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お塩ちゃん夕張店は、『天日海塩750』の総販売元 北海道夕張市から情報を発信

電話. 0123(57)7139

〒068-0413 北海道夕張市鹿の谷三丁目3
JR北海道石勝線鹿の谷駅前

あなたの健康・不健康 すべてカルシウムが左右する

間違ってはいけない カルシウム

川村昇山先生著 杉本旺俊先生共書
地球はカルシウムの星 ♪カルシウムは生命の源
◎カルシウムの基本の「き」
カルシウムの比率は一万分の一
体内におけるカルシウムのはたらき
カルシウム不足は四百余病の原因に
カルシウムは多量に必要なミネラル
◎善玉カルシウムと悪玉カルシウムとは
善玉カルシウムと悪玉カルシウムはいつも反比例
活性度による善玉と悪玉の区別
カルシウムパラドックスの危険性
善玉カルシウムの条件 ♪悪玉カルシウムの実態 
カルシウム食品と吸収率

カルシウムはなぜ不足するのか    
弱酸性食品の作用
   間違った栄養補助食品選び

◎カルシウム不足が招く病気との関係  
生命誕生に必要なカルシウム  ♪難病・奇病にも深く関わるカルシウム不足
カルシウム不足が″線雑筋病症症候群″につながる
カルシウム不足が癌を助長する  ♪カルシウム不足と骨粗髭症
カルシウムと糖尿   ♪更年期障害とカルシウム
体調を陰で支えるカルシウムその働きのたのもしさかな  正食と人体 一倉定著
◎まえがき
カルシウム不足が叫ばれるようになってもう随分時間が経った気がします。
骨租髭症の増加やそれにともなう生活習慣病の増加など、
あらゆるマスメディアが日本人がいかにカルシウムが不足しているかを取り上げ、栄養補助食品やカルシウム入り食品などが数多く出回るようになりました。
しかし、それらは実際に効果をあげたのでしょうか?
果たして、日本人の骨は強くなつているのでしょうか?
強くなっていないとすれば、その原因はいったい何なのでしょうか。
あらゆるカルシウムの栄養補助食品は効果がなかったということなのでしょうか?実は、そこに大きな落とし穴があります。
この本では、その落とし穴が何かをじっくりと解説します。
そしてその落とし穴に陥ることなく、着実にカルシウムを体に、そして骨に、
補給する方法をしっかり知ってもらえる一冊です。
カルシウムとはいつたいどのようなもので、
カルシウムが体内で効果的にはたらくということがどういうことなのか、
今までのカルシウムに対する認識が大きく覆されるでしょう。
 まず、基本的なことに着日しましょう。
カルシウムを始めとする栄養補助食品が販売される中で、
その特徴としてあらゆる成分の必要性が科学的に、
また成分的に説明されています。
中には試験管で実験をして見せて、
それがさも体内で起きているかのように宣伝されているものがあったり、
ネズミなどの実験の数値を出したり、
私たちがそれを飲めば同じようなことが体内で起こり、
健康になれるような気にさせてしまう情報の伝達方法も多いようです。
 しかし、大切なことを忘れてはいませんか?
私たちの体はそもそも、試験管ではありません。
もちろん、ネズミでもないことは言うまでもないでしょう。
ということは、試験管の中で起こつていることが
そのまま体内で起こるはずはありませんし、
ネズミと全く同じ反応をするという確証はないのです。
人体には、消化酵素を始めとするあらゆる分泌物があり、口に入れた成分が、
試験管内のようにそのまま活用されるケースはあまり考えられません。
また、ネズミの実験にしても、人体の特性というものがありますから、
同様に考えることは短絡的です。
さらには、人体とネズミの体の大きさがこれだけ違っているのに、
その実験結果を人体にあてはめて考えるのもいかがなものでしょうか?
 要するに、栄養補助食品で単一、あるいは複数の成分を口に入れる際、
それらが体内でどのように変化し、体にどのような影響を与えるのかについて、
最低限の正しい知識を知っておくべきです。
 この本では、カルシウムが体の中にどのように入り、
どのように変化するのかを、カルシウムの種類ごとにきちんと参考にし、
本当に必要なカルシウムとは何かを追求しています。
そうしたカルシウムの知っておくべき最低限の知識について、
まだあまり知られていない事実や、本当に必要なものは何か、
それがなぜかをご説明したいと思います。
 これからこの本でお話しすることを踏まえて、
もう一度、カルシウムの摂取について考えてみませんか?
選択をひとつ間違えると、
せっかく摂った栄養補助食品も実は全く意味がないどころか、
かえって体を悪くしてしまう原因にもなってしまうのです。
十分気をつけましょう。
「体のために…」そう思って摂り入れている習慣が、
恐ろしい結果を招くこともあるのです。
 さあ、あなたは間違ったカルシウムを選んでいませんか?

地球はカルシウムの星

 カルシウムとはそもそも何なのかを、まず説明しておきましょう。
地球はカルシウムの星といわれているのをご存知でしょうか?
地球の自然にあるすべてのものはカルシウムが関与しています。
カルシウムはアルカリ土類金属の元素の一種で、原子番号20 
強塩基性酸化物であり、常磁性があることも立証されています。
「カルシウム」という言葉はラテン語で石や砂利を意味します。
もともとカルシウムは、酸素やハロゲン元素と反応し、
水やアルコール、アンモニア、水素に溶ける性質をもっています。
野山や大地を潤す雨水の集まりの川は、海へと注がれます。
そのため海や川には土壌や岩などから溶けでたカルシウムが豊富にあります。
これらのカルシウムが地球では、
生物が生育するための土台になつているということを認識しておきましょう。
 カルシウムの星ともいわれるこの地球上で生を得た生物は、
すべての基盤がカルシウムに左右されていると言っても決して過言ではありません。
 私たち人間にとっても、カルシウムは必須元素で
貯蔵庫としての骨、脊椎に貯蓄され生命活動に利用されます。
それはひとときも不足の状態がないようにするための体の防衛機能です。
私達はカルシウムを含んだ大地で育つ野菜や穀類、果物類、
海で育まれる海藻や小魚、貝類などを食べてカルシウムを摂取しています。
このため生体内には平均的には体重の約2%あるといわれています。
そのうち99%は骨や歯として存在していますが、
実は、体内でカルシウムが担っている役割は、骨や歯ばかりではありません。
さらにもっと深くカルシウム全体のはたらきをみると、
人体をアルカリ性に保つ役割や、体に磁気性を保つ役割なども果たしています。
体液が酸性になると溶骨反応が生じ、骨租紫症や体質の弱酸性化が進み、
活性酸素の発生や疹血の原因になつてしまいます。
また、体内に磁気性がなければ各機能は正常にはたらかず、
健康を害することも出てきます。
 つまり、これらの役割をすべて果たしているのがカルシウムで、
カルシウムが不足すると人体は骨が脆くなるばかりか、
それ以外にも磁気性の問題などで体にもあらゆる支障が生じるということになるのです。

力ルシウムは生命の源

 このように、地球上でカルシウムは、
人体だけではなくあらゆる生命が育まれるその土台となっているのです。
人間もまた長い歴史の中で、あらゆる方法でこのカルシウムを摂りながら、
脈々と命をつなげてきたという歴史があります。
そうした事実や歴史を振り返れば、
カルシウムの星である地球で生活している人間の体にとって、
カルシウムは必要不可欠ということも納得ができます。
 そもそも、私たち人間の生命はカルシウムなしでは存在しません。
まず、生命発祥のもととなる精子が、卵子に到達しようと懸命に泳ぐとき、
その活動にはカルシウムが必要です。
精子には「軸策」と呼ばれる尻尾があり、それを動かして前進するのですが、
その原理にはカルシウムが深く関わっています。
カルシウムがたんばく質のある部分に付着するとたんばく分子が縮み、
離れると元の長さに戻るという作用を繰り返します。
精子の軸策はそれによって動かされ、
それを繰り返すことで精子は泳ぐことができるというわけです。
 また、精子はアルカリ性の環境の中でこそ活動でき、
酸性にふれることによって活動を停止します。
つまり、カルシウムがなければ、
卵子と精子が出会う受精という現象は起こらないのです。
カルシウムなしでは生命も誕生しないことになつてしまいます。
 さらに、受精した後もカルシウムは重要な役割をもちます。
骨格を作り細胞を増殖させ、免疫力を高め胎児の成長のもととなり、
またその間の母体にもカルシウムが必要とされます。
母体のカルシウムは胎児へ供給されることにより減少し始めるので、
母体には通常よりも多いカルシウムが必要とされます。
そしてまた、この時期は母体自身も通常よりも
カルシウムの吸収率が50〜60%と高くなります。
いずれ分娩という大仕事が待っている訳ですから、
特にカルシウムが重安になつてくるのです。
そして、生まれた赤ちゃんがその後、
健康に育っていくためにもカルシウムが必要不可欠です。
 このように、生命が受け継がれていく過程の中でも、
カルシウムは重要な役割を果たしています。
もちろん成人になつてもカルシウムは必要で、
カルシウムを補給するということは、成人後の若い人を含め、
骨粗餐症に代表される骨の病気が増え若年化が進んでいることにも歯止めをかけ、
健康で強い骨太の人間を増やすことにもなり、
日本人全体の健康指数を上昇させることにもつながるでしょう。
健全な人間としての心と体を作ることのできる国は、
全体が健全な方向へと進むはずです。

