を出して買うことばありません。
 子供は、体が要求している時は食べますが、
口から出す時は、「食べたくない」というシグナルと思い無理強いしないことです。
育児書にとらわれるのはやめます。
大人には朝・昼・夜の三食は食べなければいけないという先入観がありますが、
子供にはそういう余計なものがなく、体に正直ですから、子供の食欲に合わせてあげることです。
 それと子供は過保護にしないことです。
「廃用退化」、つまり使わないと駄目になるという言葉があります。
 子供は弱いものだから保護してあげなければいけないという保護本能が親にはあります。
ある程度成長するまでは保護してあげなければなりませんが、転んだ子はすぐに起こす、
雨にぬれては可哀相と親がなんでもやってあげていると、自分でやらずに済んでしまいますから、
廃用退化で心の発達が遅れます。
体の方はある程度本能的に育ちますが、心の方が育たない。心と体の育ち方にギャップが出てきます。
 今、子供による事件がいろいろ起きて、心の教育が盛んに言われていますが、
心の教育は、オギャーツつと産まれた時からしなければいけないことを肝にめいてください。



体を温めると病気は必ず治る 体温を上げると健康になる  
低体温は病気の元凶、高体温は健康の源
体温を上げるためには 出すこと 冷えとりを積極的にする   
すべての婦人病の原因だった「冷え症」
クヨクヨ、イライラは「冷え」の5000の毒が溜る
西洋医学に「冷え症」という病名はない病気の心配より反省を先に
「冷え」と「食べ過ぎ」が病気の大元凶  ♪万病は「冷えとり」で治るブドウ糖の細胞での不燃現象
冷えは、胃腸の強化にポイント ♪女性の冷えには、塩分不足が共通している  ♪内外両面作戦が必要



体を温めると病気は必ず治る 体温を上げると健康になる

あなたは、こんなことをやっていませんか?

●ペットボトルの飲み物をよく飲んでいる
●ご飯よりもパン食が好き
●朝起きて食欲がない時でも朝食は食べるようにしている
●風呂は、冬場以外はシャワーですませることが多い
これらの行為は、いますぐやめないといけない。
なぜなら、知らず知らずのうちに、あなたの体から
「熟」を奪っているからだ。私たちの体は、
36・5℃〜37℃の体温で最もよく働くようにできている。
ところが、最近は、36℃前半、中には35℃ムロという人までいる。こんな状態になりながら、先に挙げた行為を続けていては、むざむざ不健康体になるよう仕向けているとしか思えない。
人間の一生の中で一番若く、生命力が強い新生児が「赤ちゃん」と言われるのは、赤い=つまり体温が高いから。一方、年をとると、白髪、白内障など「白ちゃん」ともいうベき冷え″から起こる老化現象が表れる。キーワードは赤と白=Aつまり温かさだ。あらゆる病気は、この体温低≠ノよって引き起こされる。実は、ガンができることも体温の低下と大いに関係がある。過食やストレス、運動不足といった、体を冷やす要因に事欠かない現代は、だからこそ意識的に体を温め、体温を上げることが必要なのである。体を温めることは難しいことではない。ちょっとした管の習慣でできる

低体温は病気の元凶、高体温は健康の源

体温を上げると病気は治る
体温が一度上がると、免疫力は500〜600%上昇すると、この事のはじめに申し上げました。でも、体温上昇のメリットはそれだけではありません。体温が一度上昇すると、体の中のさまざまな場所で、劇的な変化が生じます。まず、体温が上がると血行がよくなります。血行がよくなるということは、血液がスムーズに流れるということなので、結果的に血流量が増えることになります。血流量が増えると、体を構成する細胞に充分な酸素と栄養が供給されるので、同じ運動量でも筋肉の修復がスムーズに行われ、筋肉が増えやすくなります。さらに、筋肉の場合と同じ理由で骨も丈夫になります。つまり、体温が一度上がると、それだけで骨租軽症の予防になるということです。また、血流量が増えると、胃や腸など消化器系の臓器にもよい影響が出ます。具体的にいうと、胃腸が内容物を先に送るための嬬動連動が活発になるのです。嬬動運動が活発になると、腸の中で発生する硫化水素や活性酸素といった毒素が素早く排泄されるので、便秘の解消や大腸ガンの予防につながります。体温が上がると、体だけでなく同時に脳の血行もよくなるので、脳の活性化が進みます。とくに、「海馬」という記憶能力に関わる場所の血行がよくなると、記憶力低下や痴呆症の防止に効果があります。そして、体温が上がると、血行がよくなるだけでなく、酵素が活性化するので、その恩恵にもあずかることになります。体内の酵素が活性化すると、たとえば糖尿病の人ならインシュリンの作用がよくなつたり、新陳代謝が活発になるので、細胞が若返ります。新陳代謝が活発になると、見た目では肌が美しくなりますが、それは同時に体の中の細胞も若く美しく変化しているということなので、体全体にメリットがあるのです。もちろん、こうした恩恵は、体温が一瞬上がったというだけでは得られません。恒常的に体温が一度上昇した場合に得られるものだと考えてください。そして、体温が恒常的に上がると、自律神経の乱れそのものが改善されていくので、その情報が体温中枢のある脳の視床下部に行き、視床下部の負担が軽減されることによって、同じ視床下部から分泌される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンが整い、男性更年期障害にもよい影響が現れます。体温がたった一度上がるだけで、これほど多くの、いえ、本当はもっと多くの恩恵が体にはもたらされるのです。低体温が病気の元凶であるのとはちょうど逆に、高体温は健康の源だということを、心に銘記してください。

体温を上げる料理教室

いまの健康法は間違っている正しい食事に変えなさい
今は日本中の人が半病人みたいなことになっていますね。
貧血、冷え性、低体温、便秘症、低血糖症、低血圧症、
花粉症などのアレルギーやアトピーこんな半分病気のような人が増えているでしょう。占領軍がパンとミルクを日本に持ち込んで、全国の津々浦々で学校給食が始まった。あの頃は「米を食べるとバカになる」とか「日本人は栄養が足りないから小さい」なんて言われたものです。それで生活改善をするというので、パン、ミルク、肉、卵などが推奨されて、そのうち普及したテレビでも化学調味料やタンパク質を摂るためのお菓子のコマーシャルがパンパン流れていました。それを素直に受け入れた結果、今のような日本人になったというわけですね。
人間というのは三六・五度の体温を持っているはずなんだけど、今の日本人には三十四、五度の低体温の人が多いんですよ。それで冷え症だ、貧血だって騒いでいる。どういう理由でそんいう理由でそんな低体温になってしまったかと言えば、それは肉をたくさん食べるからなんですよ。あとで詳しく話しますが、この世の中はすべて陰と陽からできています。そして肉というのはすごく陽性が強い食べ物で、肉食をすると体がカッカと熱くなります。そうするとその反動で、人間の体は正直だから、体を冷やす強い陰性の食べ物を求めるのです。砂糖、果物、アイスクリームといったものをね。それで陰と陽のバランスをとっているんです。陰と陽は引き合っていて、陽性が極まれば陰性がほしくなるし、陰性が極まれば陽性がほしくなって、体がシーソーをやってバランスをとっているんですよ。要するに、肉と砂糖で体が狂っているわけ。今どきの言い方で言うと、肉も砂糖も酸性食品で血液を汚してしまうでしょ。肉を食べた後にデザートで甘いものを食べるなんて、悪循環で最悪ですよ。血液が酸化して、血のめぐりが悪くなつて、体を冷やす病気へ偏ってしまうわけね。肉と砂糖は陽性と陰性でバランスがとれていたって、体のバランスは完全に崩れてしまうのよ。今、私の料理教室に来る人で体の具合が悪いと言ってくる人のほとんどは冷え症よ。手も足も触ると冷たい。でもこれ、ただ手や足だけが冷たいんじゃなくて、全身の血液が冷たくなつている。血液って上から下まで私たちの体をめぐつているでしょう。肉から離れられない人、甘いものから離れられない人は多いと思うけれど、早くその食生活を改めなかったら、死ぬまで痛気と縁をもって苦しむことになります。

すべての婦人病の原因だった「冷え症」○○○○○○

 身体を冷やすことが身体に良くないことは常識です。にもかかわらず、毎年夏になると会社や電車など、クーラーでこれでもかというばかり冷やしています。通勤の車内で寒さにふるえ、会社に入れば屋外とのひどい温度差があなたを包みます。クーラーの冷風が直接当たるので、真夏でもカーディガンやひざ当てが離せない−そんな悩みを多くの女性がかかえています。冬の寒さなら、身体のほうも「冬」ということで準備ができていますが、夏の場合は身体が暑さに対して準備するので、クーラーの寒さはこたえます。しかも、この寒さがあなたの身体のバランスをくずし、知らず知らず冷えやすい身体−冷え症への第一歩を歩ませてしまうのです。冷え症は、確かに身体が「冷え」ます。ゾクッとする寒気に襲われることもあります。でも、その冷たさ、寒さに我慢できないほどではない、そのうちよくなる……などと、靴下をはいたり、下着を重ねたりしてガードしている人が多いようです。そして、日常生活では「冷え」を忘れてしまいがちです。このように、「冷え症は単に身体が冷たくなる症状だけ」と思っているとしたら、とんでもない間違いといわねばなりません。冷え症こそ、女性の身体のさまざまな不調を引き起こす根本原因のひとつだからです。 女性の8割に起こつているだろうと考えられる生理の悩みも、冷え症を緩和させるだけで、その症状がウソのようになくなっていく事実をどう考えるでしょうか。若い女性に増えつつある、いわゆる不定愁訴(原因がわからない身体のさまざまな痛み、重苦しさなど)も、冷え症を治療するとすーつと消えていくのは、なぜでしょうか。このほか、肩こり、腰痛、目の疲れ、倦怠感……などなどの「イヤな症状」も、冷え症を治療することによって、知らず知らずのうちに軽減されてくる事実がたくさんあります。つまり、あなたが軽く思っている「冷え症」こそ、現代の女性を悩ますたくさんのイヤな症状の元凶なのです。あなたに起こっている「イヤな症状」は、実は、冷え症が原因で引き起こされていることが多いのです。さらに、冷え症を放っておくと、体のバランスが崩れてしまい、もっと恐い病気の遠因にもなりかねません。


