あいにく、日本国内では、多湿の為、海岸で自然にお塩は結晶しません。
従って、長い間、製造工程で、海水を、加熱したり、煮詰めたりして、
塩造りを行い、お塩を手に入れてきました。大変、苦労して生産してきました。
「ごみ」とにがり(苦汁)との葛藤で、お塩の生産。
生きていくために不可欠な「お塩」を入手するために、試行錯誤の連続でした。
きれいな海岸で天日と風で結晶するお塩が、原料として最適です。
本来、必要とされるお「塩」は、
広大な海の情報が、いっぱい、つまった「海の化身」です。
だから、「塩」の造り方が、大変重要です。
造る側の意図が間違っていると、大変な影響を及ぼすのです。
「塩」とは、どういうものが「塩」なのか?
「海の海水」(陸地で塩水が湧いているものは、海水ではない)が、
干上がって風や天日で乾燥し、水分がなくなって残ったものが塩です。
すると、この工程には、
塩田で濃縮した海水を、仕上げに平釜で「煮つめる」という工程がありません。
又、今、日本でつくられている「自然塩」と称する塩も同じで、
仕上げに平釜で煮つめてつくっています。
海水を一度沸騰させたらどうなるか?
「生きている海水」が、「死んだ海水」になってしまうのです。
味も一変しています。
「死んだ海水」から出来た塩は、「死んだ塩」になっているのです。
大海のパワーも、同然、なくなってしますのです。
それだけ、製造には、ノウハウが必要なのです。
参照ページ
日本の塩の作り方
伯方の塩 製造工程
地球は、陸 海 空 で成り立っています。地球には、三方向のエネルギー
知れば知るほど神秘な事が多い【海】、その海の機能を持った【塩】こそ、
【陸】で生活する人間にとって、生きていく為の、「大切な贈り物だった」のです。
【海】は広大で神秘の力を持っています。
人間の身体は、小さな地球です。
水分と有機物の比率が、ほぼ7:3。地球も海と陸の比率が7:3です。
人間の水分は、細胞外腋の成分がNACL(塩)で、細胞内腋はカリウム。
海の成分もNACLです。また、赤ちゃんは、お母さんのお腹で育ちますが、
赤ちゃんは羊水という海の成分と同じ水の中で育ちます。
私達人間にとって、水は最も重要な成分です。
この水が濁っていたり、粘々してたり、不足したりすると、 体内の循環が悪くなります。大切な栄養素を必要な場所に運びたくても運べません。
水が汚れて、汚染物質水が汚れて、汚染物質がいろいろな場所に付着すると、
水の流れが中断し、障害が発生します。
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「減塩」といって病気の原因・元凶にされ、悪者にされてきた塩。
「お塩」にたいへんお世話になっているにもかかわらず
それに加え、安価なことで、ありがたさを忘れ、
「簡単に手に入れることができる」事で、軽視されてきた「お塩」。
そして、食塩のことを「お塩」から、呼び捨ての「しお」に・・・
「お水」も、呼び捨ての「みず」に、、、大切さを忘れた証! |
国のお墨付きの「食塩」のどこに問題があるのでしょうか? 専売法廃止に伴う、2004年の「塩」の輸入自由化で 選択肢は広がりましたが、商品を見極める力も必要になりました。
当サイトでは、人間に必要不可欠な最適・最善の「塩」を、 【ご塩】=「ごえん」と称し、【ご塩】について説明しています。 |
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国語の時間では教えない「お」と「ご」の意味 |
【お塩】【お水】は、何故「お」がついているのでしょうか?
とてもとても大切なもので、なかなか理想的なものを手に入れられない「貴重な物」だから、そのことを「お」をつけて、大切なものとして、表現してきました。他にも「お」がついているものがあります。とおさん/かあさん/ばあちゃん/じいちゃんです。
「お」の意味を考えると、本当に大切であることが分かります。
しかし、現状はどうでしょう。
【お塩】【お水】と同様に、「呼び捨て」にされてないがしろにされがちな世の中です。ここに、社会問題の解決のヒントがあります。
近いうち汚染が進み、意識が変わり、【空気】も「お空気」とよばれる時代がこない事を望みます。(2007年)
しかし、2011年、福島原発事故で、放射性物質の汚染で、空気まで、心配する必要が発生しています。
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「お」と同様に、最も大切にしなければならない「ご先祖様」の
「ご」もありましたね。
ご先祖様を考えることは、今の自分を見つめることにつながります。
国語の時間では教えない「お」と「ご」の意味する事を考えだしたことで、私の葛藤と挑戦が始まりました。
多くの問題を解決する為には、まず、この「お」と「ご」の真意を考えて、原点に戻ることが大切です。この「お」と「ご」に、最大のヒントがあるのだと考えます。
「お」と「ご」の真意を考える事で、解決策が見えてきます!
忘れがちではあるけれど、基本で原点は、両親/祖父母/ご先祖様を大切にすることだったのです。 |
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