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飽食の予言 岡庭昇著
   1988年 
 25年前の書籍より



             夕張の石炭の上に乗った「大夕張のキリ助」

飽食の予言 岡庭昇著 1988年 25年前の書籍より
招き入れている放射能食品●一〇〇万人がガンで死ぬ
検査横械は「ひと目盛り300ベクレル」  ♪「検査官はたった八人」のウラ側
スパゲティの九〇パーセントが被曝   ♪体内被曝はガンにつながる
生活が放射能漬け″に   ♪原発で汚染される「食」環境
コバルト照射が目前に  ♪原発のゴミで食品を燻蒸
水道水を飲むとガンになる ●世界でいちばん危険な水  
赤錆でふさがった水道管  ♪腹下しをとるか、ガンをとるか
腹下しをとるか、ガンをとるか   ♪トリハロメタンはなぜできる? 
安全な水のつくり方−家庭用   ♪オゾン方式にすれば防げる   ♪

招き入れている放射能食品 

●一〇〇万人がガンで死ぬ
一九八六年の四月、ソ連で原子力発電所の事故があった。チェルノブイリ原発事故である。
この事故は、アメリカのスリーマイル島事故などと並んで、
原子力発電に絶対安全などということほありえないこと、
そして原子力発電事故が起きたらもうおしまいであるということ、
ましてこれが狭い日本であってはほとんど大都市が全滅したであろうという教訓を残している。
 およそこれだけ狭い国に住みながら、
こんなに多くの原子力発電所を津々浦々につくって平気でいるという日本人は、
世界から見てもよっぽど鈍感な、不思議な民族であるだろう。
 ところで、この問題も、深刻に、食品の問題とかかわっている。
チェルノブイリが爆発したすぐ直後、
ヨーロッパに放射能の死の雨が降り、灰が降り注ぎ、セシウムやストロンチウムなどの放射能が、
東・中央ヨーロッパ全体を覆いつくした。
汚染された死の灰は、成層圏を通って日本にもたどり着き、
放射能測定をしていた専門の技術者が機械が壊れたのでほないかと
いぶかったほどの高い数値を検出させたのである。
 高木仁三郎氏や藤田祐華氏がきちんとレポートしているように、
ヨーロッパでほ、あわてて子供たちにヨードを飲ませて、放射能汚染から守るようにしたり、
食料の缶詰やミネラルウォーターを買い込んだり、切実な防衛態勢をとっている。
が、今後、放射能食品による体内被曝で、一〇〇万人の人間がガンなどで死ぬだろうと言われている。
 じっにヨーロッパにとっては大変探刻な問題なのだが、
日本では依然としてあっけらかんとしたムードであり、危険に対する自覚が、まったく足りないようだ。
少なくとも、原発に対して
ヒロセ夕カシ現象″が起きても、食べものの問題としてとらえられているとは思えない。
なぜなら、これはヨーロッパだけの問題でありえようはずがない。
実際、続々と日本にチェルノブイリの被曝食品が送り込まれてきているわけである。
 行政が世界中の放射能食品をフリーパスさせる以上、われわれほ自分で自分の健康を守らなけれはならない。
オランダのチーズを安く売るフェアなどが大々的に宣伝され、多くの消費者が押しかけるなどという、
バカげた事態は見るに堪えない。
なぜ、ヨ一口ッパの人間が怖がって食べないものに、平気で飛びつくのか。
もうすこし自分の利益にぐらい、頭を使ってほしいものだ。

検査横械は「ひと目盛り300ベクレル」

 チェルノブイリの事故があった後、
ヨーロッパの人たちが缶詰やミネラルウォーターを買い込んだということはすでに述べた。
そこまで直接の被害に対応しなくてすむにしても、全世界的に、
ソ連、トルコや、東ヨーロッパ、北欧から、チェルノブイリの死の灰に汚染された食品が出回ることは、
目に見えているわけであり、各国でそれに対する対応が急がれた。
だが、奇怪なのほ、日本の行政である。
たとえば、シンガポールなどは、従来の放射能規制値をさらに厳しくして、
セシウムやコバルト60の値がすこしでも出たら、いっさい輸入しないという態勢をとった。
すなわち、規制値ゼロである。当たり前のことだろう。
それに対して日本は、なんとセシウムに対する規制値を、従来よりもさらに高くしたのだ!
わざわざ370ベクレルといった、ものすごく高い数値にした。
他国と対応が逆になっている。
ありていに言ってし辛えば、汚染食品が日本に入りやすいようにのみ、対応したわけである。
ここにも、日本の行政の奇怪な本質が現われている。
 370ベクレルというのは、じつに高い数値であって、
フィンランドのトナカイの肉が、500ベクレルもの数値を出したケースはあったが、
そういう特別なものを除けば、この規制値であるかぎり、ほとんどの被曝食品ほフリーパスで通ってしまう。
おまけに成田や横浜で検査している機械ほ、お粗末きわまりない機械であって、
ひと目盛りで規制値の300ベクレルしか表現できないという代物だから、
たとえば、1500ベクレルといったよっぽどものすごい数値でなければ、針自体が動かない。