西洋医学に「冷え症」という病名はない! 五十嵐康彦先生著

 とにかくうっとうしい症状から逃れたい、と西洋医学の医者に頼ったとしても、西洋医学には冷え症に村する決定的な治療法がありません。それ以前に、西洋医学には「冷え症」という病名すらないのです。「えーつ!」と驚かれるかも知れません。でもこれは事実なのです。なぜかというと、西洋医学の考え方では、身体の冷えは、自律神経失調症の一つの症状というとらえ方をしているからです。つまり、冷えで悩むあなたには「自律神経失調症」という病名がつけられるのです。 自律神経というのは、内臓・血管などの機能を自動的に調節する神経系で、暑ければ汗をかいて体温を調節したりするといった、自分の意志とは関係なく身体の機能を維持するために調節する働きを持っています。この機能がうまく働かなくなるのが、自律神経失調症です。これは、自律神経系の調節異常により起こると考えられる症候群のことで、冷え症も、手足など末端の血流を調整できないため起こる自律神経失調症の一つとされているのです。そして、ホルモン剤やビタミン剤、精神安定剤や自律神経調整薬などを処方されるでしょう。でも、これらの薬を飲んだとしても、冷え症を根本から治療することにはならないのです。では、東洋医学では冷え症をどのように考えているのでしょうか。
東洋医学は、その名の通り、東洋で生まれ研究されている医学です。中国医学だけと思いがちですが、決して中国医学だけで成り立ったものではありません。古代ギリシアで生まれ中東で発達したユーナニー医学、インドで古代より研究されているアーユル・ヴューダ、ヨーガ、仏教医学などなどが複雑にからみ合って東洋医学の基礎が生まれています。つまり、アジアのさまざまな地域で行われていた療法が中国に集まり、そこで煮詰められ、何千年という治療実績、いわば、人体実験をして、危険なものは捨てられ、本当に効果あるものだけが現代に残っている−それが、アジアの英知を結集した東洋医学なのです。
 このように成立した東洋医学では、「冷え症」を「身体の血の滞った状態」ととらえます。人間の身体は、気・血・水の3つが五臓六腑をバランスよく流れているとき、はじめて「健康」といえます。どれか1つでも流れがおかしくなると「病」が起こると考えられているのです。冷え症は、血の流れがおかしくなったとき発症するわけです。身体のバランスを重視する東洋医学では、身体を直接刺激して内分泌を高め、3つの流れを正常にしようとします。その方法が、ツボ療法であり、マッサージであり、反射帯を使った刺激です。ときにはヨーガを使って刺激します。これらの刺激は、自律神経を正常にする働きのある部分に(例えば、冷え症に効果あるツボというように)集中して行います。しかもこれらの療法は、西洋医学のような化学的な薬に頼らず、自分自身の身体で、内側から治していくという副作用のない安全な方法なのです。

病気の心配より反省を先にした方がよい

「冷えとり」で完全健康人生 進藤先生著

もしあなたが病気になったら、体を心配するより心の反省を先にすべきです。「私ちっとも悪くない」「間違っていない」と思っていると進歩はありません。ヨーロッパには、「自分は奴隷だと、そう悟った人は最早奴隷ではない」という諺があります。自分が奴隷であることが気にならない人はいつまでも奴隷のままであるが、「自分は奴隷だ、これではいけない」と思った人は奴隷の境涯から抜け出す努力を始めるということなのです。自分の間違いを「どこか悪いところはないだろうか」と、それを探して直して行くところに進歩があるのですが、自分の間違いを直していくことは非常に苦痛なことなので、嫌がってしない人が多いのですね。「心がけ」が間違っていると、「冷え」を起こして内臓が悪くなります。内臓が悪くなると、本能が狂ってくるので、消化器の悪い人は食べたくなる、肝臓の悪い人は飲みたくなる、肺の悪い人はタバコを吸いたくなる、糖尿病の人は甘いものが食べたくなるといった具合に、体に悪いものが欲しくなるのです。「あなたは肺が悪いですよ。肺がんになるといけないからたばこをやめなさい」と注意しても、「それがやめられないのです」と、肺が悪いから吸いたいという悪循環になっているのです。この悪循環をどこかで断ち切らないとどんどん悪くなっていきます。体が悪くなると、体が固くなる、腰が曲がる、禿げる、白髪になるなどの老化現象が起きますし、また、体が固くなると病気になるのですね。血液のめぐりが悪くなって、血液の欲しいところに血液がいかないので、老廃物が出ていけないで滑ってしまう。すると、老廃物のために体の組織が固くなり、伸びにくく、体の動きも固く、だんだん縮んできて、さらに、筋肉や筋がもろくなってきます。そういう状態の時に運動をすると、アキレス腱を切ったり、ギックリ腰になったりするのです。白髪や禿げ、血圧が上がるなどは四〇歳やそこらでなるわけがないのです。血圧が上がるのは、血管が縮んで血液が送れないので、無理に送ろうとして血圧を上げているのですから、血圧の薬で下げても意味がありません。「冷え」をとって血液が通りやすいように血管を開いてあげればいいのです。心に冷えを作らなければ、人間は一二五歳くらいまでは生きられ、そして、寝たきりにならないでしゃんと働けて、眠るように死んでいくものなのです。ですから、早く死にたくない、悪い病気で死にたくないと心う人は、己れを反省することから初めてください。

クヨクヨ、イライラは「冷え」の5000の毒が溜る

 何度も申し上げるように心と体は表裏一体の関係にありますから、「冷えとり」をしていると、「毒が出るということば、こういうことだったのだ」と納得できるはずです。また、「病気になったのは、自分のこういう性格がいけなかったんだな」と反省をし、心の持ち方や考え方を変えていくうちに、病気も次第によくなっていきます。「冷えとり」では、たくさん靴下をはくとか、半身浴をして、食べ過ぎをしないなどを実行するわけですが、これらは、例えば剣道でいうなら、あくまで基本の型にすぎません。茶道や剣道が型以上に、それぞれの精神を大事にしているように、冷えとりも「心の持ち方」の方がより重要です。もちろん、冷えとりの型だけでもしっかり実行していれば、かなり体はよくなりますが、問題は排毒です。全身に湿疹が出たり、激しいめまいが起きたり、かなりやせてきたり、血尿が出たり……など、全て出る症状は例外なく排毒で、体にとってはよいことなのですが、この時、「大丈夫だろうか?」「死ぬんじゃないだろうか」などと心配を続けますと、かなりのストレス(心の毒) になります。最近、西洋医学でもがんや高血圧などの重い病気には、ストレスがかなり関係していることが解明されてきましたが、この心の持ち方は冷えとりをやっているいないにかかわらず、病気には大きく影響しているのです。クヨクヨしたり、イライラしたりなどの思い(心の毒)は「冷え」や「食べ過ぎ」のために潜る毒の五〇〇〇倍と言われていますから、「心配するなと言う方が無理」などと簡単に片づけられることではありません。本来なら、ある程度毒が出てしまえば症状も早い時期に消えるはずですが、心配からくる毒が多く滑ると、この毒も一緒に出ることになりますから次々に症状が現われ、結果的に病気をこじらせたり悪化させることもあるからです。「冷えとり」を続けて、体の毒を上手に出していけば、どんな病気も治りますが、それには、「排毒」を安心して受け入れる気持ちを持つことが最も大切です。そのためには、これまでの西洋医学の知識や一般に病気について言われている常識を全部捨てることです。そして、考え方、気持ちを切り換えてください。現代の医学は、「冷えとり」と正反対の考えですから、少しでもこの知識が残っていると、症状の出ている時には迷うのです。迷ってはいけないのです。 症状の出てきたことは、「冷えとり」の効果が出てきたことですから、これまでの自分の間違った心の持ち方(生活)を反省しながら、落ち着いた気持ちで行い、喜んで毒を出していると早くよくなります。

「冷え」と「食べ過ぎ」が病気の大元凶

 食養生をしている人が、町内会のみんなでおはぎを作って食べようということになり、あんを作る係になりました。白砂糖を入れてあんを練っているうちに頭が痛くなってきて、「脳梗塞で死ぬというのは、こういうことか」という感じがしたそうです。そこで「これはどうしたことなんだろう」と、「冷えとり」をやっている知人を通じて、私に聞いて欲しいと頼んでこられました。 そこで、その場面とその人の頑の中を考え、「私は、食養生をやっているから白砂糖が悪いということは分かっている。だから『私は係だから作ったけれども、このおはぎを食べない。だけど食べたらおいしいだろうな』と想像したので、頭が痛くなった。これは、白砂糖が毒だと思っただけでも、食べたことと同じ害を及ぼしたのです。砂糖に毒があるのだと警告しているのだよ」と答えました。 それを伝え聞いたその人は、「その通りのことを考えていた」と驚いたそうです。心の持ち方は体に影響するので、体は体だけと思ってはいけないのです。体が歪めば心が歪んでくるし、心が歪むと体が歪んでくるのですが、また、体がまっすぐになれば心もまっすぐに、心がまっすぐになると休もまっすぐになるのです。治しやすいのは体ですので、まず体を治すことから始めるとすると、あらゆる病気の根本となっている「冷え」を、そして「食べ過ぎ」を克服することです。「冷える」と血管が縮むので血液のめぐりが悪くなります。食べ過ぎると血が粘っこくなり、血管の壁にコレステロールが潤って壁が厚くなりますから、通り道が狭くなり、血液のめぐりが悪くなります。 血液のめぐりが悪くなると内臓の働きが悪くなります。そして内臓の働きが悪くなると、それぞれに応じた感情の歪みが出てきます。肝臓が悪くなると怒りっぽくなる一方、怒りっぽい人は肝臓が悪くなります。メソメソして悲観的にものを考えると肺が悪くなるし、肺の悪い人はメソメソして悲観的にものを考えるのです。この悪循環をどこかで断ち切らなければなりません。そこで、断ち切りやすいところで切るとなると、「冷え」と「食べ過ぎ」 になるのですね。 靴下を重ねてはいて下半身を温め、半身浴をして、冷えない食品を食べて「冷え」をとり、腹七分目、いや五分目くらいでいいのです。もう少し食べたいという程度でやめて「食べ過ぎ」ないようにして病気の根本を断ちます。 この二つを実行して、ある程度効果が出てきてから、心の問題にとり組むと、今までの例では治しやすいのです。