◎カルシウムの基本の「き」――体内におけるカルシウムのはたらき

 その大きな流れをここで説明しておきましょう。
私たちが摂取したカルシウムは、小腸から吸収されます。
そしてその99%が骨、歯、爪などの硬い組織を作り、それを維持することに使われます。また、それらのカルシウムは血液と共に体の中を
およそ1分弱ほどの時間でひと巡りしています。
体液中のカルシウムは骨の中のカルシウムの総量のたった一万分の一でしかないので、
それを1sとすると、体液中のカルシウムは0.1gとなります。
この少量のカルシウムが、次のような、とても重要な役割を担っているというわけです。
@筋肉の収縮、弛緩を制御する
 …生きている証明ともいえる心臓の規則正しい心拍動を支える。
A神経の情報伝達を行う…脳が物事を考える時など、すべての神経の情報を伝達する。
B血液を凝固させる…傷口からの出血を止めて、免疫力を高め、体を病気から守る。
Cホルモン分泌の調整を行う
…ホルモンが血中のカルシウム濃度を一定に保つはたらきをする。
 カルシウムがなければ、精子の活動も壕精卵も細胞分裂をすることができない。
D免疫作用を維持・向上させる…あらゆる病気への抵抗力をつけ、体を守る。
E諸々の酵素のはたらきを助ける
…酵素は、人体の細胞でつくりだされる触媒作用のあるたんばく質性の物質
(消化酵素、発酵酵素、呼吸酵素、筋肉酵素、凝結酵 素など)です。
細胞の活動は、細胞内に外からカルシウムが入ってくることにより体内をめぐり、
あらゆる器官に酵素を送り、それぞれの場所で酵素が機能するようはたらく。
カルシウムは、細胞の活動のスイッチになります。
 このように、生命活動にとって重要なはたらきをするカルシウムは、
多過ぎても少な過ぎても、正常な役割を果たすことができません。
前述の@〜Eは、骨から溶かしだされたカルシウムにより保たれるはたらきで、
体外から摂取したイオン化カルシウムでは正常なはたらきは保たれません。
そのため血液中のカルシウムは
常に一定量(通常8・4〜10・2r/dl)に保たれています。
しかし、9・5r/dl以上の血液中のカルシウムの増加は
体内でなんらかの障害を引き起こす危険性があるといわれています。
本来は排出されるべきカルシウムが、つまり、多すぎるカルシウムもまた、
血液中をぐるぐると回るうちに、
その感度が高くなり(活性度が高くなり、イオン化傾向が高くなる)、
マイナス(一)に傾いている血管壁に集積、沈着をしていきます。
これは動脈、静脈のように太い血管ばかりでなく、
毛細血管にも、沈着する現象を引き起こします。

カルシウム不足は四百余病の原因に

 血液中のカルシウムはこれほど重要なはたらきをしているので、
血液中の濃度は年齢・性別を問わず常に一定に調整されているものなのです。
ただし、長期間にわたって食物中のカルシウムが不足していたり、
腸管からの吸収障害などがあり、血中のカルシウム濃度が下がるようなことがあると、
体は骨そのものの形態や機能を犠牲にしてまでも、
血中カルシウム濃度を維持するために、副甲状腺ホルモンが、
骨からカルシウムを溶かし出させ、血中に補給させるようにはたらきます。
その結果、骨の中のカルシウムが減少し骨畳も減少、
やがて骨粗餐症を招いてしまうのです。
 この骨租寮症は女性に多いのですが、
わたしが男性の骨租寮症と呼んでいるのに骨の変形があります。
骨辣や仮骨により椎骨自体が変形体になってしまうのです。
椎間板ヘルニアが多いのはそのためでしょう。
造骨細胞はカルシウムが足りなくてもはたらくのですが、
破骨細胞はカルシウムが足りないとはたらきが悪くなるのです。
 しかし、この調節されているはずの体内のカルシウム分布も、
そしてそれぞれの部位におけるカルシウム濃度も、
カルシウムの摂取状況や加齢と共に崩れてきて、
副甲状腺と甲状腺からのホルモンバランスがくずれると、
骨からカルシウムが溶け出す現象も多くなります。
その結果、溶け出したカルシウムは腎臓から再吸収され、
再利用されたあとも排出されず体内に残り、血管壁などに沈着し、
それが動脈硬化の原因にもなります。
さらに心臓の細胞に沈着すれば、
心臓を正しく収縮させるための刺激伝動系に悪影響を及ぼし、
心臓の収縮が不規則になつたり、最悪の場合は動きを止めてしまうこともあるのです。
 心筋に血液と酸素を供給する冠状動脈が詰まれば、心筋梗塞が起きます。
これは心筋細胞の中にカルシウムが入って、
細胞内外のカルシウム濃度差が少なくなると、細胞の死にもつながります。
心臓が異常に収縮して全身に血液を送ることができなくなり、
それが瞬間的に生命を奪うことになるのです。
脳細胞が壊死を起こすという脳軟化症も
カルシウムの濃度差が失われたことによって起こる病気の一つです。
また痴呆症についても同様のことが言えるでしょう。
 数多くある病気について、その原因は誰でも、多少は知っているものです。
しかし、このカルシウムの濃度差が根本原因になっていることは、
なかなか知られていません。
例えば、糖尿病の原因はインシュリンの分泌が少なくなるからだと言われていますが、
つまり、β細胞の中と外のカルシウムの濃度差が一万分の一になっていなければ、
インシュリンの分泌も正常にはならないというわけです。
そのバランスが崩れインシュリンが分泌されなくなれば、
糖尿痛が起こってしまうというわけです。
 これはカルシウム濃度差の狂いが引き起こしてしまうもので、
糖尿病の他にも、同様の原因で発症する病気は数多くあります。
要約すると四百余りの病気がここに起因しているといえます。
″万病は一元にあり″とは、まさにこのことだったのです。 

カルシウムは多量に必要なミネラル

さて、地球はおよそ45億年前に誕生しています。
そして海ができ、約40億年前に生命が誕生したといわれています。
当時の海には、現在の海よりももっと多くのカルシウムやミネラルが存在していました。地球はカルシウムの星であり、全ての生物はカルシウムに育まれています。
私たちの祖先も魚であった時代があり、
海中の浮力で支えられていた体も三億六千万年前頃に陸へ上がり、
体を支えるために脊椎は発達し、生命を維持していくために、
体内にカルシウムやリンなどの無機質の物質を摂取し、
それらを蓄える貯蔵庫として骨が発達したのです。
カルシウムが不足すると骨からカルシウムを溶かしだし、
体全体の生理作用を潤滑に保つように作られてきたというわけです。
余談ですが、旧漢字の体は〔膿〕骨が豊かとあらわします。
まさにこのことが意味をもっていることになりますね。
 そして、骨格の役目と倉庫の役目、二重三重の役目を持つ骨が、
このようにして進化を成し遂げ、人の体を作ってきたのです。
 人体の水分や有機物を合計すると、全体の96%程度といわれています。
したがって、残りの4%ほどがミネラルに相当するのですが、
この中で最も多いのがカルシウムとリンです。
これを元素比率でいうと表のようになります。
 木や草を燃やすと、後に灰が残りますが、
この場合、燃えてなくなる部分を有機物、灰として残る部分を無機物といいます。
この無機物がミネラルです。
この現象は人や動物でも同様で、有機物は燃えてなくなります。
これは有機物に含まれる炭素が酸化して、水と二酸化炭素に変わってしまうからです。
一方、灰として残ったものは無機物と呼ばれ、いろいろなミネラルの塊なのです。
 表をみてもわかるように、人体には、
無機物のうちカルシウムとリンが他のミネラルよりも非常に多く存在しています。
同じミネラルでも硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム、鉄、
フッ素、亜鉛、マンガン、銅、ヨードなどは全部合わせても、1%以下です。
それに対して、カルシウムは単一で1%以上多く含まれており、
それだけ重要な機能を担っているということです。
 3s前後の赤ちゃんの体重から、100s以上もの体重を支えている人間の骨。
そのカルシウムが同じミネラルとして、
他の微量元素のグループに入れられているというのは大きな間違いだといえます。
この本を読んだ方は、以後、微量どころか、
実は多量栄養素だと認識を改めていただけるかもしれませんが、
カルシウムはまさに骨のご飯であり、
ミネラルの中では多量に必要な栄養素だということです。
 また、カルシウムは消費されることの多いミネラルですから、
たくさん必要なのです。
多量に摂取しても、骨という倉庫に貯金(骨)ができるのも、
それもまた大きな進カルシウムの特徴です。
他のミネラルは、貯金する部屋がないので、
摂り過ぎると、体はその日のうちに、その分を排泄してしまいます。
ひと昔前の穀物や野菜には、たくさんのカルシウムが含まれていましたが、
今日の農作物にはカルシウムの含有量が激減しているといわれています。
その量たるや、以前に比べれば2分の1や3分の1と言われており、
加えて、加工食品やスナック菓子、ファーストフードには過剰摂取傾向にあるリンが、
リン酸の形となって大量に入っています。
これらを多く摂取するとリン酸カルシウムとなり、
カルシウムは利用されずに尿や便と一緒に排泄されてしまいます。
 こうした現象もあるため、
骨を作るカルシウムはいくら摂取しても足りないのです。
その他のミネラルは、文字通り微量元素であり、微量であってもそれぞれ、
大切なはたらきをしており、それらも決しておろそかにはできません。
しかし、多量必須栄養素のカルシウムが不足していれば、
微量栄養素も正常には機能しません。
まず、カルシウムが体に足りていること。
これが他の栄養素を正常に機能させるためにまず必要な条件です。
前頁のピラミッドのように、第一にカルシウムです。
決して順序を間違えず、補給しましょう。
もうひとつ、現代医学で見落としがちな大事なことが、
カルシウムの体への作用の違いから、名称がついている訳ではありませんが、
私が区別している「悪玉」と「善玉」の違いです。
現代の栄養学では、善玉も悪玉も一緒にしてカルシウムと呼んでいるため、
大きな間違いが生じています。
つまり、食品としての食材のカルシウム(カルシウム含有食品・善玉)と
添加物(食材を加工してイオン化したもの・悪玉)
としてのカルシウムを一緒にしていることです。
そして一方、体内にはいってからの作用が、
「善玉」と「悪玉」とでは全く別のはたらきと特徴があることです。
ここでも体内の悪玉カルシウムの存在が見落とされているのです。
これら二つのことを注意しなければなりません。
これについてはこの後で、詳しくお話しすることにしましょう。