「検査官はたった八人」のウラ側

 作家・小林信彦が、先日
「本の雑誌で、成田における放射能食品のチェックについて、担当が八人にすぎないことを
TBS「情報デスクTODAY」ではじめて知った、
他のテレビ番組はなぜやらないのかと書いていたが、私がやった番組の後追い企画を見たにすぎない。
私が挑戟してきた”怒れ!グルメ・これでいいか日本の食卓<Vリーズは、
月刊誌、週刊誌、テレビ番組において、彪大な後追い企画を発生させた。
自慢しているのではない。タブーに挑戦する言論が大いに起これは、火つけ役としても誇りである。
が、実際にほ、それらのほとんどが、問題意識のありようと、
行政批判の腰の決め方においてあまりにも不充分な、従来の文法のままの話題主義にすぎない取組みなため、
かえって問題を棚上げしてしまうことになりかねないのである。
検査官がたった八名しかいない。
だからと・いって、
しばしば危険な食品が網の目をくぐり抜けて国内に入ってしまうかもしれないことが問題なのでほない。
横浜港も成田空港も取材したが、たった八名の検査官といっても、
手が回らないぐらい忙しく働いているようにはとても見えなかった。
すなわち、八名で充分やれるように検査というものの水準を設定するのである。
これが行政というものの本質だ。
スタッフが成田で見たお粗末きわまりない検査機は、
一ミリほどの目盛り一つが三〇〇ベクレルという代物であった。
すなわち、まずはじめから目盛りが動かないようにしてあるわけで、
したがって彼らからすれば八名で充分に検査をこなしているということなのだ。
 つまり、不充分な体制ゆえにときに危険なものが通過してしまうのではなく、
体制そのものがあらゆる放射能食品をフリーパスするようにできているのである。
従来、輸入果実の危険な燻蒸が、不備な体制をむしろ支えとして成立していたことと同じである。
 あえて人員を少なくし、ひどい機械を使い、無規制の数値を出すようにもともと仕組んでいるものを、
取組み方が不充分だ、もっとがんばれと注文したところで批判の方向がちがう。
行政の顔は”業者が困らないように図ってあげる≠ニいう方向しか向いていない。
 そして忘れてはならないことだが、チェルノブイリ以前に、日本がもともと原子力発電王国だという事実がある。
原発によってもともと日本の自然が汚染されている以上、
シンガポールのようにセシウムやコバルトの規制値ゼロ、すなわち放射能食品の完全なしめ出しなど、
やろうとしたってできないという前提がある。
 行政は、この前提を前提でほなくさせようなどとは、夢にも思わない。
言いかえるなら、放射能輸入食品についてきちんと対応しだしたら、
もともとこの国が原子力漬けになっているという、多くの国民が忘れている危険な現実に、
改めて目を向けさせることになりかねない、と少なくとも彼らは考える。
 体制は不備なのでほなく、完壁に狙いどおりなのだ。
 すなわち、これほ放射能食品を規制するための検査ではなくて、
合法的に放射能食品をどんどん輸入して、輸入業者、流通業者などが、
混乱することなく℃d事ができるよう計らってあげているのだ。
 いつものことだが、またも行政の顔が、まるっきり消費者のほうを向いていない。