万病は「冷えとり」で治る 「冷えとり」を始めると内臓に溜っている毒が出ていく。

 「冷えとり」をすれば全ての病気は治ります。つまり、血行がよくなりますから細胞に栄養がいく、すると疲労物質が出ていきますから「冷え」は残らないことになります。 私の妹の話をしましょう。妹は今六十代ですが、農家の田植えの手伝いに行った時のことです。初めは腰が痛かったそうですが、終わってみたらなんともなかったそうです。妹は「冷えとり」を長年やっていますので、疲労物質がどんどん出ていったので、疲れが残らなかったのです。 内臓の中に毒が滑っている時に、靴下をはいたり、半身浴をしたり、「頭寒足熱」にして「冷えとり」を始めますと、一時的にアトピー性皮膚炎の人は、ただれが全身に拡がったり、膝が痛くなったり、かえって症状がひどくなることがありますが、これは瞑眩といって、毒を出す力が強くなったためなのです。今まで出せなかった毒が盛んに出るようになったわけです。 毒をどんどん出してしまえば、毒は少なくなっていき、最終的には少なくなって、出る毒がなくなれば、健康になるというわけです。ところが、毒を出さないでいると潜る一方ですから、もういっぱいになって、ボイラーに蒸気が溜り過ぎた状態になります。爆発の前にあふれ出てきたのが病気で、爆発したのが死ですね。 ということは、病気という形で分かる前にすでに病毒は体内にあるのです。医者が病気と診断した時は末期のがんで手遅れということになりかねないのです。この手遅れの状態であっても、あきらめることなく、「冷えとり」を始め、毒をどんどん出し、毒を出し切れば健康はとり戻せます。ところが、手術や薬に頼ると、毒の出るのを抑えてしまうので、逆にますます毒を溜めこむことになり、ついに爆発して死を迎えることになりますから、早めに「冷えとり」をして、真の健康を得たいものです。

冷え性とはブドウ糖の細胞での不燃現象

甘いお菓子、チョコレート、ケーキ…やめられますか?

冷え性とは、体の一部が冷たくなったり、寒々とした感じをおぼえる症状である。とくに冷えを感じる部位は手足の先、肩、腰周り、そして足である。いったん冷え性になると、いくら暖房のきいた部屋で厚着をしても、なかなか温まらない。反対に、クーラーのきいた部屋では、冷気に強く感化されて、いっそう体の冷えを感じる。なぜこのような現象がおこるのだろうか? 口からとり入れられた食物(炭水化物)は消化の過程で最終的にブドウ糖に分解される。それが全身の各細胞に供給されて細胞内のミトコンドリアによって活動エネルギーを産出し、それが体温として感知されるが、その回路に何らかの障害が発生すると、温もりが感じられなくなる。 つまり、冷え性とは、「ブドウ糖が細胞にまわって十分に燃焼していない現象」ということができる。本来、子供の正常体温は三六・五℃くらいあるはずなのに、現在の子供たちは三五℃くらいしかないという。いかに食生活が陰性側に乱れているかの証拠といえるが、こんな低温では心拍をまして燃焼力をます運動をする気にもなれないだろう。運動もしないから、血液循環はますます悪くなり、部屋に閉じこもりがちになる。そのため、よけい外気の刺激に弱ぐなるという悪循環をひきおこす。

 ◇冷えは、胃腸の強化にポイント

 冷えのまず第一の原因は、胃腸の脆弱さにある。胃弱、胃潰瘍、胃ケイレンなど、胃に疾患のある人や、大腸性過敏症など下痢症状のもち主は、食物の栄養成分を十分にとりこめないわけだから、一番の冷え体質者である。 この胃腸が連続的に傷害されると、今度は甲状腺の機能低下をもたらす。甲状腺は物質代謝を盛んにして、体温を高める働きをしている内分秘腺である。内分泌とは月経、妊娠、出産、月経停止など女性の血の道をつかさどるホルモン分泌に関係しており、その機能が低下すると月経不順や更年期障害がひどくあらわれやすい。なかには、エネルギー摂取の不足分を見こんで過食する人を見かけるが、過食は胃の負担と腸の負担をまして、機能障害をいっそう助長させやすい。消化機能の衰退は、貧血を招くだけでなく、神経系の働きもますます弱めてしまい、血管の収縮や拡張をつかさどる自律神経の失調も招く。すると、体内の血液分布に狂いが生じ、上半身には血液がうっ血してのぼせや動惇がおこり、一方、下半身には血液不足が生じて冷えがおこるというアンバランスが生じる。

 ◇女性の冷えには、塩分不足が共通している

 このような胃腸障害をおこし、寒さに対する対抗力を著しく弱めてしまう最大の原因は、精白食品、とくに白砂糖で、甘いお菓子やチョコレート、ケーキなどは厳禁である。また果物やコーヒー、紅茶などの水分も控えねばならない。「美容と健康のためによい」といわれるビタミンCの多い果物は、とりすぎるとビタミンC効果よりも、かえって体を冷やす害作用のほうが強くなる。また、生野菜食も慎まなければならない。冬でもハウス栽培のトマトやキュウリをとっている人がいるが、ビタミンもミネラルも減少しているこれらをせっせと食べても身にはならず、「青びょうたん」になるだけである。 なお、これは私のクリニックでの血液検査からはっきりわかったことだが、冷えを訴える女性に共通している現象に、ナトリウム不足が挙げられる。つまり、脱塩状態に陥っているのである。ナトリウムは血液濃度を高め細胞をひきしめる働きがあるが、ナトリウムが不足すると、決まって婦人科疾患の生理不順、子宮前後屈、冷え性、リウマチなどをひきおこす。同じ白いものであっても、甘い白砂糖はやめて、ニガリの利いた自然塩に切り替えられるかどうかが、大きな分かれ道になる。

 ◇冷え性解消のためには、内外両面作戦が必要

 ところで、冷え性の人はとかく冬場には「寒い、寒い」とネコのようにコタツにばかりはいって外に出たがらないものだが、皮膚をきたえることは内臓の強化にも直結し、非常に大事なことである。腔腸動物としての腸(内腔)はもともと外側にあった皮膚面が内側にへこんでできたもので、内外一対なのである。したがって、冷え性の解消のためには内と外からきたえるという両面作戦が必要になってくる。 大股歩きや軽いジョギングで汗をかくほどの運動をすると、心臓の拍動が強まり、血液が全身に循環して、休も温まる。また、入浴時に温冷浴や乾布摩擦をおこなうと効果はいっそうます。冷水を浴びることなど、はじめはとてもできそうにないと思われるが、ぬるま湯から徐々に冷水にして体に慣れさせていくと、いつのまにか冷たさを感じなくなる。 そのうち自分でも思わぬほど冷たい水に触れることができるようになり、最後は温冷浴がとても気持ちよく感じられる。また、湯上がり後に乾布摩擦をおこなうと、寒風が吹いていても外で散歩がしたくなるほどである。内向きになる気持ちを少しでも「外へ、外へ」と積極的に開いていく心構えが大切である。