カルシウムの比率は一万分の一

骨と体液と細胞でのカルシウムの比率は、
骨に1億、体液に1万、細胞に1個が正常な比率です。
まず、はじめに体内のカルシウムは、
どのような形でどのようなところに存在するのでしょうか。
例えば、50sの体重の人は約2%の1sが体内カルシウムの総量と計算できます。
この1sのうち99%が骨や歯、爪などにあり、残りの1%が血液や細胞中に存在します。
 しいて言うならば、体のカルシウム部門として、
骨として第一、体液中が第二、細胞の中が第三と分かれ、各々の役割を果たしています。カルシウムが不足すると骨が発達せず、中身もスカスカに租になって細くなっていき、
いびつな形にもなりやすくなります。骨折しやすくなることは言うまでもないでしょう。骨の中のカルシウムが30%以上不足してしまうと骨租紫症になってしまうのですが、
これからの話は、血液を含む体液中のカルシウムに視点をあてます。
骨の中のカルシウムと体液や細胞の中のカルシウムの比率は、
一万分の一の比率が最もよいとされていますので、そのバランスが崩れたとき、
体には様々な障害が出始め、多くの病気が引き起こされます。

善玉カルシウムと悪玉カルシウムとは

◆善玉カルシウムと悪玉カルシウムはいつも反比例◆
 人間には、100というカルシウムが必要で、それは骨に99と
骨以外の体内に1という比率が正常な比率であることは前述のとおりです。
しかし骨にカルシウムが不足した状態で、
さらに体内のカルシウムが排泄されるとなると、
100のカルシウムが維持できなくなります。
そうすると、カルシウムの不足分を補充しようと腎臓で再吸収が始まります。
その結果、体内の骨以外のところに残ってしまうカルシウムがあり、
それは同じカルシウムでも「悪玉カルシウム」と呼んで区別しています。
 もし、骨のカルシウムが80だった場合、
骨以外の体内には、例え悪玉カルシウムであっても20なければ、
体全体のカルシウムが100になりません。
自発的に体のカルシウムを100にしようとはたらき、
体に悪玉カルシウムを残してしまうのです。
 例えば骨租しょう症は、
骨密度、つまり骨のカルシウムの充足率が70%を下回った場合をいいますが、
そうなると、骨以外の体内には、悪玉のカルシウムが30%はあることになります。
一般的な骨密度検査では、骨だけではなく骨から溶け出したカルシウムをも
含む全体を計測してしまっているのです。
男性に多い骨辣や変形など、仮骨といわれる余分な骨も、
女性でもみられる動脈硬化などで血管内に悪玉コレステロールなどと一緒に
沈着しているものも悪玉カルシウムですが、
これらもカルシウムとして計測されているのです。
「あなたは、同年齢の平均値より骨密度は高いので心配いりません。」と
医師から言われていたのに、転んで骨折してしまったのでレントゲンを撮ったら、
骨がスカスカの状態だったというケースはまさにこのことです。
骨のカルシウムが60%(善玉カルシウム)しかないと、
あとの40%(悪玉カルシウム)は、骨以外の体内に沈着していることになります。
 このように、骨密度の数値だけでは目安にならないのです。
骨の状態もさることながら骨以外の体内に沈着している悪玉カルシウムの方を
もっと問題視しなければならないのです。
 しかし、体には常に100のカルシウムが保たれなければならないので、
善玉カルシウムが不足している場合は、悪玉カルシウムがその代わりに居残ります。
そうやって定数をみたし、バランスをとっているのです。
従って、善玉カルシウムの不足と、悪玉カルシウムの増加は反比例することになります。よくカルシウムは摂りすぎると結石になると思われていますが、
むしろ体にカルシウムが足りない人ほど結石になりやすいのです。
前頁の表のようのように足りない分を骨以外のところで補つている。
つまり、善玉が減った所を悪玉で補っているのです。
この反比例は、善玉カルシウムを摂り入れることによって
悪玉カルシウムを減らすことができます。
悪玉のカルシウムの数値を減らしていけば、
骨はどんどん丈夫になりますので心配いりません。
血管や筋肉の中に沈着した悪玉カルシウムを排出してくれるのが
善玉カルシウムなのです。

活性度による善玉・悪玉の区別

 カルシウムという物質は、その活性度で変化が生じます。
活性度が0〜1の場合、
骨を作る造骨細胞や破骨細胞に作用する骨形成のカルシウム分となり、
活性度2〜4のカルシウムは
副甲状腺ホルモンが作用し、正常な生理作用をするカルシウム分となつて、
血液中に遊離します。
血液中に遊離したカルシウムは、心臓を動かし、血管内の血液を循環させたり、
また、細胞のカルシウムチャネルの電位差を整えるなど、
あらゆるはたらきを担っています。
さらに、筋肉の収縮・弛媛を制御したり血液を凝固させるなど、
大切な役割も持っているのです。
一方、活性度が5〜8まであるような活性度の比較的高いカルシウムは、
骨から遊離し正常な生理作用を終えた、
つまり体内ではいわゆる″古くなったカルシウム″として認識されます。
ホルモンの作用で、骨からカルシウムを溶かし出すという現象があることを、
ご存知の方は多いと思います。
閉経後の女性が骨租髭症になりやすいというのはそのせいです。
 ホルモンとカルシウムの関係は、後でまた詳しくお話ししますが、
つまり、この骨から溶けでたカルシウムで生理作用を終えたものが、
古くなったカルシウムの代表で、活性度がとても高いカルシウムになります。
本来、排出されるべきカルシウムなのに体内に残ってしまうのです。
もちろん、これも悪玉カルシウムです。
科学的には活性度が高まる現象を″イオン化″と呼びます。
さらに活性が高まり、9〜10のカルシウムの場合、
事態はもっと深刻になり、副甲状腺ホルモンの作用で、
腎臓から再吸収されて感度が高くなったカルシウムがさらにその度合いを増し、
結果的には細胞内にも入り込んでしまいます。
組織・細胞内では凝結が起こり、収縮・硬変させてしまいます。
これらが、悪玉のカルシウムの悪玉といわれる所以です。
 これら活性度が5〜10の中には、イオン化カルシウム剤も含まれています。
いわゆる体内で″悪玉≠ノ作用するのです。
悪玉カルシウムは、組織や細胞に沈着する性質を持っています。
血管内壁に沈着し溜り、あるいは結石状態を発生させます。
悪玉カルシウムは本来なら排出されるべきものなので、
体内にあればその分、組織や細胞や血管内で結石化します。
尿管結石や動脈硬化の原因になるので、気をつけなければなりません。
 残念なことに私たちの体は、
善玉も悪玉も区別しないでひとつのカルシウムとしているようで、
善玉が減れば、悪玉でもカルシウムはカルシウムとして、
悪玉がその分幅を効かせてしまいます。
悪玉カルシウムの増加は、四百余病の原因にもなります。