スパゲティの九〇パーセントが被曝

 従来、日本の原子力発電所に対する規制値ほ、
環境に対して10ベクレル以上の放射能を出してはいけないというものであるから、
370ベクレルほいかに高い数値であるかがわかるだろう。
むろん、安全な数値などというものが、本来放射能にあるわけがない。
すこしずつでも蓄積されてガンや奇形などに結びついていくのだから。
シンガポールの規制値ゼロ、つまりまったく許さないという態度だけが正しいだろう。
それにしても、ひどすぎるということだ。
 われわれは、外国食品を輸入しているスーパーに行き、適当にギリシャ産の桃とか、
イタリア産のスパゲティを買って、東大・アイソトープセンターの小泉好延さんのところに行った。
小泉先生ほ、成田の検査機械などオモチャみたいなものだと笑って、
われわれの買った食品を厳密に検査してくださった。
結果ほイタリア産のスパゲティが3.3べクレル、
イタリア産キノコが103べクレル、
ギリシャ産の桃の缶詰が308べクレルだった。
 くり返すが、たまたま買っただけの食品であって、たくさん買った中から、こういう結果が出たわけでほない。
驚くべきことに、たまたま買った三つのものが、どれも高い放射能数値を出したわけである。
いかにフリーパスで、日本に放射能食品が出回っているかがわかる。
おまけにイタリアもギリシャも被曝地帯ではない。
ここには”名義変更〃の問題が証明されている。
 たしかにソ連、トルコ、スウェーデン、デンマークなどのチーズ、バター、小麦粉、ナッツ、
牛肉などは常識で危険だとわかる。
が、たとえば東欧でとれた小麦にしても、スペインに持って行って粉にすればスペイン産小麦粉″になるし、
イタリアに持って行ってスパゲティにすれば、”イタリア産スパゲティ≠ノなる。
いま日本に出回っているスパゲティの、九〇パーセントが被曝小麦だという恐ろしい説もあるくらいだ。
 また、北海道に住む私の若い、すぐれた友人であるK氏は、
北海道の各港湾にはソ連の船からフリーパスで被曝食品が荷揚げされている、
という戦傑すべき情報(噂?)を伝えてくれた。
本当だとして、上陸してからほたして”ソ連産″というレッテルつきで流通するかどうか、である。
 反原発運動に誠実にたずさわる物理学者・藤田祐幸さんは、
なんとブラジルの商品であるビーフエキスから高い放射能値が出たと驚いていた。
いわゆるインスタント食品の”ビーフ味≠ネどになっているのだろう。
ソ連周辺の牛肉を、こういう形でブラジルにまでもっていっている。
 先日、ある視聴者が手紙をくれた。
彼ほこの点が心配になって、日本を代表するメーカーの一つ、K食品に質問の手紙を出したという。
その返事のコピーも合わせて送ってくれた。
そこには、K食品のスパゲティもヨーロッパ産であることが明記されていた。
加工品として流通しているものが、どこの原料を使っているかわからない、という例である。
問題はさらにその先だ。
わが社では、国が決めた、輸入時の放射能規制値の、
さらに三分の一にまで数値をおさえて使っていますから、どうぞご安心くださいというのである。
 すでに述べたが、国の規制値は370ベクレルである。
だから、K食品のパスタやスパゲティは、なんと120ベクレルもの高い放射能を含んでいる可能性があるわけだ。
おそるべき高い数値である。
輸入規制の行政が、たんに”不充分だ=hもっとがんばれ〃といった批判ではすまないことが、
ここにも明らかであろう。
 この国の場合、あらゆる安全行政がそうだが、規制は危険なものへのチェックでほなく、
逆にお墨付なのである。
 このフリーパス体制は、いまや世界中で有名になっていて、
その結果、さまざまな乳製品、牛肉、その加工品、果実、ナッツなどの被曝食品が、
日本めざして山のように集まって釆ている。
シンガポールなどの、厳しい基準を設けている国に持っていってもどうせ売るわけにいかないから、
危険な放射能食品は全部日本へ集めろというわけだ。
 そして、いわば”セレモニーとしての検査≠ナ、片っばしから認知してやっているのが日本の行政なのである。