 さらば自律神経失調症候群

 健康法とは自律神経を正常健全にキープすることに尽きます。キーワードは自律神経です。
自律神経は生命を維持するための自動装置として、脳を司令塔にして知覚神経(大脳皮質)と連携して、
体の表面から臓器の中まで全身くまなく立体的に張り巡らされた、肉体と精神を結ぶシステムネットワークです。
全身のホルモン分泌〜新陳代謝にもかかわっています。
交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)がクロスオーバーして、
免疫系、内分泌系、運動神経にも密接に関連しながら、人体は一生の間、昼と夜、疲労と休養、空腹と満腹、
目覚めと眠り、体調の絶え間無き揺らぎ、四季、環境のはぎまで、寝込むほどの病気になっても、
ケガをしても薬などに頼らなくても心身を自動的に素早く適応させて
体の内外の調子を整え回復する無意識自然治癒機能をもったシステムです。
心身は一つの有機体で一つのものの両面、もともとタフに作られているものです。
船が復原力の限度内であればどちらへ傾いてもすぐ回復するのと同じで、
人の健康のプレも復原力の範囲内であれば自動的に回復するようにできています。
復原力が弱いとちょっとした刺激でも過剰反応を起こして激しく症状が現れます。
震度七でもびくともしない建物もあれば、震度四でも倒れる建物もあるようなものです。
心のもちかたひとつで体も運と一体になって良くも悪くもなります。
病気もなめてかかれば早く治るものです。
過労だけは自分で呼び込みますからやって来ますが、それ以外の病気の入り込む余地がなく、
入って来ても居心地が悪いらしくすぐ出ていきます。
一億総半病人・半健康人・薬漬時代。
成人病(生活習慣病)、気管支ゼンソク、花粉症、アトピー、食物や薬物アレルギーなどは
すべて自律神経失調症でしょう。一人で複数の症状が出ている人もいます。
一つが良くなれば別の症状がでる人もいます。まるでモグラたたきです。病人は増えつづけています。
自律神経失調は万病の元、「万病」とは自律神経失調症のドブに咲いたあだ花と言えるでしょう。
カンが鈍って宇宙の気を感じられなくなっているのです。
 現代人は、智恵も感性も判断力もセッケン・シャンプーによって曇らされています。
生きる本能は牛馬犬猫にも劣っています。
石鹸、シャンプーでダウンした自律神経を正常にするには、
薬やトレーニングよりも塩浴で回復方向へ向かいます。
驚異的なエレクトロニクスの発達を取り込んだハイテク検査診断機器類と
技術が発達してデータは信頼度が増していますが、一方では、自覚症状は結構きついのに、
脳CT、心電図、レントゲン、胃カメラ、血液検査などあらゆる検査機器で
『病気』を探しても説明が付かない、データに出ない病気、原因が分からない、
病名がつく以前の不調、病気でない病気、見えない病気、心の安らぎを失ったやまい、
全身倦怠感、不定愁訴、鬱病、自閉症、肩凝り、腰痛、便秘、下痢、目の疲れ、不眠、老人の若年化、
慢性病、心身症、うつ病、ノイローゼ、プッツン、めまい、どうき、頭重感、偏頭痛、胃かいよう、
食欲不振、ゼンソク、糖尿病、リューマチ、肥満、ガン、アトピー、高血圧、抜け毛、禿げ、
その他、非伝染性の病気などで二重三重に苦しんでいます。
病名はついても治療方法を見つけ得ないのでストレスが原因と言われ始めました。
医学はしばしば『00症候群』と言う病名をつけます。
症候群と一まとめにされるということは、原因が分からない、すぐ治せない、確たる治療方法がない、
病院をハシゴしてもよくならないということです。
対症療法の悪循環に陥り、症状を押さえる緊急手段として次々と新薬が出てくるけれど、
薬害、副作用がひどくなる一方で、キノホルム、サリドマイド、抗がん剤など医原病、
薬害病・医療人災ばかりです。「ガンは治った、患者は死んだ」が多発しています。
治療に無力であることは医学に大きな欠陥があるということでしょう。
塩浴は自律神経失調症候群の大部分は取り除いてくれます、半病人が減るでしょう。
美しい肌になりたいと塩浴するダイエットも美肌も二次的な効果ですが、まず皮膚の呼吸機能が正常になります。
レンズの曇りがとれていればきれいな写真が撮れますよということです。
人間も生きる本能がしっかりしていなければ頭脳の働きは正常になりません。
自律神経を変調させるとストレスが溜まるのか、ストレスが溜まるから自律神経が狂うのか、
自律神経があなたの地獄・極楽を決めます。
 犬が本能の通りに喜んで雪の中を走り回り、猫がコタツで丸くなるように、
自律神経=本能が正常・好調であれば、体が社会的、生理的環境に自動的に
真の心地よさ″を求めて本能の赴くままに最適の行動をするようになるので、
ストレスの溜まりようがなく、ホルモンの分泌、内臓機能、快眠、快食、快便のリズムが保たれ、
潜在意識を含めた感情は安定し、感染症などの徴菌に対する抗体、免疫力が十分備わり、
強い刺激にもへこたれない抵抗力と返しさ、復原力、自然治癒力、生命力を強くし、
ひとりでに薬(毒)に頼らなくなり、慢性の万病を快方に向かわせます、体の霊症までとってしまいます。
充実感が湧き、持てる能力をフルに発揮できる活力あふれる人間へ変身します。
『病』の入り込む隙がなくなります。体に悪いものは好まなくなり食べなくなり、
酒も適度になり、タバコもひとりでにやまり、肌や髪が美しくなっています。
 昔、健康保険などのない時代には、医者にかかるのは、
家庭で一通りの手当をしてもなお手におえないときにかかりました。
今は、厚生省が旗振りをして「素人の治療は危険」と脅かし、真っ先に医者の門をたたくことを奨励したので、
経験則に基づく安全で安上がりな民間伝承療法を片隅に追いやり、それが医原病をはびこらせ、
病院は老人サロンとなりました。
西洋医学でどうにもならなくなったときにまた東洋医学・漢方・民間療法に頼る時代になりました。
近代農業が行き詰まって「米は多く取れた、土は死んだ」が問題になり有機栽培、
自然農法へのうねりが高くなって来ました、西洋医学の行き詰まりが、
東洋医学、民間伝統療法への回帰と軌を一にしています。
 西洋医学は天動説です、昨日までの定説が新しい発見で今日は覆る、昨日までの本当が今日はウソ。
ガンについてだけでも突然変異説⇒化学物質説⇒ウイルス説⇒遺伝子説と変化しているぐらいです。
行き詰まり綻びが目立ち始めています。
所詮天動説は天動説、一日に太陽が東かから出て西に沈むぐらいのことはまことしやかに説明出来ても
一カ月一年の天体運行の説明は出来ません必ず 綻び、間違いが出ます。
 豊かな日本、世界一の長寿国と言いながら医者にかかる人が激増し、
名医も薮医者も同じ賃金で質を無視した出来高払い、患者を薬漬けにしない良心的な医者が貧乏して、
乱診医療で薬漬けにする医者が儲かる仕組み。
実りなき医療の費用は出来高払い垂れ流しですから膨張の一途で、アトピーを治せなくても、
HIVのように死亡させても結果に関係なく費用はちゃんと請求するのです。
現場の無駄は他にもまだ沢山あるのではないでしょうか。
出来高払の医療費を聖域にしてはいけないでしょう。
その上に岡光〜小山のような国民を食いものにする輩も居る始末ですから国民医療費は二七兆円を突破し、
今後も毎年一兆円づつ増えると予測されています。一般会計の三〇%程にもなります。
健康保険の破産は見えています。
塩浴で国民が健康を維持すれば国も自治体も医療保険負担と
下水道負担(建設、維持)が軽減出来ます。消防車を増やすよりも火事を出さないほうが優先します。
旧国鉄も二五兆円で行き詰まり、分割大手術で生き返りつつあります。
厚生省・内科医学は「神様である塩」を無視・敵視しだしてから特に不毛になっているのはご覧のとおりです。
科学に頼り過ぎて歪みを生じた近代社会の原点復帰は自然塩を見直すことから始まりましょう。
資生堂とマサチューセッツ総合痕院とハーバード医科大学とが設立した皮膚科学研究所が一九九三年に
「感情や思考を司る脳神経と、生きる力を担う免疫系が皮膚との間につながりがあることを科学的に証明した」
 (サンケイ新聞一九九六年二月二二日木)と報じています。
 西洋医学では『気』を認めないのに、説明のつかない・つけ得ないときの逃げ口上には
「気のせいでしょう、あまり気にしないように」と言います。
気にするなと言われても気になるのがこのやまい″ですから解決になりません。
「病は気から」の′『気』は「ストレス」のことと言ってよいでしょう。
ほとんどの人はストレス地獄になっているのに何となくこんなものと思い込んでいます。
感情、感覚、感性が狂い、勘がにぶり、判断力も曇らされ、意志薄弱、
マイナス・縮み思考、取り越し苦労、落ち込み、暗い、老け込む。
イライラ、もやもや、自己嫌悪、孤独、不安、恐れ、悩み、登校拒否、いじめ・いじめられ
つまらぬことで意地を張って人と衝突する、すべてを人のせいにして恨む、
欲に目が眩む、などが日常になります。
情緒も機微もない無機質な人間になってしまい、嫌われて当然です。社会的に孤立する悪循環です。
幸運は寄りつけません。
ストレス学説を最初に唱えたカナダのセリエ博士は
『ストレスを克服するには東洋的な感謝の気持ちが大切』と言っておられます。
皮膚呼吸をスムースにすることで独りでに感謝の気持ちがわきでて来ます。
人間の生命力は自立神経を流れる気の量と質とレベルに依り、
気の流れがスムーズになれば潜在意識を含めた感情は安定します。
塩浴で『気』はスムーズに流れるようになります。
 医学界には「ストレスはガンの元凶」「ガンが発病するのは免疫力の低下にょる」
「リラックスすればたいていの病気は治ってしまう」という説があります。
ストレスは、自然環境の汚染破壊、劣悪な居住や対人環境など肉体的にも精神的にも複雑さがエスカレートして、
人がバランスを失って生じる肉体と精神を結ぶ自律神経のトラブルです。
石鹸・シャンプーが、皮膚シール⇒自律神失調・ストレス⇒内臓不調・免疫力低下⇒発癌?とすれば、
近い将来発癌物質と言われだすかも知れません。しかし、いかなる健康法も疲れには勝てません、
自律神経の反応速度がにぶります。
いくら塩浴が良いといっても塩浴でカバーできる以上のストレスがかかれば失調になるでしょう。