カルシウムパラドックスの危険性

パラドックスとは、逆説的なことや奇異なことを意味します。
カルシウムパラドックスというのは、
骨のカルシウムが不足しているのに、
血中にはカルシウムが満ち溢れているという状態をさします。
血中のカルシウムが減れば、体はその分を補充しようとはたらくので、
カルシウム不足が解消されない限り、
腎臓から再吸収されたカルシウムは、体内に残り、悪玉が増えるわけです。
しかし、そのカルシウムは排泄されるべきカルシウムで、
沈着しやすい性質をもつため、これが結石になるなどして、
体に悪影響を及ぼしてしまうのです。
 つまり、骨のカルシウムが少ない人ほど、
骨以外の体内(血中、筋肉、執帯、細胞など)
特に血管壁(動脈)にカルシウムが沈着しているケースが多いのです。
 このカルシウムパラドックスの現象は放射線科の医師であるエルケレスという人が、50年位前に、50歳以上の人の腹部レントゲン像を観察しているうちに、
腰の骨のカルシウム量が少ない人ほど、腹部大動脈の石灰化(沈着)が激しく、
骨のカルシウムが動脈に移動したように観察できたので、
それをカルシウム移動説として唱えたことから研究が始まりました。
この研究をはじめとして、
カルシウムパラドックスからは、四百余りの病気が発生すると言われたのです。

善玉カルシウムの条件

 さて、ではカルシウムパラドックスを起さないよう、
カルシウムを上手に摂るにはどうしたらよいのでしょうか。
カルシウムは小魚や野菜・海草など、自然のものに多く含まれています。
それらの食品を摂取し続けていると、
善玉として作用するカルシウムが補給されて骨董が増えます。
そうするとレントゲンでも、骨がはっきり写るようになり、
さながら骨がキラキラと輝いているようにみえ、
その経過を観るとカルシウムが骨に吸着していく様子がわかるものです。
しかし、不思議と市販のカルシウム剤などでは、こうした現象が見えず、
いくら飲んでも骨の状態が変わらず、骨量も増えないということがよくあります。
 そのカルシウム剤が、″カルシウムとして吸収され骨や歯をつくるものなのか″
″血中カルシウムを増加させて体を不調にしているものなのか″
″人に吸収されない無機のカルシウムなのか″ などなど、
カルシウムのことを知らないと大変なことになります。
市販のカルシウム剤と、食物に含まれるカルシウムとでは、
このように違いがあるのです。
 この観点から見ると、体によいカルシウムとは、
血液中のカルシウム量を変化させないものであり、
骨にしっかりと補充されるカルシウムです。
つまり、この条件を満たすカルシウムが善玉カルシウムと呼べるのです。
善玉カルシウムとは、″骨になるカルシウム″で、
カルシウムパラドックスをおこさないもののこと。
血液中のカルシウムを急速に増減させるダウン症状を起さずじわじわと
吸収されて骨になるカルシウムのことです。

悪玉カルシウムの実態

では、悪玉カルシウムとは、どのようなものでしょう。
要するに善玉カルシウムとは、逆の作用をもたらします。
つまり、摂取すると血液中のカルシウム濃度を短時間のうちに急増させ、
さらには骨に吸収されず骨をつくることもなく、
あちこちに沈着してしまうカルシウムで、体に悪影響を及ぼすものということです。
 これは、血液中のカルシウムを急増させるだけでなく、
その後に急速に減少させるというダウン症状も招きます。
ダウン症状は、血中のカルシウム濃度を著しく減少させることで、
その結果骨からカルシウムを溶かし出してしまうため、
結果的に骨の中のカルシウムが減少し骨はスカスカの状態になってしまいます。
医薬品などのカルシウム剤などは状態により緊急に必要な場合もありますが、
吸収だけに着目して作られたカルシウム補助食品などは特に、
血中のカルシウム濃度を急速に上昇させる傾向にあり、
その後のダウン症状などがケースとして多く見られます。
 このダウン症状をくり返すことによって、
骨のカルシウムが溶け出してスカスカになることはあまり知られておらず、
ダウン症状を起こしやすいカルシウム剤が多く利用されているので、
本書を読まれた方においては、
そのような悪玉カルシウムを摂取しないようにして頂きたいのです。
 では実際に、どのカルシウムが悪玉で、ダウン症状を起こすカルシウムなのか。
そこが大切なところですが、ここには大きな違いがひとつあります。
カルシウムがイオン化されているか、いないかなのです。
これによって、
善玉カルシウムと悪玉カルシウムとに大きく二つに分けられているのです。
 ″イオン化″とは、原子または分子がイオンになることを言います。
イオンは一般に電荷(プラスとマイナスのいずれか)をもつ原子や分子を指し、
ギリシャ語で″移動″を意味します。
つまり、それぞれの原子や分子のプラスとマイナスが入れ替わると、
それは″イオン化″したといい、その物質はイオン化したものになるのです。
医薬品などは化学的に合成されていることから、ほとんどがイオン化されています。
 そして、イオン化したカルシウムは一様に、
体内に入ったときに血中のカルシウム濃度を一気に引き上げます。
そして、その後必ずダウン症状を起こします。
小魚や野菜に含まれるカルシウムも体内で分解されれば
最終的にはイオン化して吸収されるのですが、そのはたらきが非常にゆるやかなため、
体内に入った時に血中カルシウム濃度を急速に上昇させるようなことはありません。
つまりイオン化されているかいないかによって、結果は大きく変わるのです。
小魚や野菜に含まれるカルシウムの場合も、もちろんダウン症状は起こりません。
 多くのカルシウム補助食品の場合は、
原料は自然のもの、カキ殻、カニ殻、卵の殻、サンゴ、牛骨、真珠の粉、などであってもそのままでは人には吸収できないので、イオン化してあるのです。
口に入る前にイオン化したものと、口に入って体内でイオン化されるものとでは、
その作用に大きな違いがあるのです。
 『悪玉と区別されているカルシウムばかりを飲んでいた。
骨はいっこうに強くならなかった。しかしそのカルシウムを飲み続けてしまった。
その結果、骨はどんどんスカスカになつた。』
そんなマイナスのスパイラルに陥らないよう、
善玉カルシウムと悪玉カルシウムをしっかりと見分けて、
正しいカルシウム選びをするように心がけましょう。

カルシウム食品と吸収率

 カルシウム選びが重要だということはお分かりいただけたでしょう。
土壌に含まれるカルシウムが減少し、
農作物に含まれるカルシウム畳も減少している今、
栄養補助食品でカルシウムを補給することは重要です。
現代の食事情では、リンを多く含む加工食品などの影響も少なくはないので、
より正しいカルシウムの摂り方を知つておかなければなりません。
現代のそうした食事情の中でも、私たちは健康を守つていかなければならず、
善玉にはたらくカルシウムを食品の中から効率よく摂取しなければならないのです。
 まずは自然に存在する食品からカルシウムを摂取することが大事でしょう。
次のような食品には善玉にはたらくカルシウムが多く含まれているので、
積極的に摂って、善玉カルシウムを補給しましょう。
魚介類− アジ・イワシ・サンマ・ハモ・アユ・ワカサギ・シシャモ・ドジョウ・
     エビ・シジミ・ハマグリ・アミ・シラス・煮干し・小魚の佃煮
野菜類− サラダ菜・カブ・小松菜・春菊・大根・パセリ・フキ・ゴマ・イモガラ
海藻類− ヒジキ・フノリ・コンプ・板ワカメ・アオノリ・テングサ
その他− オカラ・コンニャク・キナ粉・切り干し大根・凍り豆腐・がんもどき
 代表的なもののみで、この他にもカルシウムを多く含む食品は数多くあります。
ただし、私たちが常に気にしていなければならないのは、
カルシウムの吸収率の問題です。
これらのカルシウムを含む食物を摂ったとしても、
その食物に含まれているカルシウムがすべて体内に吸収されるものではありません。
食物に含まれるカルシウムはたんばく質やリンと結合している場合が多いため、
水に溶けにくい状態にあり、腸からの吸収が悪くなるのです。
 食物から摂取したカルシウムが体内に吸収される割合は、50%前後が上限、
吸収率の悪いカルシウムの場合には、10%に過ぎないものもあるほどです。
その他、年齢や身体状況、体調などによっても変化するので、
それぞれの吸収率を考えて多く摂るようにしなければなりません。
 日本人の食事摂取量の中で所要量を満たしていないと、
毎年指摘されているのは、カルシウム、鉄、食物繊維ですので、
自分でもよほど意識したうえで食生活の中に
カルシウムを摂り入れていないと不足する一方です。
一日300r〜400r摂れていたとしても、
所要量の700rとの差の不足分が毎日骨から溶かし出されて補われているとしたら、
年齢にかかわらず、一日の食事量と内容でだいぶ差が出てくるのは当たり前だと思います一日に消費されるカルシウム量さえも不足している所に、毎日不足の状態が続いたり、
ずっと不足のままだったりする人は、
年齢と吸収率を考え合わせてよほどしっかりとカルシウムを摂らないと
大変なことになります。
善玉のカルシウムをより多く摂ることが大切だということです。
 足りない分を栄養補助食品で補うなら、
野菜や小魚などと同じようにゆっくりとおだやかに吸収されて骨に入る、
非イオン化カルシウムの風化貝化石カルシウムをおすすめします。