体内被曝はガンにつながる

 ふつう被曝というと、ヒロシマ、ナガサキのようなケースを思いがちだ。
そこから、原爆と原発はちがう、原子力の平和利用は認めるべきだ、というような愚論が生じやすい。
しかし、人は原発からも直接被曝している。チェルノブイリの場合はもとより、日常運転においても。
そして、すべての被曝ほ同じ害であり、平和″利用もへったくれもない。
 また、直接被曝以外に、体内被曝というものがある。
放射能を浴びた食品を食べた場合、われわれは被曝しているのだ。
このことを忘れてはならない。体内被曝がくり返されたなら、濃厚にガンに結びつくのである。
 セシウムやストロンチウム、コバルトを含んだ食品を摂るということは、
直接その爆発の影響を受ける体外被曝とちがって、体の中で被曝することになるから、
これを体内被曝という。体内被曝もガンに結びつく。
ここにも、日本が年間二〇万人もが死ぬガン王国である理由がある。
 行政は何もしないどころか、むしろ形式的なセレモニーで合法化しっつ、
積極的に放射能汚染食品を輸入する。
国民はソ連の出来事だからというような他人事としか見ず、
自分たちの周囲に続々と放射能食品が集まっていることに気づいてさえいない。
チェルノブイリは、日本の原発に対する安全性チェックを教えただけではないのだ。
 被曝食品に対する警戒は、むろん一人一人の知恵でなされねばならない。
が、同時にわれわれは、たまたまチェルノブイリの事故が起きたからトルコやスウェーデンの牛肉、
乳製品に気をつけるといった次元にとどまるのではなくて、
日本が世界有数の原子力発電王国になってしまっているという事実を考えてみるべきだろう。
水力、火方合わせて充分に電力需要をまかなえるのに、
わざわざ操業を止めてまで原子力発電に執着している、不思議な国にわれわれは住んでいるのだから。
 テレビ番組が、原発を取り上げることほ、めったにない。
が、チェルノブイリの被曝食品を扱っている間に、
この問題は避けて通れないと考えて、われわれほ宇和島の伊方原発を取材した。
ここには従来、環境破壊をねばり強く調査する漁民たちのグループがあり、
タブーに抗って原発批判を持続する「南海日々新聞」といった立派な地元ジャーナリストがいた。
実際に海底の泥から放射能が検出され、背曲がり魚がよく釣れるという。
 原発はいつのまにか国是になってしまい、マスコミにおける最大のタブーになってしまったが、
狭い日本の海岸を埋めつくしたこの彪大な原子力発電所の存在を抜きにして、
われわれの健康を論ずることほ不可能なのでほないだろうか。

生活が放射能漬け″に

●原発で汚染される「食」環境
 アメリカ、ソ連から見れはほるかに少ないとはいえ、
せまい国土を考えれば戦慄すべき数の原発が、なんら論議を経ることもないまま、
どんどん建設されているというのが、ひと昔前の日本の現実だった。
そして私が、情報センター出版局から出した
『わたしほ許さない』、『テレビ帝国の教科書』で指摘しっづけてきたように、
原発を批判することはもとより、それを語ること自体がマスコミ最大のタブーでありつづけてきた。
 市民たちが声を大にして”原発はいらない〃と言いだした現在の状況は、
やはり”ヒロセタカシシ現象〃 の功績というべきだろう。
スリーマイル島事故、チェルノブイリ事故は、原発は絶対に安全でなけれはならない=A
”しかし、原発ほ安全ではない≠ニいう明快な事実を明快にした。
それなのに(それだから?)、化学者〃たちはいま、絶対に安全なものほ本来ありえない、
”だから原発の安全性に疑問を提出した広瀬隆はけしからん〃という、
わけのわからない大合唱を仕組んでいる。冗談でほない。
われわれの生命のために、かつてあなたたちほ何を発言してくれたことがあるというのか。
 ここで、私が確認しておきたいのほ、次の二点である。
すなわち、反原発の視点も、常にわれわれの日常生活のシステム化を問う立場に還元されていなければならない。
あえて乱暴にいえば、
それもまた”食の論理から問わなければならない。これが、一である。
 チェルノブイリ事故による放射能汚染食品が、いかにやすやすと日本に入りこんでいるか、
その実態ほすでに述べたとおりである。
とはいえ、事実上、輸入チェックのための規制値を作成できなかったのは、
すでに原発によって国内の「食」環境が充分に汚染されているからにほかならない、
という恐るべき説もあるのだ。
 われわれが訪れたとき、宇和島の伊方原発のかたわらの海でほ、子供たちが泳いでいた。
地元グループと京都大学の共同調査でほ、海底の泥から放射能が検出されたという。
また、原発ほ冷却水として彪大な海水を使うが、その取水溝と排水溝には、
ハマチの養殖網と同じく、TBTOが塗られていて、魚や海藻などの生態系に危険な影響を与えている。
 だいたい、”核の平和利用″などというバカバカしい妄想はない。
原発と共生させられる世界を、どのような意味で平和と呼びうるのか。
戦争が日常のシステムとして普遍化させられた現実を、
戦争状態ではないという理由で”平和≠ニみなすのは、よっぽどおめでたい話ではないか。
 もう一点、指摘しておきたいことがある。
仮に原発が全部とまったとしても、われわれがすでに見てきたような、
人間の生命と健康を破壊しつつある構造は、ほとんど変わらないという事実である。
あえて皮肉ないい方をすれば、反原発にのみあまりにも情熱が集中することによって、
きわめて日常的な食品生産における”われわれの身体が食べられる〃システムへの、
緊急、かつ根本的な批判がどこかにいっては、それこそ本末転倒なのだ。