 自然塩浴は幸運を招く

自然塩浴は自動的招運・開運法、悪魔祓いでもあります。健全な肉体に健全な精神が宿る。
皮膚呼吸で宇宙の精気が入り霊性が高まります。
自律神経機能が快調、皮膚の快感が幸運の女神を呼び止め、頼まなくても『幸運』の方が押しかけて来ます。
幸せになりたければ、運を良くしたければ石鹸・シャンプー浴から塩浴に替えることです。
心地よい発汗が理性の脳、感情の脳、運動神経の脳を活性化し生、性、晴、聖の快感になります。
泰らぎは静、ときめきは動、心と全身の解放活性化です。
石鹸、シャンプーを塗っている限り幸運の女神は素通りなさいます。
運を近づけない人は暗い人であり人生でも明るいところを蟹」うとしないものです。
他人のアドバイス、良い話へ背を向けて、悪いほうへ悪いほうへと自滅・自損の途を選びます。
困難な途を選ぶのと損な途を選ぶのとは違います。
一九九六年は春山茂雄先生の『脳内革命』がベストセラーを続けております。
内容は東洋医学では昔から良く知られていることですが「脳内ホルモン」を
テーマにして素人にも分かりやすく西洋医がお書きになったので新鮮に受け止められたのでしょう、
大変な功績です。
「西洋医学が偏っていて、いかに人間のハートを無視し、即物的にしか考えないか、
そのために行き詰まってしまった人を救う学問・技術としてスタンスがずれていたかを知らさせ」てくれます。
本の中では『楽天的・プラスイメージを頭で言い聞かせながら瞑想すれば
脳内モルヒネが出て来て成功人生になることを説いていますが、
瞑想のためにはそれなりの環境と時間が必要です。
セツケン・シャンプーを使っていては効果が出にくいでしょう。
「ストレスはポジティブシンキングで考えを前向きにすれば解消される」と言われても、
『思う人には思われず、思わぬ人に思われて』とか、『商売の不振』のときなどは難しいでしょう。
宗教の力を借りてでもそうなりたいと思っても簡単に出来るものではありません。
修行が足りないと決めつけられるのが落ちでは救われません。
塩浴を励行していれば、特別に瞑想のための時間をとらなくても、意識して自分に言い聞かせ続けなくても、
日常の生活の範囲内で皮膚の爽快感が自動的に脳内モルヒネを呼び出し、
プラスイメージになって行動しています。
自分に言い聞かせなくてもそんなことは無意識に超越してしまい潜在意識か無意識界へ自動的に行っています。
同時進行で肌までも美しくなります、『脳内革命』など脳活性化の本が書店に山のように積まれておりますが、
皮膚呼吸を無視しては効果が上がりません。
家族全員が塩浴をすれば全員がプラス発想を超越しますから家の中の気の流れが格段にスムースになります。
瞑想で得られるものと塩浴で得られる爽快感は同じ線上にあるように思います。
皮膚に張りがあることは心にも張りがあることです。
快感が脳に直行して脳が冴えます。
気持ち良い、心地よいことがガンにならない免疫力、自然治癒力を高めることになります。
『笑う門には福来る』は単にげらげら笑うことだけではありません。
明るくふるまわなければ″などと頭で言い聞かせなくても、顔に陰りや険がなくなり、
性格がおのずから良い方へ変わります。誰でも嬉しくて心の窓が開き、ひとりでに微笑みがこみ上げて来ます。
ほのぼのとした暖かさ、気品が立ちのぼり、おおらかなゆとりのある自信の表情が湧いてきます。
明るい毒舌″は人を助ける益舌″になります。生き生きハツラツ晴れ晴れとして前向きで明るくなります。
素直な心、感謝の気持ちが生まれ、見えない世界が感じられるようになります。
日本人が忘れかけている「美しい心」を取り戻すでしょう。
右顧左晒せず、こうあるべき、こうあるべしと言う堅苦しい考えが消え、やる気が起き、
時間もソロバンも忘れさせ熱中し夢中になれるから願望が実現する確率が格段に高くなる、成功する。
つらい勉強や仕事でもいつの間にかその中に楽しいことを見つけ、充実感が湧きだす。
脳にとっては好きなことをしていることが休息であり、脳はどんどん元気になる、疲れない。
今が最高、毎日が素敵が続く。継続は力、自分のレベルが上がっているのが自覚出来ないうちに、
何故か思うままの良い結果が起きている。
あなたも、付き合うなら人相の良い気持ちの良い人と付き合いたいでしょう、
人相が良くなると人に好かれ、人から声がかかって来て、
質の良い交際範囲が自動的・幾何級数的・持続的に広がり、
幸運の女神をそれぞれに紹介して下さり連れて来てくれますから、女神の大応援団が出来ます、
ツキが巡って来ます。同期会その他の会合でも、
「あの人が居るだけで座が楽しい、雰囲気が明るい、あの人にはぜひ来てもらいたい、
あの人が来るなら自分も何とか都合つけて行きたい」と云われるようになります。
天(神・仏・人・円)は明るい人に寄って来ます。良塩⇒良縁⇒良圓です。

 塩浴で野性の感覚を取り戻す

塩浴は、失われかけている本能・野生の感覚を呼び戻し、
感情を豊かにしてくれておのずから自然への感謝の気持ちが生じる唯一の手段です。
「心豊かなこと」が健康であることの真の証拠です。
人間の体はうまく出来ていて、体に良いもの悪いものを、外観(色、姿)、硬軟、匂い、味、誓わり、
舌ざわり、冷温、音など五感を総動員して危険をさけて人口はここまで増え続けてきましたが、
現代人は「動物園で生かされている野性の動物」です、
山野を走り回るときに身の危険を予知する護身本能=野性の感覚=脳幹の機能を鈍退化させ、
大自然の本来の姿を見る叡智直感力を曇らせてしまいました。
知恵がついて文明を発達させ、体を代理させる道具を作り、風雨を凌ぐ家の中に住み、
寒いときは暖房をきかせ暖かい衣類をまとい、暑い季節には冷房をきかせて、
部屋を年中快適な温度に保って、自然の刺激を自分で除いてしまって、
体の風雨日光寒暖に対応する機能を荒させ、自然環境を汚染・破壊、
対人関係の複雑さで生理的、精神的にストレスが溜まっているところへ、
食品加工技術の誤れる発達や、石鹸、シャンプーなどのスキンケヤー・ヘヤーケヤーグッズ(化学薬品)の
大量消費によって皮膚機能を低下させ、風邪などビールスの侵入に対する抵抗力を失ってしまい、
自律神経を苦しめ狂わせて反応速度を著しく低下させているのが万病の原因と云えましょう。
 皮膚が感じたさわやかさ”が脳幹へ直行して内臓にほで張り巡らされている自律神経が活性化され、
全身のホルモンの分泌までも正常に作動して『気』の流れがスムースになり臓器が活性化され自然体になります。
肉体が生きるために最適な行動をさせようとします。
自然治癒力がおう盛になって心身共に健康をもたらしてくれます。
慢性病の予防、回復、『病』の入り込むすきがなくなります。
 体調とは脳幹の状態です。
脳幹は脳の土台、動物が生きて行くための生命維持に必要な一番基礎的な自健神経がすべて集まっているところ、
先天的生命維持機能の管制塔です。魂の宿る最も神聖・完全なる脳です。
大地の生命力とつながっている原始感覚=「空腹、渇き、呼吸、心臓機能、消化吸収、排泄、休息、
休眠、体温、血圧、血糖値など」を一定に保ち、ホルモンの分泌・快・不快・生殖・気力・
危機回避行動などの反射的な働きを統合するところです。
動物は自然のリズムで生きています。脳幹の命ずるままに一糸乱れず体が動いて生きており、
拒食症も過食症もありません。
猫や犬は怪我や病気になったときは、好物の餌を与えても絶対に食べません、
体調がよくなってきたら、のこのこ出てきて食べだします。
目の前に好物があっても食べ過ぎるということもありません。
脳幹を活性化することは、精神、情緒、肉体を活性化させます。生命力を根源から呼び覚まします。
生命の危機を乗り切る護身本能、
自然との調和=生理的本能=生命力、体力、体調、冷静さ、度胸、勇気、決断力、行動力、五感、六感。
豊かな脳力、能力、叡智直感力、閃き、アイデア、創造力、向上心、人間の器量を作り、
品格、人間的魅力、優秀な才能となって花開きます。
子供は、健康で自主性があり、聞き分けのよい心身共にしっかりした、よく勉強する子に育ちます。
英知直感力・霊感(気)は健全な脳(+)と胃腸(ー)の一対に宿ります。
気力は見えない世界からエネルギーをもらわないと自分だけでは出ません。
事業経営は、閃き、創造力が勝負です。
チャンスを掴む、逃がさない直感力は正常な皮膚生理が基礎にあります。
成功する人は脳幹が強い人です。
仕事が遊び、遊びが仕事になっているので疲れません、体は疲れても精神爽やか、ストレスが溜まりません。
脳幹が弱いと、肥大した前頭葉は却って暴走します。
前頭葉だけを発達させると鬼になります、勉強ばかりしていた子供の親殺しなどがときどき起きています。
子供の頃の、手に負えないイタズラは脳幹を.鍛えているのです。
イタズラツ子は、大人になって事業家として成功する人が多いのです。
子供のころにおとなしくて勉強の良くできた子でも、
脳幹を鍛えないと大きくなるにつれて普通の人になってしまいます。
「一〇で神童、一五で才子、二〇過ぎればただの人」になります。
人格・魅力は学歴・学問の有る無しは関係ありません。
 自然塩を口に含んでやる気を起こし、自然塩で体を洗って感性を活性化して
心身の返しさ (健)と安らぎ (康)を定着させましょう。

 皮膚

皮膚は一枚で幾つもの機能をやってしまいますが双方向性はありません。
皮膚は二重構造になっていて、外部の環境に直面する表皮・角質層の上に皮脂膜があり、
内側の真皮では原始感覚の神経系と自律神経系が共同して、生きるリズムを自動的に保つように出来ています。
皮膚は日常の生活をしていれば何もしなくても自分で回復する機能が生まれつき備わっております。
臓器は皮膚を入れて六臓六腑と言えます。
 表皮は厚さ0.1〜0.2ミリで角質層と汗腺と皮脂腺の出口があり、
その下の真皮は厚さ1〜2ミリでコラーゲンと言う二種類のタンパク質繊維が皮膚の張りと弾力を保っており、
ここに毛根を包む毛嚢、汗腺、皮脂腺が分布し、その下に脂肪分があります。

 T.体の外と内を隔て、内臓を守る膜

皮膚は外部から異物が入ることを防ぐために、皮膚が酸化しないように酸性の皮脂で覆われています。
内からは不要なもの、汗、老廃物など出すべきものを出しますが、体内からの水分喪失を防ぎます。
必要なものは出さないように出来ています。角質層は外からの刺激に対する最前線の防衛陣地です。
人体は口以外はすべて異物を入れないように出来ているのです。
生きた細胞と死んだ細胞とでは作用が違います。
塩は口から食べて体内へ入ってからは細胞の生理的浸透圧に関係しますが、
生きている皮膚には、ナメクジのような外からの浸透圧とは無縁です。
外から塗った塩のミネラル=二ガリは入りません、入れさせません。
皮膚に触れたものが何でもかんでも体に入って来たら人体生理・内臓は狂ってしまいます。
もし皮膚から入るなら、塩水を塗れば口から塩を食べる必要がなくなります。
痛い食塩注射もしなくてすみます。
海水浴に行ったり、海で遭難漂流したりしたら人は生きたまま漬物になってしまいます、
塩のとり過ぎになって喉が渇きませんか?。一九九六年六月一八日〜八月一日まで四六日間、
沖縄から千葉県沖まで1900キロを漂流して無事救助された沖縄の漁師・宮里安三(六七才)さんは
塩と太陽で 干物になっていたはずでしょう。肥満児を粗塩の中に生き埋めにしても痩せません、
漬物にもミイラにもなりません。真水のプールで泳いでも喉の渇き は治まりません。
生きて泳いでいる魚には浸透しません、魚肉には塩分がありません、
だから、醤油(塩分)をつけなければ食べられたものではありません。
口から食べた塩だけが体内の細胞の生理的浸透圧(ナトリウム・カリウムポンプ)に関わるのであって
外から塗った塩は外傷のとき以外は関係ない、関係させないのが皮膚のガード機能です。
外からの酸素は入れても、塩分もミネラルも、水や細菌や異物(化粧品など)も入れません。
化粧品が効かない理由です。