なぜカルシウムは不足するのか

カルシウムは人を元気にして無病息災をもたらしてくれる大切な栄養素です。
カルシウムが不足するとあらゆる病気に悩まされることになり、
日常の生活動作にも支障をきたします。
骨を保護し、
免疫を高めるためにもカルシウムが不足しないようにしなければなりませんが、
かといって悪玉カルシウムを摂取すると、骨に入らないばかりか、
筋肉や細胞などに沈着することにより、
血行を妨げたり通常のはたらきを阻害したりします。
 そもそもなぜカルシウムが不足すると骨が弱くなるのか?
その理由を以下にまとめておきましょう。
◆カルシウム摂取の不足◆
 ライフスタイルの変化や食生活の欧米化によって、
日本人のカルシウム摂取はここ数年で著しく減少しています。
さらに、未だに牛乳や乳製品が骨量を増やすという認識が根強く、
それらでカルシウムを補給しょうとする人が多いようです。
しかし、牛乳などに添加されているイオン化カルシウムは骨には入りません。
このようなカルシウム選びが、
ますますカルシウムパラドックスを増幅させることになるのです。

弱酸性食品の作用

 弱酸性の食品は骨を溶かし、体内の善玉カルシウムを減少させます。
「砂糖」や「獣肉」は弱酸性であるため、骨を溶かす「骨泥棒」なのです。
さらに高齢になると体液に老廃物が増加し、体液を弱酸性に傾けます。
そうすると、骨は溶けて骨塩量が減少します。
高齢でも体液をアルカリ性に保つことが骨を保護し、
体の磁気を保って瘡血現象を防止する近道となるのです。
 善玉のカルシウムを常に補給し続けることが、
細胞の活性化を促し、筋肉や表皮の新陳代謝を促進させて、
美肌・発毛などの再生力を高めることにつながります。
また、女性においては、骨盤腔内の組織にも影響を与えるので、
下肢の異常を防ぐためにもカルシウムは必要不可欠。
カルシウムが不足すると、腰椎や仙骨、大腿骨骨頭の骨を溶かし、
椎骨の磁力を少なくしてしまいます。
そのことにより、腰椎や血管や神経に異常を生じさせ、
子宮周辺の筋肉を収縮・凝結させてしまいます。

間違った栄養補助食品選び

 近年、あらゆる栄養補助食品が出回るようになり、
毎日栄養補助食品を摂取しているという人も決して少なくありません。
しかし、それらのすべてが体内で有効にはたらいているかどうかは、
多くの疑問が残ります。
例えば、野菜や果物を原料に植物エキスなるものが販売されていますが、
酸化し変化した古い材料のものは含まれるビタミン類も新鮮さには欠けるでしょう。
野菜や野草の種類も多ければ良いという訳ではなく、
それらの下処理に高熱を加えているものもあります。
 野菜を調理して食べれば、
それに含まれるカルシウムは善玉カルシウムとして摂取することができますが、
高熱をかけると栄養素は、化学変化をおこしているはずですので、
栄養もそのままとはいかないでしょう。
ビタミンを含んでいるというなら、それはそのままの形で召し上がって下さい。
栄養豊富な食材を使わないで、
もしくは使ったとしても触媒としての利用のみでアミノ酸等を作り出す技術も
進んでいますので、栄養成分が含まれていても、食物そのものならば効果があっても、
抽出してしまうと、弊害のあるものに変わります。
特に陸の生物に関連する物の抽出物は「疹血」の原因となりますので要注意です。
 あらゆる栄養補助食品においても、体内でそれが善玉としてはたらくのか、
悪玉としてはたらくのか、考えてみることが必要でしょう。
 カルシウム不足は生活習慣病の若年化に大きく影響しているのです。
難病・奇病も若年化の傾向にあり、これもまたカルシウム不足との関係が否めません。
乳幼児については母体のカルシウム不足が影響しているといえます。
アレルギーなどについてもカルシウム不足が影響していると考えられます。
カルシウムは常磁性をもっており、この磁力の貯金箱が骨なのです。
人はこの磁力のおかげで動き、また元気を生み出しています。
「今日は調子がいい」とか「なんとなく体調が悪い」とか、
これらは磁力からくる現象です。
これらに重要な役割を果たしているカルシウムが不足すると、
磁気現象があらぬ方向へとはたらき、
骨に異常があらわれ病気も発生しやすくなるのです。
 そうならないためにも、骨に充分な善玉カルシウムを補給し、
体内の悪玉カルシウムを排泄して、健康な体をつくつてください。
カルシウムが不足すると、生活習慣病や認知症、また足腰の痛みなど、
あらゆる症状が手ぐすねを引いて待っています。
自分を守り、周囲に迷惑をかけないためにも日頃から善玉カルシウムを選び、
そして補給することが必要なのです。

カルシウム不足が招く病気との関係―生命誕生に必要なカルシウム

第一章で述べたように、カルシウムには善玉と悪玉に作用するものがあるわけですが、
ここでは、カルシウム不足によって、体がどう変化するのか、
なぜ善玉のカルシウムが体に必要なのかをもう一度考えてみましょう。
 まず骨にカルシウムが不足すると、
@骨租紫症になります。骨の病気や骨の変形が始まります。
A次に骨格を作る椎骨の力も弱まり、骨折や捻挫なども起きやすくなります。
Bまた、椎間孔が狭くなることによって神経が圧迫され、痛みや痔れ、麻痺などを
 起こし、血管まで狭くなると、動脈硬化などを原因とする病気を患います。
C併せて、骨髄きの疾患による造血作用にも異常をきたし、最終的には再生不良
 性貧血や白血病など造血の異常の原因となります。
 骨髄は血液や免疫細胞の生産・調整をする部位です。
骨髄の異常や機能低下は造血作用や免疫力の低下に関連し、
抗体の調整に支障をきたします。アレルギーなどの原因にもなるでしょう。
カルシウムが足りない上に、外からのカルシウム補充も少ないと、
なおさらその危険性が高まるわけです。
 細胞の分裂増殖にはカルシウムは欠かすことができない栄養素のひとつです。
生命の起源である受精の際にもカルシウムは必要不可欠です。
また、女性の生殖器内でも、カルシウムは女性ホルモンと同様な作用をしていて、
正常な出産や陣痛を促進させるはたらきをも担っているのです。
 精子の周囲には、他の細胞と同じように非常に濃度の高いカルシウムがあります。
このカルシウムの濃度差が、ひとつの信号となり、
精子もまたこのカルシウムの濃度差という信号によって活動するのです。
もしカルシウムの摂取が不足していると、
この濃度差を保てずに精子の動きが鈍くなつてしまいます。
 受胎は1万倍のカルシウム濃度をもつ精子が卵子に入ることで、
多量のカルシウムが卵子に流れ込みます。
卵子についても細胞の外と内とで、
十分なカルシウムの濃度差がないと正常に精子を受け入れることができないのです。
その結果として正常な受精も行われません。
精子がなくても、卵子の中にカルシウムを注射すると、
卵子の細胞は分裂が始まり個体に成長するという現象が起こります。
これは「処女生殖」とも言われるもので、
染色体が通常の半分しかなく、もちろん妊娠には至りませんが、
その他は通常と全く変わらない現象です。
つまりカルシウムはそれだけ大きな力をもち、命の源となるパワーをもっているのです。夫婦のどちらかがカルシウム不足だと、精子や卵子の動きも鈍くなり、
不妊になることが充分に考えられますし、
健康で賢い子どもを育てるためにもカルシウムは必要不可欠なのです。
 また男性の精子の中にカルシウムが人っていないと、
精子が子宮内に到達することができません。
卵子に到達しようとして懸命に精子が泳ぐのですが、
カルシウムが不足すると精子は泳ぐことすらできなくなります。
無精子症と並んでこれが男性の不妊症の最も多い原因です。
さらに、カルシウムが不足すると、受精卵を分裂させることができなくなったり、
その後の骨格を作ることができなくなったりします。
免疫力を高めることもできないので、
カルシウムなくして胎児の健康な成長を促すことはありえません。
つまり、カルシウム不足になるに従って、不妊症が増加することになり、
近年の青少年のカルシウム不足が
日本の教育問題や少子化問題にも関連しているのではないでしょうか。
実際に、ご夫婦で風化月化石カルシウムを摂取して妊娠できた例は数多くあります。
また人によっては妊娠しても『つわり』がおきないなどのケースもあるほどで、
妊婦にはカルシウムが絶対に必要な成分であるといえます。
カルシウム不足になると、出産や胎児にも悪い影響を与えますし、
また嬰児にとっても夜鳴きや府の虫、アレルギーや奇病等の原因にもなります。