コバルト照射が目前に

 われわれの番組や、それに先行する市民運動の成果として、
輸入食品に対する発ガン物質・EDBを用いた燻蒸を、行政はかなり本腰で再検討せざるをえなくなってきたようだ。
しかし、私は本格的なEDB禁止がすぐにも日本で実現できるとは信じていない。
いままでこの国の安全行政を見ていて、信じられるわけがない。
 もっと怖いのほ、EDB燻蒸をどのような姿勢で、どのような方向に向けて廃止するのかという点にほかならない。
なぜこんなことをいうかといえば、EDBによる燻蒸をもし全面的にやめる場合、
代わるのはコバルト照射であるという、うんざりするような可能性が指摘されているからだ。
つまり、放射線による燻蒸だ。冗談ではない。何の反省があるのか。
「自然食通信」三八号
私は読者のみなさんにこの月刊誌の定期購読を強く勧めたいに、
フリー・ジャーナリストの石崎須珠子さんが、
”装い変えて輸入が続く/放射能被曝の/ヨーロッパ産乳製品≠報告している。
 石崎さんはそこで、非自由化品目のため輸入枠がきまっている脱脂粉乳やバターが、
多少とも製品化されることで”調整品輸入≠ニなり、無制限に入ってくるカラクリを指摘している。
わかりやすくいうとコメが非自由化品目で、コメをイカのハラにつめこんだイカメシなら調整品輸入となる。
イカメシによる食管法突破というハナシには、かつて腹をかかえて笑ったものだが、
この場合ほ笑うわけにはいかない。知らないうちに放射能食品が赤ん坊に与えられている、という事実だからだ。
 育児用粉ミルクに添加される”乳糖〃ほ、ほぼ製品の半分量を占めているが、
国内でほまったく生産されない。が、その輸入先たるや、オランダ、西ドイツがトップを競っている。
スウェーデン製もある。
つまり、もっとも配慮されなければならない赤ん坊に、
チェルノブイリ事故による被曝食品
(西独は自国の原発でも放射能もれを起こし、ひどい状態になっているという)が与えられているのだ。
こんな非道があっていいものだろうか!
 放射能汚染のブロックに記すべきエピソードをここで紹介したのは、ほかでもない、
ある事件を思い出したからである。
といっても、一般にほどれほども報道されたか、疑わしい。
知られているように、離乳食にはすりつぶしたジャガイモが不可欠である。
その原材料のジャガイモの管理をしやすくするために、コバルト照射で発芽をおさえていたことが、
数年前、明るみに出たのだ。日本国内の話である。
そしてこれほ、先のEDB燻蒸の後にくる、食品への日常的な放射能添加の時代を先取りしていた。