U.体調(内臓と心)の鏡

 顔や肌は心身の好不調を映し出す鏡・信号機です。東洋医学では真っ先に顔 ・肌の色を診ます。
健康な人は肌に艶があります。牛・馬も同じです。
姿を 写す鏡は表面だけを磨けばよいけれど、皮膚は内臓が健康でなければ輝きません
また、皮膚を正しい機能にしないと内臓が良くなりません。
肝臓の故障で顔にシミが出来ることがあります。皮膚の老化は内面から防ぐ以外にありません。
大相撲の解説者が力士の肌色を見て
「この力士は肌に艶があるから稽古が十分出来ていて、気力も体調も良く、今場所は活躍しますよ」など
と云っています。

V.体の表面を覆う感覚器官「薄膜の脳」

皮膚は目・鼻・耳・舌・歯などとともに外界からの、痺み、痛み、触覚、圧覚、温冷覚の最も原始的、
鋭敏な感知感覚器官です。
脳に次いで重要な器官、体の表面を撃つ「薄膜の脳」、情報が真っ先に出入りするところです。

W.酸素呼吸機能(第二の肺)

人類は直立歩行して尻尾を無くし、大脳が発達巨大化して体全体の酸素の消費量の二〇%もの大量の酸素を
消費すると言われるようになり、肺呼吸だけでは酸素が間に合わなくなり、全身の体毛を頭へ集めて、
皮膚までも呼吸器官にしてしまって、真皮へ供給→皮膚感覚シャープ→間脳→大脳へ快感が伝わだしたので、
大脳がさらに発達して毛モノからヒトへ進化出来ました。
酸素を吸うために皮膚があると言えます。日本で忘れられているのは皮膚呼吸です。
人は肺で呼吸しますが皮膚でも呼吸します、肺と並ぶ呼吸器官です。
皮膚は外にある不随意神経系のもう一つの肺です。車の両輪のようにバランスが取れて、
人体生理は正常に機能するようにできています。これが皮膚の第一位の機能でしょう。
野口英世「万病は酸欠より生ず」。
貝原益軒「呼吸は人の生気なり、呼吸なければ死す」は皮膚呼吸にも当てはまります。
人体は皮膚呼吸で 「元気・霊気」を取り込むように仕組まれています。
 石鹸・シャンプーを使う人は皮膚呼吸の酸欠状態を起こしていますから元気・霊気が入って来ません。
森林浴が心身に良いと言っても完全な皮膚機能があってこそです。
インドやチベットの医学、健康法、不老不死法はすべて随意・不随意神経の二重機能による『肺呼吸法』を
重視しています。
肺呼吸を意識的にコントロールすることで、普段は自律(不随意)神経で自動的に
働いている内臓、脈拍、体液、知覚神経などを直接変化させて不老不死を求めます。
この時代には、皮膚呼吸を阻害するセッケンもシャンプーも無かったから
肺呼吸法だけを工夫すれば皮膚呼吸を考えなくても良かったのでしょう。
皮膚呼吸は表皮のすぐ下にある繊維組織である真皮層で行われ、
酸素を供給することが真皮の活性化であり径路の停滞を防ぎます。
真皮に服り巡らされている自律神経は皮膚呼吸で酸素が届けばしっかり働いてくれます。
粘膜筋板へ行って細胞のミトコンドリアに酸素を供給してプドー糖を完全分解して
真皮内細胞の活動が十分に行われて感覚が鋭敏になります。
皮膚の爽快感(心地よさ)は皮膚の酸素呼吸量に比例します。
皮膚機能が低ドして酸素呼吸が不足すれば、肺で酸素を貰った血液は皮膚呼吸の酸素不足をカバーするために
守備範囲を広げざるをえなくなり、脳〜五臓六腑への酸素が不足し機能が低下するでしょう、
酸素が嫌いな癌は大喜びです。ボケやガンの始まりです。
 戦後にナイロンシャツが売り出されしわにならない〃とエリートビジネスマンが飛びつきましたが、
通気性が悪く、息苦しくてすぐ廃れました。
 仙人が霞を食べると言うのは、口をもぐもぐさせて 「見えない食べ物」酸素を唾液に混ぜているのです。
食物を良く唆むことは唾液に酸素を混ぜていることでもあります。
山登りなどで爽やかな風に吹かれて爽快感があるのは皮膚温度が下がり
「皮膚呼吸がうまく行っているよ」と言う脳へのシグナルです。
酸素は鼻から吸うだけでもいい気持ちになることは分かっているから酸素バーまであるぐらいです。

X.最大の外なる臓器・外臓

皮膚が健康であれば内臓にかかる負担が軽くなり、皮膚生理を痛めるつけると内臓に異常が起きます。
「不快指数」は皮膚感覚です。外界からの快・不快な感じは皮膚が一番先に感じます。
爽快感も不快感もすべてを絶え間無く脳ヘシグナルを送ります。
皮膚が爽快であれば心はうきうき明るく弾み積極性も出ます。性格が善い方へ変わります。
心穏やか、優しい、博愛、平和な心がおのずから生じます。
「心の安らぎを失った」いじめ、暴力、無気力、閉症、鬱病、不定愁訴、自律神経失調症などとは縁が切れます。

Y.体温調節機能

体温の八〇%は皮膚から出るそうです。皮膚は真皮の開閉装置が敏感に反応して体温を調節します。
風邪も引かないように出来ています。
寒いときには、体熱の発散を防ぐように毛穴・真皮を縮ませ鳥肌になって炭酸ガスの出を抑え、
保温器になり、皮膚温度の下がり過ぎを防ぎます。
暑いときは、ラジエーターになって、毛穴が開いて汗を出して気化潜熱によって体温の上がり過ぎを抑えます。
汗腺は、暑いときは汗を出して皮膚を灌漑する自動スプリンクラーです。
体温調整機能が正常であれば体表の温度変化への追従の時差許容範囲内に収まり風邪も引きません。
寒い屋外で子供が遊ぶときは、大人の感覚では、風邪を引いたらいけないからと厚着をさせますが、
走り回って汗をかいたら、汗が冷えて体温を奪い風邪を引きます、手袋と靴下で手足を暖かくしてやっても、
着るものは薄着をさせて、汗をかいたら早く帰らせるようにしないといけません。
 樹木のない都市、冷暖房の利いた部屋は空気が乾燥していますから、皮膚の角質の回転周期の足並みが揃わず、
角質が層状でなく島状に不均等に剥がれ落ち、残った角質部分は石鹸水を含んで膨化し、
その部分が気化熱で冷やされて自律神経を苛立たせ、
自分の皮脂で暑さ寒さから身を守る皮膚の温度センサーが寒暖の変化に順応・追従する感度が鈍り、
真皮の開閉速度が、切れかけの蛍光灯のように時間差が出て、筋肉の急速な反射・収縮・弛緩能力が
不揃いになって遅れ、その時間差に付け込まれて寒さ冷たさに弱く、風邪を引き易くなります。
自律神経は防御システム、スポーツの守備陣形と同じです。
敵の攻撃に対して素早く反応しないと突被されて点を取られます。
自律神経機能が低下して脳へ伝わる不快感は、石鹸分が無くなるまで残ります。

Z.外への一方通行で渡過・分泌・潅漑・排泄機能

 人体最大の体内から体外への一方通行の濾過透析・分泌・排泄器官です。
 汗・廃脂・垢の処理場です。発汗排泄機能によって皮膚呼吸機能を確保する仕掛けになっています。
消化吸収器官ではありません。皮膚は、呼吸では肺と、排毒では肝臓・腎臓の機能との補完協同関係にあります。
皮膚が仕事しないと、肺と肝・腎臓に負担がかかります。皮膚と腎臓は滅過透析器の双壁車の両輪です。
片方が悪いと身体全体が狂います。動物は口から食べたもののみが血・肉となり生命を養います。
人体は食べ物を消化吸収して骨肉にもなれば血液、養分、エネルギーともなって体のすみずみまで行き亘り
役目が終われば大・小便と同じく、皮膚など体全体それぞれの場所から老廃物として
一方通行的に速やかに排泄代謝される神秘な化学工場です。毛穴も肛門も同じく排泄器官です。
オイルマッサージは皮膚呼吸を止めます。メイクが崩れるのは肌が健康に機能している証拠です。
体に潜んでいる膏旨に入った″毒素は皮膚表面に浮かび上がって出て行きます。
排泄された皮脂はシャープなセンサーである感覚毛を維持保全します。
今、内臓は運動不足・発汗不足で水捌けが悪くなっています。
日本中どこの自治体でもゴミ処理場は満杯であるように、
人間の体の四大ゴミ処理場も無知と無理が崇って破壊されています。