難病・奇病にも深く関わるカルシウム不足

そもそも、心筋・動脈の収縮や神経の興奮といった情報の伝達は、
カルシウムの作用によるところが多く、
カルシウムが不足すると、脳内電圧や情報の連絡に支障をきたします。
骨以外の体内の余分なカルシウムの増加は、
悪玉のカルシウムが増加することを意味しますので、
精神病や脳疾患といった病気にもつながりやすくなるでしょう。
 神経細胞のニューロンも正常なはたらきを保つには、善玉カルシウムが必要です。
悪玉のカルシウムはイオン化が進んでいることから活性度も高く、
いろいろなところに沈着して興奮の伝わりを阻害します。
これらが痛みや麻痺の原因ともなるわけです。
例えば血管に悪玉カルシウムが沈着すると、
動脈硬化や脳血栓の原因となり半身不随や記憶力に異常が生じます。
それによって五感器(眼・耳・鼻・舌・皮膚)に
障害が発症する原因をつくることにもなるのです。
また、筋肉の収縮や弛媛にも、カルシウムは作用しており、
筋肉や靭帯にストレスが発生すると、その部位は電気的にはマイナスとなり、
イオン化によって活性化したカルシウムなどのミネラルが、
沈着して癖血現象を発生させます。
その結果、正常な生理活動を阻害して、肩こりや背骨の痛み、
腰痛や関節痛を生ずるばかりか、内臓の働きを阻害することもあり、
あらゆる生活習慣病の原因にもなります。
 カルシウムは体内で、常に代謝が行われています。
前述のように突然の腰痛や肩の痛み、膝の痛みなども、
善玉・悪玉のカルシウム代謝の異常から発生するものです。
これらの症状を防ぐためにも、
善玉カルシウムは体にとって必要不可欠な栄養素なのです。
 高齢者や、更年期を過ぎた人は、急激に骨のカルシウムが不足し、
骨租紫症になります。
特に骨租髭症は若年化して、
最近では生まれたての嬰児でさえ骨租髭症になっているという話も
新聞に載っているほどです。
日本人の骨の状態は年々悪化しているようです。
このままでは、骨のカルシウム不足の弊害による難病奇病の若年化の進行にもつながり、深刻な健康問題にもなりかねません。

力ルシウム不足が″線維筋痛症症候群″につながる

カルシウム代謝のアンバランスのために、神経や筋肉にカルシウムが沈着すると、
線維筋痛症などの病気の原因にもなります。
線維筋痛症症候群は症状が多岐にわたっていますが、
これも骨に99%それ以外に1%という比率が維持できていれば、
発生を防ぐことができると考えられます。
 線維筋痛症とは、現代医学では検査方法がなく、
原因不明で治療の医薬品もないといわれています。
症状としては、焦燥感、不安感、憂鬱感、理解力や想像力の低下、
運動能力の低下、集中力の欠如、仮面鬱病、神経症、不眠、頻尿、下痢、生理不順、
過敏性大腸炎、ドライアイ、耳鳴り、難聴、皮膚痺燥感、動脈硬化、顔面神経痛、
膠原病類似症状、歩行困難、膝関節痛、むずむず脚症候群、痺れ、冷感、
こわばり感、だるさ、生理困難、筋肉の激しい疲労など、人によってそれぞれです。
病院に行っても往々にして、原因不明で治療法もないと言われてしまいます。
 線維筋痛症症候群もやはり、
カルシウムの代謝異常から発生した生体磁気(経絡)の異常で、
その流れが阻害された結果だといわれています。
骨により多くのカルシウムがあればあるほど、線推筋痛症にはなりにくく、
患っても回復が早いはずです。
逆に骨のカルシウムが少なければ少ないほど、線維筋痛症は発生しやすくなります。
また骨のカルシウム不足は症状を深刻化させ回復も遅らせてしまいます。
そうなると痛みや腫れ、また運動不全などで悩ませられることになるでしょう。
 著者は、40年以上にわたり過去に厚別西医院や厚和医院で医師と連携して、
臨床研究を重ねた結果、線維筋痛症は全身に及ぶカルシウム不足による、
生体磁気の異常であることを突き止めています。
体液の循環経路に悪玉のカルシウムが沈着し、経絡の流通を阻害しているのです。
さらに神経や筋肉細胞にも沈着して痛みや麻痺、凝りを生んでいます。
また、脊椎を歪めていることから突発的な痺痛や継続的な痛みを生じます。
 解決法はまず、カルシウムの補給です。
もちろん、善玉に作用するカルシウムを摂取しなければ、効果はありません。
カルシウムの多い食品を摂り、食事法で体液をアルカリ性にすること。
これで体液周辺の電場の流通障害が改善され、症状が回復するはずです。
カルシウム不足によって、体内の磁気の流れが乱れ、
特に関節関係や脊椎の歪みを生じさせているのですから、
それによって痛みが出たり、また他の部位の機能に支障をきたしたりします。
これらは善玉のカルシウムを補給することで改善善するというわけです。
 現代医学で諸検査をしても、原因不明・治療法なしとされ、
線推筋痛症はとりあえずの鎮痛剤や安定剤、また麻酔薬などで処置されてしまうので、
そのうちに症状が進行してしまっているのが現状です。
過去の自律神経失調症の処置と同様で、処置の方法がないのです。
カルシウムとの相関関係においても、
現代医学では善玉カルシウムと悪玉カルシウムの認識がないため、
悪玉カルシウムが体内にどれだけ潜んでいるかについても認識がありません。
悪玉カルシウムが体内にどれだけあろうとも、
血液中のカルシウムの数値が正常値であれば、
カルシウムとの相関関係を除外して考えるため、
本当の原因に辿りつくことができないのです。
線維筋痛症が未だに現代医学で解明されていないのはそのためでしょう。
 しかし、こうした線維筋痛症などの場合、
カルシウムの代謝の異常による悪玉カルシウム増加が原因であり、
経絡の流通を良くし活性化することで改善することが、前述のとおり確認されています。善玉カルシウムの補給で実際に効果もあげています。
根本治療は骨に善玉カルシウムを補充し、
骨以外の余分な悪玉カルシウムを排泄させること。
つまりは、カルシウム代謝の促進です。
 経絡の流通が何らかの原因で阻害されている方は、
その治療をすることもお勧めします。
さほど回数は必要ありませんが、年に3〜5回くらい、
経絡の流通を高める治療を施すと効果的です。
大きな経絡異常の場合は、高圧感応治療器による電磁場療法の固定治療が、
札幌の弘漠療法院でのみ受けられます。
 また、風化貝化石カルシウムを食べている人でも、
筋肉の急激なショックや精神的ストレスで、急激な変動をきたし、
痛みなどが発生することがあります。
治療ですぐ回復しますがカルシウム代謝が正常になるまでは、
いつもより多めにカルシウムを摂取することも必要です。
放置すると、症状が進む場合もありますので注意して下さい

カルシウム不足が癌を助長する

次に、最も根治が難しいとされる″癌″について、
そのカルシウムとの関係をお話いたします。
″癌ががなくなる″と簡単にはなかなか言えませんが、
実はこの悪玉カルシウムが多くなると癌になりやすくなるということは言えます。
 癌は、遺伝子の問題でもなく、ウイルスや菌の問題でもありません。
しかし現代医学では原因不明の難病とされています。
東洋医学で癌は、「π電子」が4個以上集って、悪玉のカルシウムが沈着作用すると、
その部位が異常活性化して発癌すると解説されています。
 パイ電子は、電気的には(一)の活性電子で、女性ホルモンの多いところに存在し、
周辺の(+)電位を持った物質を吸着する性質を持っています。
悪玉のカルシウムは代表的な(+)電位であり、
その他の金属(ミネラル)も少量ながらプラスの硬度分として存在しています。
活性電子の周辺の細胞に悪玉カルシウムが作用すると増殖する力が強く、
パイ電子を中心とした未熟細胞の異常増殖部位が発生します。
これが癌の発生です。
 癌は、他の組織の活性電子の発生しやすい所、つまり女性ホルモンのある部位、
ストレスのかかりやすい部位に集中し、
周辺細胞のエネルギーは、悪玉カルシウムにより活性化し、転移・肥大化します。
 善玉カルシウムは、磁気を持っていても電荷は持っていないので、
細胞を異常活性化することはありません。
活性のパイ電子が存在しても、その周辺の細胞が癌化することもないのです。
 「π電子」の減少はその部位のストレスを解消して活性化を防止し、
さらに悪玉カルシウムを減らしてくれるのです。
それには、繰り返し申し上げてきたとおり、骨に善玉のカルシウムを補給すること。
それによって体内の悪玉カルシウムは減少します。
 6年間以上風化月化石カルシウムを摂取している人は癌になりにくいといい、
癌を患っている人も風化月化石カルシウムを摂取することで進行が止まったり、
症状が改善したりした例は多くあります。
要するに、″癌がなくなる″とは言いませんが、原因が悪玉カルシウムであれば、
それを減少させることが基本中の基本であるということです。
 癌を患って、組織が破壊されると現代医学では、
手術などでの処置しか方法がありません。
癌にならないよう、常に善玉カルシウムを補充して、
悪玉カルシウムを溜めないようにすることが重要です。
高齢者になると癌にかかりやすくなるといいますが、
高齢者になると骨租軽症にかかるのが通例で、
それは一方で、体内の悪玉カルシウムの増加を表しています。
悪玉カルシウムが増加していれば癌になつても不思議はありません。
まして、骨租髭症の若年化が進んでいますので、
生活習慣病や癌の若年化も危倶されて当然です。