原発のゴミで食品を燻蒸

 最近、研究者の久保田裕子さんから、食品に対する放射線照射の資料を送っていただいた。
話には聞いていたが、この資料を読ませていただき、危倶、というよりは怒りでいっぱいになった。
まったく、”見えない仕掛け”の中で、何が起こっているか知れたものでほない。
 放射線照射とほ、果実や穀物、野菜などに、発芽をおさえたり、腐敗を防止したり、殺虫を目的として、
放射線をあてることである。
コバルト60やセシウム137が使われるが、従来からアメリカでほ、かなり広範囲に行なわれてきた。
日本でも北海道に、ジャガイモの発芽をおさえるための、放射線照射施設がある。
 それをこんどは、EDBの代わりに、大々的に燻蒸剤として導入しようというのだ。
国内ではすばやくEDBを禁止しながら、輸出食糧にほ使ってきたアメリカらしい身勝手さで、
EDBをやめる代わりに輸出の際に放射線をあてるシステムを採用しようとしている。
それも、当初のネーミングが”副産物有効利用計画≠セと知ったら、私ならずとも怒り出すだろう。
 原発のゴミである核廃棄物の処理は、日本でもどうすればいいかまだ結論が出ていない。
アメリカでも特に方法のメドが立たないセシウムに困っている。
その核廃棄物セシウム137を、捨てどころがないので、食糧輸出の燻蒸に”活用しょぅというのだ! 
ついでにいえば、落ち目の原子力産業に国家資金でテコ入れをする方便、との説もある。
 たとえばワシントン州は、連邦政府の資金協力で、シアトルの近くのペスコ港に、
放射線照射工場を建設することにした。
従来、日本は、コドリンガという病害虫の存在を理由に、この地の果実を輸入していない。
ワシントン州の狙いは、リンゴをはじめ、サクランボやアスパラガスといった特産品を放射線照射で燻蒸し、
コドリンガを追放して、日本と韓国へ押しこむことだという。
日本のマスコミはこの事態に対して、放射線燻蒸をまったく隠したまま、”日米リンゴ戦争
などと報道している始末なのだ。
 また、アラスカ州からのベニザケの輸入は、四〇〇億円以上にのばる。
このベニザケが、放射線照射の候補にあがっている。
 フロリダ産のグレープフルーツ、オレンジもまた、有力な候補だ。
何も放射線照射までしなくても、安全な低温殺菌剤が開発されているのだが、
従来も.コストの理由でEDB燻蒸されてきた。
またまた、さまざまな思惑で、放射線照射を選ばうというのだ。
 放射線照射ほ、民間でも採算が合うとして、計画が進んでいるらしい。
セシウム137やコバルト60を浴びた食品が、健康にいいわけはない。
医療用のレントゲンで照射される放射線の一〇〇万倍の強さなのである。
何のためにEDBをやめるのか、無意味になってしまう。
また、大量の核廃棄物を転送する危険、施設で原発なみの核をあつかう問題点も、
アメリカの研究者によって指摘されている。
 私ほ、今年(一九八八年)秋に、全面的にEDBの使用を禁止するという行政(農水省)の表明を、
全面的には信用していない。
代わりの方法が確立していないという理由で、いくらでも延期はできる。
が、EDBをやめるという至上目的を強調しながら、
ひきかえに放射線照射による燻蒸体制を確立されたのでは、たまったものではない。
アメリカによる核燃料の押しっけや、原発体制の転換にともなう手当てなど、核の現状を考えると、
この問題ほ政治がらみでひどくリアリティを持っている。
 それに、なにより、いまだに腐敗や害虫への懸念を、化学的な危険性の上位に置いているかぎり、
日本の行政は根本的にダメである。
もはや、われわれ自身が”安全衛生〃思想を新たに確立するしかない。
生産だけを優先する社会を、消費者中心の姿勢へと変えさせなければならない。
すべてを、健康と安全から発想する世の中へ逆立ちさせていくことこそ、
われわれの根本的なたたかいにほかならないのである。

食品が危ないというとき、基本的な食べものほど配慮されなければならない

水道水を飲むとガンになる

●世界でいちばん危険な水
 食品が危ないというとき、基本的な食べものほど配慮されなければならない。
常食は危険度を高めるからである。
 たしかにハマチは、根本的に問題のある食品だが、毎日食べているわけではない。
またウナギの場合などは、日本人が一人、一年間に二・五回しか蒲焼きを食べないという統計もあるぐらいだ。
この意味では、基本的な食べものに危険があれば、
その問題点は、ハマチやウナギよりも、はるかに高いということになるだろう。
 われわれの場合、なによりもコメと水である。それに次いで、小麦があげられる。
だからコメを現在の風潮のように、値段の問題からのみ捉えるのは馬鹿げている。
安全性の問題から問い直されなければならない対象なのに、
なぜか盛大なコメ輸入論議からみごとに欠落している。が、これについては第5章で述べる。
 小麦についても大いに問題があるが、それも関連して第5章に述べることになるだろう。
いま述べようとするのは、水道の水についてである。
 日本は、世界中でいちばん水が安全な国だ、
蛇口をひねっただけできれいな水が飲めることに感謝しなければならない、などと言われてきた。
とんでもない話である。
そういう時代があったにせよ過去の幻想であって、いまはまるっきりのウソである。
 むしろ日本の水道は、世界でいちばん危険かもしれない。