[.アカは皮膚の死骸し

[.アカは皮膚の死骸
 アカはセツケンやアカ擦りで無理に取るものではなくて独りでに脱れるものです。
石鹸を塗り、アカすりタオルで擦り、シャンプーを塗り、ドライヤーを使うことや角質を取る石鹸なども
市販されていますが自分で自分を武装解除するのと同じです。
皮膚呼吸は自然の状態で行なっていてこそうまく出来るので、人為的に塗り込んだり、
皮膚に触れたものが何でもかんでも体に入って来たら人体生理は狂ってしまいます、生きておれません。
角質の上側が日常の新陳代謝するぶんだけ生理的・自動的に順番に垢になって均等に
剥がれ去るようになっています。角質は自動的に脱れるのがベストです。
風邪引きなどに対するセンサーが正常に作動します。
セッケンで垢を取ったから”あか抜け″して見えるのと違います、塩浴では皮膚が死なないから、
垢の発生が極端に少なくなるから、あか抜けして見えるのです。
同じ無いでも皮膚生理を無視して強制的に剥ぎ取ってそこに存在しないのと、
健康、正常の故に発生しないから存在しないのとでは意味が正反対です。
皮膚は一生風呂に入らなくてもよいように出来ています。
皮膚は放っておけば正しく機能して、汗腺から汗、
皮脂腺から皮脂が出て皮膚の表面を薄く覆って酸性の皮脂膜をつくって微生物や化学物質など
外部からのいろいろな刺激を防ぎ保護します。
皮脂の分泌が減ると皮膚(角質)は乾燥してカサカサ⇒ひび割れを起こします。
年を取ることは水を失う事です、干からびる、しわがよる。
塩を十分食べ、塗ることで皮膚細胞に水を呼びます。
中高年以降は皮脂が減るので余計乾燥肌になります、肌の機能が低下します。
@皮膚−アトピー性皮膚炎、抜け毛、禿。
A粘膜−花粉症、アレルギー性鼻炎、ぜんそく、アレルギー性結膜炎。
B肝臓−肝炎。
C腎臓−腎炎。
内なる濾過透析器である腎臓の排窟能や肺の呼吸機能は測定・検査する機器が普及して
いていろいろ数字が出て来ますが、皮膚呼吸機能を測定・検査する機器がないし、
日本の医学は無関心のようです。
人間の皮膚呼吸機能を無視して、
汗をかかない動物の実験データを当てはめるのは無理があるのではないでしょうか。
 石鹸・シャンプーで垢を落としたら皮膚呼吸ができると思い込んでいる人は医師にも多い。
石鹸・シャンプーが皮脂を奪うことは知っていても石鹸の原料である油脂(異種性脂肪)が
皮膚に残ってシールして皮膚呼吸を阻害していることは知らないか無視しています。
皮膚呼吸は自然の状態で行っていてこそうまくできるのです。湿疹ができるのは皮膚が呼吸している証拠。
痺いところを掻くと、そこが充血して痺いものを追い出してしまいます。
アトピーもガンも成人病も、食べ物もさることながら、
食べた食品添加物などの毒素を汗で排出していないことと、
石鹸、シャンプー洗いによる皮膚呼吸阻害と分泌不足による自律神経失調症候群と言えるでしょう。
人は、下痢には医者よ薬よと大騒ぎしますが、便秘は遍間でも案外無頓着です。
皮膚もお通じ(呼吸と分泌と排泄)が悪いときは、自覚症状が分かりにくく見過ごしているようです。
入り口(食べ物)には気を遣うが出口(分泌、排泄、皮膚呼吸)を忘れた論議、
治療は片手落ちではないでしょうか

汗には神秘的とも言える素晴らしさがあります。額に汗して働いている姿は魅力的です、人を感動させます。
汗をかくことは皮膚機能を正常にしますから健康上誠に結構なことです。
汗をかいた後の肌はシットリ、サラサラ、ツルツルになることはだれでも知っています。
心地よい汗が皮脂を呼び出す最高の美肌補助液です、汗が出たら「肌が美しくなる」と素直に喜べば良いのです。
シェイプアップの決め手も汗です。ビールを飲んででも汗をかきましよう。

T.皮膚の清掃人

哺乳動物にとって汗は体を護る天与の自家洗浄剤です。
人間の皮膚は汗で洗ぅように神様が創って下さっています。
神様が人間に下さった洗浄剤は汗しかありません。唯一無二最高の自動・セルフ皮膚洗浄液です。
何役もの仕事をします。普通、一日500mlほど、多ければ3000〜6000mlも出るそうです。
体温を調節し、皮脂、水分と老廃物を出して腎臓の働きを助けます。
塩分、尿素、乳酸などの成分が含まれています。PH三、八ほどの酸性で制菌作用があります。
 人は初めに羊水ありき、この世に生まれて羊水と縁が切れた後は汗が羊水の代わりをして、
内から外への一方通行路を確保して排泄を促します。
汗が足りないところを塩水で補うというのが私の主張です。
汗が出にくかったほとんどの人が塩浴で汗が長く出るようになります。
その人は今まで皮膚機能を抑圧していた人です。
汗の出にくい人は乾燥肌でアセモ、ニキピ、吹き出物、アトピーが出やすい。
シミ、小じわが多い、痺み、突っ張り、かさつき、火照り、かぶれやすい、日焼けに弱い、鮫肌、
体温調節機能の異常が見られます。今、汗の真の意味を考えるときでしょう。
 皮脂は毎日少しつつ分泌して老廃物になります。それをスムースに流すのが汗です。
口から入れた水が巡り巡って毛穴の裏側から掃除しながら出て来て、
汗腺というスプリンクラーから撒き散らされるのですから、
これ以上きれいに深部から毛穴を掃除してくれる液体は他にありません。
食べた塩が汗の中に出る、汗と塩は同根。
汗で足りない塩分を塩を塗って発汗を促し、汗が出ればストレスも出て行きます。
汗をかくべき夏に、冷房のきいた部屋にいて汗をかかないことは自律神経失調症・ストレスの有力な原因です。
アンモニアは、昔は家庭の常備晶で、虫さされに塗り、撃つけ油で汚れた橋枠の半襟を拭いて洗っていました。
砂漠の国では今でも髪や体を洗うのに、牛や馬が放尿を始めたらその下へすっ飛んで行って
尿シャワーを浴びています。羊毛を洗うのにも塩と尿が使われています。

U.体温調節機能

皮膚の機能のところでも述べましたが、発汗は酸素呼吸機能を最高にするよぅに皮膚の温度調節をします。
塩を塗ったときの汗の出方は格別です。
塩塗りで脂肪腺と汗腺のシールがとれて開き、汗という洗剤と余分な脂肪がどんどん出て爽快感が起こり、
ストレスを追い出してしまいます。この、汗と脂の混じりあった幕が皮膚に潤いと弾力を保たせます。
汗が多く必要な所には多く出るように出来ています。
体温が上昇したときに汗が真っ先に頭から出て来て畳も多いのは、
一番大事な脳を優先して冷却しておこうとするのでしよう。汗は出る必要があるから出て来るのです。
今は、汗止めスプレーなど制汗剤まで売り出されて、わざわざ皮膚呼吸や排毒作用を妨害しています、
 もっての外です。汗かき上手になりましょう。

V.皮脂の呼び水

汗をかくことで皮膚表面にある古い皮脂を流し、同時に新しい皮脂を必要量だけ呼び出します。
汗の成分として出てくるイオン化した塩分のうち、ナトリウムは炭酸水素ナトリウムとなって、
増え過ぎた角質蛋白質の垢の成分を溶かしてアンモニアにして、脂腺から出る脂肪を溶かします。
アンモニアはすぐ気化して、皮下から新しく分泌してきた皮脂を冷却して固めて油脂膜を つくり、
皮膚面をコーティングしてガードし、皮膚呼吸を正常にします。
塩素は殺菌、漂白作用をします。このナトリウムの蛋白溶解と汗のアンモニアが、
毛穴をふさいでいる脂肪を分解する二つの作用で表皮の角質の生理的剥離が促され、
角質の増殖と真皮の維持・保全が出来ます。
汗に強い、崩れにくいが売り物の化粧品、保湿クリームを塗ったところへ汗をかいたら大変です。

W.淋毒の運搬車

汗(塩)は毒素を体外へ出す運搬車です。汗をかくことが、体内の毒素を出すきっかけになります。
これだけ公害が多くなり、食品添加物など多種・多様・多量の毒が体に入る時代には、
老廃物、入った毒、体内で出来た毒を極力速く体外に出すのが公害自衛健康法です。
塩浴は簡単・安価・合理的・最高の公害自衛法です。
よく働き、よく運動して本物の汗をしっかりかけば、爽快感と共に、汗が体の毒を連れて出て行ってくれます。
塩水を飲んでサウ ナで汗をかくのも良いのです。

X.自前の養毛・育毛補助液

頭から重金属と共に出る汗(の中のアンモニア)が、
同時に大量に排泄される御用済みの老廃脂を溶かして、毛髪に沿って伝わり、
髪を作っている毛母細胞の「潤い成分」が蒸発しないよう、アンモニアが気化冷却してこの廃脂
を固めて油脂膜を作ってガードして髪を育てます。毛髪を保護育成する養毛剤にしてしまいます。
毛根が十分に潅漑されていれば毛の細胞が生きていて、
長い毛も先まで次々と栄養脂が渉んで行ってキューティクルを保護潅漑します。
髪が生きていれば切れ化、枝毛、折れ毛などになりません。

Y.汗が創造性を育てる

汗を出すことが野性の感覚を磨きます。
心地よい発汗が体表を清潔にして皮膚機能を正常に保ち、肌を撫でる冷風の爽やかさ、
体が軽く感じられるぐらい肌から脳への爽快感、健康感で自律神経、五感が正常に働き、
外部の気配に敏感に反応して感性が磨かれ、失われていた野性の感覚、叡智直感力が戻ります。
理性の脳、感情の脳、運動神経の脳を刺激して生、性、清、聖の快感になります、創造性が育ちます。
おのずから神(自然)へ感謝する気持ちが生まれます。汗こそ創造性育成の養分です。
同じ汗でも冷や汗や脂汗はよくない精神性の汗ですから汗をかくこと自体良くありません。