力ルシウム不足と骨租髭症

 日本は今、超高齢社会ともいわれ骨租髭症が急増しています。
さらに骨租軽症が若年化し、
これに伴なつて難病・奇病・生活習慣痛が全般的に若年化を辿っています。
50代以上の女性を中心に国内では一千万人以上の患者がいるとされ、
増加の傾向にあるといわれています。
圧迫骨折の他に、特に股関節(大腿骨頚部)の骨折が増加し、
歩行困難の寝たきりなどの原因になっています。
 骨はカルシウムやリン、マグネシウムなどの他に
たんばく質とカルシウムからつくられるアミノ酸類のコラーゲンや
ヒアルロン酸も必要になります。
 骨租髭症には、ふたつのタイプがあるといわれています。
加齢によって骨からカルシウムが抜けてしまったタイプと、
女性ホルモンの欠乏によるタイプです。
 加齢によって骨からカルシウムが抜けてしまうタイプは、
70歳以上に多く見られ、重症のケースが多く、治療にも時間がかかります。
カルシウムの摂取不足と、体液の弱酸性化・マグネシウムの堆積による骨の溶解が
原因となつています。
マグネシウムの堆積は水素を発生させ、
内部からどんどん軽石状態(内部から溶かす)にしてしまいます。
一方、女性ホルモンの欠乏タイプは、50歳から70歳に多く、
症状は比較的軽いようですが、骨の中心部から脆くなっていくため、
疹血の増加・骨盤内の骨の溶解などがみられます。
特に股関節に異常が多く、膝関節の異常発生と共に、発癌の危険性もはらんでいます。
 これら骨租軽症の原因は、絶対的にカルシウム不足にあります。
体液に1万・細胞に1個の比率のカルシウムバランスを保持しなければ、
体の生理機能は正常に保つことができません。
そのため1億の比率といわれる骨からカルシウムを溶かしだして、
体液や細胞に補給するわけです。
したがって、骨のカルシウムはどんどん抜け出ていくことになります。
治療としては、
腸管から吸収する際に必要なビタミンDや薬用のカルシウム剤が補給されたりして、
それらの研究も進んでいるようですが、いずれも効果は薄く、
カルシウムを補充することは無理だという結論がみえています。
つまり、イオン化したカルシウムでは骨租軽症は改善できないのです。
 野菜のカルシウムや小魚・海草などのカルシウム、風化貝化石カルシウムなど、
自然の非イオン化のカルシウム以外には、
効果的なカルシウム摂取が困難であることはわかっています。
野菜なども含有量が微量なため、
改善策としては風化貝化石カルシウムや小魚・海草を中心とした食事、
また併せて運動を取り入れた生活によって改善するしか方法はありません。
 薬用カルシウム剤は、前述の通りイオン化カルシウムであり、
現代医学の薬学は成分の医学であり、
そのほとんどがイオン化したものを使用しています。
イオン化すると浸透性は高く、すばやく吸収され、効果を早く発揮します。
薬は体にとって緊急事態の時に必要とされるものなので、当
然イオン化でなければなりません。
しかし、薬以外で通常の健康を維持するために、
イオン化したものを食品という型で継続して摂取することは今までにも述べてきた通り、カルシウムパラドックスを招き、細胞に沈着することから収縮・凝甲沈着を生じ、
それが疹血現象の原因になります。これこそが悪玉カルシウムなのです。
したがって、水に溶けている硬度分の高いカルシウムや
牛乳に添加されているカルシウム、その他添加物として使用されているカルシウムは、
イオン化している悪玉カルシウムであり、人体には弊害を及ぼします。
ゴマの場合も、
抗酸化成分「ゴマリグナン」に多く含まれる物質の中からセサミンのみを抽出して
他の成分と合わせたものより、
むしろすりゴマ等、ゴマを調理したものの方が
ゴマ全部を食べることになり健康には有効です。
 カルシウム摂取の効果的な方法は、
カルシウムの多い食品と風化貝化石カルシウムを摂取することです。
風化貝化石カルシウムは、古代ソマチッドをも含有し、免疫力も高めます。
風化貝化石カルシウムの常用こそが、骨租寮症と万病の基本改善に必要なのです。

カルシウムと糖尿

糖尿といえば、膵臓のホルモンのインシュリン不足から生じる病気であることは、
現代では既に常識となつています。
しかし、これにカルシウムの問題が関連していることはあまり知られていません。
高齢者になると、骨租頼症と同様に糖尿の疾患が増加するといわれているのは、
いずれもカルシウム不足から生じる結果なのです。
さらにカルシウム不足が深刻化している現代においては、
糖尿関係の疾患が増加しているのも当然だというべきでしょう。
 人体が筋肉や心臓のはたらきを維持していくためには、
ブドウ糖を消化し分解して、これをエネルギーに変換する機能が必要です。
ブドウ糖を体内で効率よく作用させるためには、
インシュリンというホルモンが必要になります。
食物が消化されブドウ糖に変わり、血液中のブドウ糖の濃度(血糖)が上がってくると、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞からインシュリンが分泌されて血液中を流れます。
ブドウ糖を細胞の中に取り込み、これを分解して、エネルギーに換えているのです。
 もしインシュリンが分泌されなければ、
ブドウ糖を細胞の中に取り込んで処理することができないので、
血液中のブドウ糖の濃度(血糖)が高くなり、尿中にたくさんのブドウ糖が現れます。
これを「糖尿」というのです。
 腎臓がブドウ糖をそのまま透してしまうこともあり、
普通よりもたくさんのブドウ糖が現れるケースにおいては、
「腎性糖尿」の場合もありますので、必ずしも糖尿病と判断すべきではありません。
ことに糖を負荷した後の高血糖は、
糖尿病では必ず起こるので、糖尿病の診断の根拠となつています。
 高血糖が起こると尿に糖が出るので、もちろん「糖尿」ですが、
糖尿には2つのタイプがあります。
若い人に多い、インシュリンを体内で作らない「T型」(インシェリン依存型)と、
成人に多いインシュリンを体内で作ってはいるが、
うまく作用していない「U型」(インシュリン非依存型)との2つです。
カルシウムはすべてのホルモンの分泌に必要であり、
インシュリンの分泌も、
細胞内と細胞外でカルシウムが正しい比率を保っていなければ分泌されません。
細胞の外にはカルシウムが多数あり、細胞内にはカルシウムが1個、
ホルモンが正しく分泌されるにはこの比率が正常だといわれています。
 カルシウムが細胞の外から中に入ることにより、
インシュリンを分泌しなければならないという刺激が発生し、
分泌顆粒という貯蔵庫のようなものの中に入っているインシュリンが
カルシウムの力によって、細胞の中に運ばれます。
細胞膜と分泌顆粒がカルシウムの力によって接着して、
分泌顆粒の中のインシュリンが細胞の外に出されます。
カルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンの分泌が増加して、
細胞の中にカルシウムを押し込みます。
そうすると、細胞内のカルシウムが増加して、カルシウムの濃度比が保てなくなると、
ブドウ糖が増加しても、インシュリンを必要とする信号がβ細胞の中まで届かず、
インシュリンの分泌が順調に行われないために、
糖尿が起きたり症状が悪化したりします。
 善玉カルシウムを摂取すると、インシュリンの分泌がよくなり、
血糖値が下がることが知られています。
このように善玉カルシウムの摂取不足は糖尿病を起こす原因にもなりますし、
また、その状態を悪化させることにもなるでしょう。
骨租軽症と糖尿は親戚のような関係にあり、病気の根源となっています。
糖尿は、これに伴う恐ろしい合併症として、
網膜症・腎症・神経症などを発生させることにもなります。
網膜症とは眼底の動脈に小さな膨らみの動脈痛ができて、眼底出血をおこし、
悪化すると失明にも至る病気です。
 腎症では、たんばく尿をおこし次第に腎臓のはたらきが衰えて、
腎不全に発展し透析が必要となり、神経症では足のしびれや神経痛を起こします。
また糖尿は、動脈に異常が生じると、
粥状動脈硬化という恐ろしい合併症を引き起こします。
高脂血症も糖尿の代謝異常のひとつといわれ、血清コレステロールの増加を生じ、
動脈硬化の原因ともいわれます。
糖尿病の人には、脳血栓や冠状動脈の硬化による心筋梗塞がおこつたり、
四肢の動脈の粥状硬化により閉塞から血管の壊死を起こして
下肢の切断に至ることさえあるといいます。
 細胞での障害は、悪玉カルシウムが細胞の中に入ることによって起こります。
糖尿病の合併症も、網膜の血管や腎臓の糸球体の細胞や神経細胞に、悪玉カルシウムが
入り細胞内外のカルシウム濃度の比率を変えてしまうことによって起こります。
悪玉カルシウムはイオン化しているため、感度が高く容易に細胞に付着します。
その現象は瘡血現象と同様であり、余分なミネラルといわれる悪玉ミネラルも同様に
細胞に付着して、症状を悪化させます。
骨に善玉カルシウムが充分あれば、
これら悪玉カルシウムや悪玉ミネラルが排泄されることになるのです。
 糖尿の場合、細胞の外を常時大量のブドウ糖が取り囲むと、
酸素運搬のヘモグロビンさえ糖化ヘモグロビンに変わり、
細胞膜のたんばく質も糖化されて酵素の変化が生じます。
その結果、カルシウムが細胞の中まで入って、細胞を損傷するといわれています。
このため、糖尿病の合併症の予防は、血糖値を上げないことと、
骨に善玉カルシウムを補充して副甲状腺ホルモンを増加させないことです。
 副甲状腺ホルモンは骨からカルシウムを溶かしだすのに大きく作用しますが、
同時に細胞内に押し込む作用もします。
副甲状腺ホルモンはそのためのホルモンです。
こうしたことからも、
風化貝化石カルシウムのように骨に入るカルシウムの重要性が
お分かりいただけるかと思います。
合併症を予防して治療するには、風化貝化石カルシウムと
それに含まれる古代ソマチッドがいかに必要かも認識しなければならないでしょう。
 念を押していえば、
「骨のカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンやその他の物質のはたらきによって、血管の細胞の中に悪玉カルシウムが入り、血管が収縮し硬化して高血圧となり、
膵臓のβ細胞の中に悪玉カルシウムが多量に入ると、インシュリンの分泌が行われず、
糖尿になります。」
だから、確実に骨を作るカルシウムの補給には、
イオン化していない風化貝化石カルシウムが最適ということです。