赤錆でふさがった水道管

 水道の取材は、じつに驚くことばかりだった。
 だいたい、東京都の水道局も、東京の地上に張り巡らされた水道管の場所を、
ちゃんと把握しているわけではないらしい。
明治以来、配管しつづけ、その間、震災や大空襲があったのだから仕方がないのかもしれないが。
 この取材は、基本的に東大(当時)の宇井純さん、中西準子さんたちのグループにお世話になった。
聞くと、宇井純さんたちは、水道の水を分析するとき、東大構内では採取せず、
わざわざ民家までおもむくのだという。
新旧の配管が入り乱れて、どの浄水場から水が来ているかよくわからないため、標本にできないのだという。
 水道管自体が、またものすごい。
ちょうどTBSの近所でマンションの改修工事があったので、二〇年間使った本管を見せてもらった。
内部に赤錆が山のように盛り上がっている。
直径の半分ぐらいは、周囲から盛り上がった赤錆でふさがってしまっている。
さらに泥、ゴミがつまっている。鳥やネズミの死骸さえ、めずらしくないという。
 ビルの屋上にある貯水槽にもぐりこむ。ここもゴミの山だ。
ビルにある喫茶店には二度と入るまいと思う。落ち葉、泥、虫、何やら得体の知れないものがいっぱい……。
 もっと怖かったのは、ビルの地下の貯水槽だった。コンクリートの壁がボロボロに崩れている。
ネジやクギなど、金属なのに、腐っている。息をのむような光景だ。
気化した塩素によって蝕まれたのである。
山のように放りこまれた塩素が、ガス状になって、コンクリートも、鉄も崩壊させている。
塩素の使いすぎが、こういうところにも出ている。
 こんなひどい環境で働かされている、労働者の健康を思わずにはいられない。
そして、言うまでもないことだが、こういう環境を経由して、水道の水は、われわれの体に収まるのである。

赤水とは、水の中に溶け込んでいる酸素によって鉄が酸化され溶け出したものです。昨今では水源の汚染が進行していることから、水道水には殺菌剤としての塩素が多量に投入されています。
 この遊離塩素は強力な酸化力を持つため、より一層サビの発生に拍車をかける結果となっています
 水道水に赤い色がつけばすぐにおかしいことがわかりますが、少量であれば気付かないで飲んでしまうことがあるかもしれません。
 長期間にわたって鉄分を過剰に摂取し続けると鉄過剰症に陥ります。鉄過剰症には循環器への障害や嘔吐・出血といった症状があります。
 赤水を長期間使用することは体に悪影響を及ぼす可能性があります。 説明のサイトへ
20年〜30年経過した幹管 給湯器に繋がってる水道管は10年で

腹下しをとるか、ガンをとるか

 この場合、問題は保健衛生に対する思想の問題として存在している。
日本人の一貫した特徴だが、伝染病や下痢などをひきおこすことをもって、最悪の管理とみなす。
裏返していえば、伝染病や腹下しさえ起こさなければ食品が安全に管理されている、と思いがちである。
行政も、生産者も、消費者も、すべてそういう基準で動いている。
しかし、この基準そのものがいま問われなければならないところにきているのほ言うまでもない。
私がくり返し述べている問題点は、すべて根本的には保健衛生思想の逆立ちへの指摘だともいえる。
 すなわち、いま問われなけれはならないのは、たんに伝染病や腹下しといったレベルの問題でほなく、
伝染病や腹下しや虫を除くために、ひきかえに発ガン性や催奇形性がもたらされていいのか、
という反省でなければならない。
 伝染病や、虫の発生や、下痢をおさえこむために、発ガン性や催奇形性を持つ薬剤が使われるなんて、
バカげているでほないか。
実際、いまや殺菌・殺虫用の薬品は、効果的であればあるほど、
同時に発ガン性や催奇形性が高いと断言しても間違いではない。
 いまわれわれが問われているのは、目先の伝染病を予防することと、
その結果、何十年もかかつてガンがひきおこされることのどちらを重視するか、という課題でなければならない。
行政は、依然として、古い保健衛生思想の中にいて、その結果、積極的にガンをつくり出している、
と言っても言い過ぎではないのである。
 私たちが日常使っているこの水道の水には、なんと発ガン物質が含まれているのだ。
トリハロメタンという発ガン物質である。
 しかもこのトリハロメタンだが、もともと自然の水の中には存在していない。
もちろん、現在の日本の河川や地下水が、農薬や、工場廃水、あるいは未整備な住宅地の生活廃水によって、
ひどく汚染されているという事実が前提になっている。
すなわち、汚れた水を浄水場に取り込んで塩素殺菌したとき、汚れと塩素が結びついて、
はじめて発ガン物質であるトリハロメタンが発生する。
簡単にいえば行政が発ガン物質をつくり出しているのである。