Z.人の上半身は海、下半身は川

  (塩水=海の成分、比重大きい、真水=淡水、比重小さい)
人は上半身に海をもっています。能動輸送で海水を上にもって行きます。
血圧とは能動輸送でしょう。心臓から頭まではたった四〇〜六〇皿ぐらいのものです。
心臓が脈打って血液が血管を通って脳へ行くためだったら今のような血圧は要ちないでしょう。
背丈の高低に血圧は無関係です。
血圧が一五〇あるとすれば人の肩の上にもう一人立たせた高さまで血液を上げる圧力があることになります。
 汗は主に上半身から出ます。
熱いソバ、ウドンなどを急いで掻き込んだときなど真っ先に頭、額、首筋から汗が吹き出します。
腕などは右側のはうが良く出るようです。上半身は海を持っていると云えましょう。
塩をとりすぎたときに体が温まるので、塩分を上半身の皮膚の近くに集めて体温を上げて汗に出して調節します。
これを石鹸で止めてはいけません。下半身は上半身に比べて汗が出にくいものです。
塩水を下半身の淡水へ下げないために、汗にしてどんどん出しながら古い体脂を出そうとするのを、
石鹸、シャンプーなどで止めてはいけません。上半身と下半身の境目(汽水域)に腎臓があります。
腎臓はイオン交換膜のような働きをします。
腎臓は一定以上の濃い塩分は通さないようにし、薄いときは塩分を集めて一定の塩分濃度にして尿に出します。
軽い金属=ミネラル(ナトリウム、クロール、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リンなど無害性のもの)
しか通せません。
口から体内に入って糞・尿で出せない毒物(食品添加物、重金属で多少毒性のあるものや副作用の強い薬など)は
汗として出されます。髪にも重金属が出て来ます。
これを出してやらないと、嫌でも腎臓へ負担がかかります。
汗が出にくかったほとんどの人が塩浴で汗がよく出るようになります。
その人は今まで皮膚機能を抑圧していた人です。
一九九六年三月一日 (金) 日本テレビ・お昼の 『おもいっきりテレビ』 で
「汗をかくと塩分が出るからあまり汗をかかないように」と言っていましたが、
これなど目茶苦茶です、健康を損ねる方法です、創造性も育ちません。
風邪を引いたときには、わざわざ発汗剤を飲んでまで汗をかいて体内の毒素を出します。
我慢して汗をぐつしょりかいた後は熱も下がり、風邪は治っています。
自然塩を食べて塗って心も体も快い汗をかきましょう。
汗が足りないときは少し自然塩水を飲めば宜しい、PH八前後の弱アルカリ性イオン水です。
スポーツドリンクより身近で安いでしょう。

頭皮・頭髪

 髪は神なり。頭は髪(神)の宿る神聖なところ。
髪は健康のバロメーター、老化は頭のてっぺんから見つかります。
哺乳動物の中で人類だけが、皮膚を呼吸器官にするために全身の毛を頭へ集めて身の丈程も伸びるようにして、
膿という化学工場で発生する一番やっかいな老廃物を頭から出して髪を養いながら排泄しています。
体毛を頭に集めてしまった毛のない猿です。
 化粧品のコマーシャルでもヘヤーケヤーに関するものがずば抜けて多く年中目につきます。
物凄い巨大マーケットです。
昔は「女の髪は象をもつなぐ」と言われるぐらい強かったのですが、
今は、五円玉を通しただけでも切れるぐらいに細く弱くなりました。
欧米の男性は日本女性の「黒髪」に憧れたものです。
髪が抜けること自体は死に至る病ではありませんが、
「人生で失いたくないものは貴女と髪の毛」という口説き文句が成功するぐらい、
髪は男にも女にも命みたいなものです。
抜ける運命をもった毛ではあるけれども、少しでも抜け毛を少なくし、
遅らせたいと古来さまざまな工夫がなされてきました。
禿げと水虫の薬を発明したらノーベル賞とまで言われていますが、残念ながら有効なものがないのが実情です。
昔、いわゆる水商売・花柳界などで、曲げを結っていた中年を過ぎた女の人に、
頭のてっぺんが丸く禿げていた人が多くいました。
もとどいを強く引締めたのと贅つけの椿油などが原因といわれていました。
外から塗ったものは植物油でさえ養毛剤ではなかったのです。

T.頭はパンツをはかないお尻

 頭のてっぺんと肛門周辺は、人体という化学工場から出る老廃脂汚物の二大終末処理場です。
石鹸・シャンプー洗いで皮脂腺が封鎖されていたものが、
塩洗いで解放された結果、今まで溜まりに溜まっていた「廃脂」が堰が切れ たように吹き出して来ます。
(そのすぐ後には新しい体脂が続いています)。
そこを温水で洗い流した後、冷水をよく掛けて新しく出て来た脂肪の凝固を図り髪の庇護膜を確保してやります。
そのうち体温で緩んで来て髪を守る役目をします。べとべとする不快感はありません。
髪があるところ、あったところが特に汗と脂と悪臭がよく出ます。
櫛やブラシは鼻持ちならないぐらい臭くなります。
頭は第二のお尻、垂れ流しのお尻ですから臭くて当然です。
髪の臭いを極端に気にする人がいますが、毎日のように塩洗いをしている人の頭は、
鼻をくっつけるぐらいにしないと分かりません。近づいたり、すれ違ったぐらいでは分かりません。
香水のように、一滴で部屋全体に匂うのとは性質が違います。
肉食の多い人に異臭の強い人が多いようです。人間も動物であるから臭うのです。
タバコや焼き肉の臭いのほうが付きやすく強く臭います。
脂汗が頭から噴き出ることはだれでも経験があることです。
ここを、化学薬品とドライヤーの温風で傷めつけるから髪は死にます。

U.頭皮は髪の田んぼ

 「髪は血余」というのは本当です。
頭から出る汗と皮脂はもともと髪、皮膚に必要な最高・究極の養毛・育毛剤です。
髪を二〇歳で身長と同じぐらいにまで伸ばし養う養分を出します。
頭の内側からの老廃脂は脂腺を通って毛髪に沿って排泄されています。
頭皮には汗腺が沢山あり、汗腺は毛根に比べて血行障害には大変弱いので
地肌は熱を持ちフケと脂腺の圧迫による血行障害を起こしやすく
栄養脂が髪を十分に潤せないと髪は脂の途切れたところで死んでしまい、そこから先が枝毛になる。
枝毛は髪が死んでいる証拠。
髪が先まで十分に潅漑されていれば細胞が生きて栄養脂がキューティクルを伝わって先まで届く。
中国・雲南省の少数民族の娘さんの髪は、自分の身長ぐらいある人もいます。
川へ入って水で洗っているから髪が傷みません。
 脳は全身の酸素消費量の二〇%も使う大消費地です。
心臓から出て上へ向かう新しい酸素をもった血液は、
首のところの頚動脈の内・外の分岐点にあるセンサーが流量を調節して二つに分かれ、
一つは優先的に頭骸骨の内側へ入って脳を潤し、脳へ行く余りが外側へ回って、
頭皮の下側にあって十分な大きさの血液貯溜兼血圧調整池・水源でもある広い毛細血管網を巡って
頭皮を内側から潤しながら水稲である頭髪を潅漑し育ててふさふささせています。
この毛細血管網こそ、血液の陰圧による心臓圧軽減作用と余剰血液の貯溜、血圧調整システム、養毛水源池です。
頭皮を柔らかく弾力を持たせれば、皮下の老廃脂処理能力が高まります。
真っ赤な顔とはセンサーが血液を内側へ流さず、外側へ流しているのです。
シャンプー・石鹸で洗うと頭の垢も落としますが、皮膚を壊死させてフケをつくる原因にもなります。
エヤコンにより室内の空気の乾燥、空気が乾燥する冬にフケが多くなります。
廃脂と汗、有害重金属を出し髪の毛を潤す栄養脂の出口を塞いで機能を低下させます。
血圧調整ダムを埋め立てて、廃脂処理場を潰してしまうことになります。
大切な田畑を農薬と化学肥料でダメにしてしまうのと同じです。
毛根の皮脂腺から分泌される成分は放っておくと皮下に溜まって遊離脂肪や過酸化脂質に変わり、
地肌や毛根を刺激して抜け毛を促します。

V.髪は動脈血の成分と流れの正常値を示すバロメーター

 髪がふさふさ、黒々、しつとりとして順調に伸びていることは、調整池と頭皮がうまく機能している証拠です。
深刻な心配事で夜通し悩んで、一晩で白髪になったり、髪がすべて抜けてしまった人を知っています。
倒産した真面目な経営者でした。
真面目に悩み苦しんだために血液が内部の脳の方へのみ極端に集中させられた結果、
頭皮への血流が絞られたために枯れたのでしよう。マリー・アントワネットがギロチンにかけられるときに、
一晩で白髪になっていたことは有名です。
毎日せっせと、頭へ化学薬品を振りかけていて、
老廃脂を外へ出してやらなかったら皮下に溜まって調整池を埋め立てて、
外側へ流れて髪を潅漑していた血液の流れが減った分が余計に内側へ流されたら、
心配事がなくても毛が枯れて当然です。脳内血管は破裂するかも知れません。

W・髪は不要重金属の吸着渡過器

 尿や汗でも出せないカドミュウム、セレン、銅、水銀、ひ素、鉛、六価クロム、シアンなどの
重金属公害物質は頭髪に集まり出て行きます。
髪の無い人は頭の汗から出ます、頭から出る汗は尿や背中から出る汗よりも汚いと言えましょう
「いたいいたい病」「水俣病」などは、汗をかかない人の症状が 重かったといわれています。

X・髪は寒暖をコントロールする自動開閉装置

怒ると血が頭に上るので、髪の無い人は「やかん頭に湯気が立ち」、
髪のある人は「怒髪天を衝き」髪が立ってラジエーターになり、風通しを良くして頭を冷やすようになっています。
冷やせばやがて怒りが治まり、髪は元通り寝ます。気温が寒いときは髪は寝、暑いときは立ちます。
生きている髪は、空気が入っているから長くても軽い。トンボの羽根も同じ、空気が入るからピンとしています。
自然塩洗いで育毛・養毛に努め冷水で脂肪の凝固を図り髪の庇護膜を確保してやれば
ベトベトと不快感はありません。括毛の素晴らしさに感謝しましょう。





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