更年期障害とカルシウム

 女性の悩みのひとつに更年期障害があげられます。
更年期障害は
発汗・ほてり・高血圧症状・のぼせ・どうき・倦怠感・脱力感・頭痛・不眠
・精神不安・肩こりなどなどの症状が生じます。
この大半は脳の視床下部の異常で視床下部は自律神経をつかさどっています。
しかも、このような症状が若年化してきており、
30代以下では自律神経失調症ともよばれています。
 この原因は卵巣萎縮によるエストロゲンの低下に起因します。
エストロゲンが低下すると骨の溶解がすすみ、骨租軽症になりやすくなります。
皮膚のコラーゲンも減少し精神的に不安定になるといわれます。
逆の発想をすると、カルシウムはエストロゲンの作用を緩和しており、
同じような作用をするプロゲステロンの作用もしてくれます。
エストロゲンは子宮癌や乳癌の原因をつくりますが、
プロゲステロンは発癌を抑制します。
ホルモン補充療法は、
エストロゲンが発癌の原因になるということから嫌われてきましたが、
プロゲステロンと併用するようになってからは、
逆に癌の発生が抑えられたといわれています。
改善する疾病は、乳癌・子宮体痛・重篤な肝疾患・脳卒中‥心筋梗塞があげられ、
悪玉コレステロールの低下に効果的で
いずれもカルシウム不足から生じる症状と一致しています。
 これらはカルシウムの効果とはいいませんが、
善玉カルシウムの不足や磁気不足が原因と思われます。
実際の臨床では、きちんと風化貝化石カルシウムを摂取した方には
癌にかかる人が知る範囲では見当らず、
かかっていた癌が小さくなり消滅した人さえいます。
コラーゲンもたんばく質とカルシウムの合成の産物なのです。
 抽出されイオン化されたコラーゲン製品は、
人体内では消化解毒されてしまいコラーゲンとしての作用はしていません。
その人の体内で合成されたコラーゲンのみが有効に作用します。
人体は自分の体内でつくつた成分などにより、生育や新陳代謝がされており、
外部から入るものは異質のものとされ、
一度体内の関所を経た養分のみが適正な作用をしております。
 エストロゲンは視床下部に作用して自律神経を正常に作動させますが、
カルシウムはこれに代わって視床下部のはたらきを正常にしております。
したがって風化貝化石カルシウムの摂取者には更年期障害の発生がありません。


体調を陰で支えるカルシウムその働きのたのもしさかな  正食と人体 一倉定著

隠れたカルシウム不足

欧米の岩石は水成岩が多く、
水成岩はカルシウムを多量に含んでいる。
カルシウムは陽性である。
その岩石からできた土壌は、
カルシウムを多量に含んでいる。
その土壌からとれる穀物、野菜、果物、水にはカルシウム分が多い。
だから、生水は飲めない。
それらの作物を食べている食用牛の肉の中にもカルシウム十分。
したがって、欧米人の食物は、
特に意識しなくてもカルシウムが十分に含まれている。
そのためか、西欧の栄養学では、
カルシウムのことは、あまり重視されないようだ。

これに反して、日本には火成岩が多い。
火成岩はカルシウムが少なく陰性物質であるカリウムが多い。
だから日本の土壌はカルシウムが少なく、カリウムが多い。
つまり、かなり強い陰性土壌である。
そのために、日本でとれる作物も家畜もカリウムの含有量は多いが
カルシウムの含有量は少ない。
 したがって、果物は大きく、香りがよい。
クルミも、ソバも、マツタケも、外国産のものより香りが強い。
カルシウムもタップリと含んでいる食物に基づく欧米の栄養学を、
カルシウムをわずかしか含んでいない日本に、
そのまま持ってくるという、物マネ栄養学″では、
日本の実情に合うはずがない。
 日本の男性は中年を過ぎると、猫背″になる人が多い。
女性は、最近はダンダン少なくなっているとはいえ、
腰が曲がる≠ニいう現象がある。
原因は、いうまでもなくカルシウム不足。

スギナの効用  正食と人体より

ここで、スギナだけ特別に取りあげたのは、
一、清浄な植物性カルシウムの宝庫である。
二、その効力は抜群で、しかも広範囲である。
三、全国至るところに自生し、極めてたやすくとれる、代価はただである。
四、貯蔵がたやすく、通年服用できるという理由からである。
 スギナという草は、不思議な生命力を持っている。
本書の第三阜では、原子転換によってカルシウムを作りだす」
というスギナの能力にふれているので、ご参照されたい。
スギナの固形物質のうち70%は硅酸カルシウムで、
動物性カルシウムと違い老廃物を全く含んでいない清浄カルシウムである。

@ 利尿効果が大きい。
腎臓病でムクミが釆ている場合や身体が陰性化している場合に、
小水の出が悪くなってムクむ。その生理はすでに説明した。
その外、水を飲みすぎて血液が陰性化してムクミが来る。
このような時にカルシウム茶は非常によく効く。
病気が重かったり、体調が悪い時は、
その程度によって、悪いほど小便の色が濃くなる。
A 神経痛、リウマチなどの痛みにもよい。
煎じて飲む一方スギナの湿布をするとよい。
B アトピー性皮膚炎には、生業をすりつぶしてパスタにして幹部に塗る。
または青汁をつけると、よく効く。しかしこれは対症療法としてであって、
根本的には身体を陽性にもってゆくことこそ本当。
C 胆石、結石などの痛みは、蒸して湿布をするとよい。
別の療法としては、玄米正食と里芋パスタ(後述)の並用がある。
その他光線治療も効果的である。結石の主要成分は蓚酸カルシウムである。
農薬を使うようになってからは、
ホウレン草の蓚酸カルシウムの含有が多くなったので、あまり食べないほうがよい。
D 前立腺炎は、カルシウムの湿布とカルシウム茶がよい。
また、玄米正食にショウガ湿布もよい。
E 肺結核にもスギナ茶と湿布がよい。
昔は、セメント全社の従業員には結核患者がいないといわれたが、
セメントの主原料はカルシウム。
また、ある結核患者は、セメントを買ってきて、節にかけたり、
かき回したりして、セメントを吸収して治した、という。
しかし、基本はあくまでも玄米正食。
F 自動車を運転する時には、スギナの前んじ汁を飲み、さらに容器に入れて携帯し、時々飲む。終日疲 れは全く感じないので、誰もがビックリする。
夜間は視力が強くなっているだけでなく、
視界が広くなっているので、安全運転ができる。
G 骨折に著効がある。スギナを陰干ししたものを、
ミキサー、 デスポーザーなどで粉砕する。
これを 毎食大サジ一杯または前んじ汁をとると、回復のスピードが大幅に向上する。


バナースペース

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