水道水の中に発ガン物質

 大阪大学の山田国広さんは、温厚な研究者だ。
『水道の水を飲むとガンになる」という番組を作ったとき、門外漢の私にも懇切丁寧に教えてくださった。
 大阪の市民が水道水として飲んでいる淀川の原水は、日本でも有数の汚れた水である。
山田さんは一九八〇年、この水道の水に発ガン物質のトリハロメタンが含まれていることを公表して、
大きな話題を呼んだ。
この発表で、塩素信仰″のもと、限りなく塩素殺菌を増量してきた行政側が、
塩素の使用を三割弱減らしたほどである。
 東京では東大の宇井純さん、中西準子さんらのグループが、
やはりトリハロメタンの存在に警鐘を鳴らしつづけた。
行政側の対応は、はじめは無視、つづけてそんなことを公表したり、
認めれば、パニックをひきおこす″から秘匿したいという、おなじみの論理。
とうとう、やむをえず認めたうえで、規制値をつくり、現状ほ規制値内だからその問題はすんだ、とする。
 トリハロメタンは、メタンを構成する水素四つのうち、三つがハロゲンに代わったものを指す総称である。
そのひとつにクロロホルムがある。
水道の水にほ一〇種類のトリハロメタンが含まれていると指摘されるが、なかでもクロロホルムが過半を占めている。
 クロロホルムほまぎれもなく発ガン物質である。
腎障害、肝障害もよく知られており、医学的にもあまり使われなくなった。
ほかに催奇形性もある。こんな危険なものが、われわれが毎日飲んでいる水道の水の中に入っているのだ。
 もう一度くり返すが、問題ほトリハロメタンが、もともと自然な原水に含まれているわけではなく、
塩素殺菌によって生じるという事実だ。
行政が消毒するプロセスで、わざわざ発ガン物質をつくり出しているのである。
原水の汚れのひどさと、塩素の投入量の多さに比例して、トリハロメタンがつくられる。
 厚生省ほやっと一九八一年になって、
水道の水に含まれているトリハロメタンの暫定制御目標値を100ppbと決定した。
現在、われわれが水道局などに突っ込んだ取材をすると、規制値内ですから大丈夫と答える。
つまり、形式的答弁というしかないような返事が返ってくるのだが、
それは規制値決定以後〃 の行政の態度を集約しているのである。
 だが、この規制値に何の意味もないことほ、すでに専門家が指摘しているところである。
大阪の研究家・五百井正樹氏は、
「一体どのような実験結果から、誰にこのような包括的な結論が引き出されるのだろう」
(水汚染の構造北斗出版)と鋭く批判している。
私は、かつて東京の水道水に、
トリハロメタンが常時最大90ppbぐらいあったという事実にあわせて”規制値≠つくっただけでほないか、
と邪推するのだが。
 ラットを用いた実験が、行政側のいちおうの根拠らしい。
だが、「急性性毒性を見たもので、長期投与による影響や、まして発ガン危険率を見たものでほない」(同)。
複合汚染の時代なのに、急性毒性にのみかろうじて対応し、慢性毒性には頬かむりする日本の不思議な行政の、
典型的な例である。
 トリハロメタンのほか、近年、中西さん、五百井さんらによって追求されている、もうひとつ
の発ガン物質(”変異原性〃の仮称で呼ばれる)もある。くわしくはふれないが、やはり塩素殺
菌のため、それもごく初期の浄水段階で、つまり浄水場で発生するものなのである。

トリハロメタンはなぜできる?

 まず根本に、日本の河川の水質がメチャメチャに汚されている、という事実がある。
おまけに東京都最大の金町浄水場のように、
平気で河口近くの、もっとも汚れた水を水道水として取り入れている、という不可解な行政がある。
さらに、”塩素信仰〃が登場して、わざわざ汚れた水と塩素を結びつけ、
発ガン物質をつくり出しているというわけだ。
 キレイな水を求めて上流へ行くべきなのに、”塩素信仰〃ゆえに手間を省き、
汚い河口の水を取り入れることになる。
どんなに汚い水を取り込んでも、塩素で殺菌さえすれはよいと考えていること自体が、そもそも間違いのもとなのだ。
 金町浄水場のわずか数百メートル上流にほ、松戸の新興住宅地を流れている坂川という川が流れ込んでいる。
これは消費者運動にかかわっている人たちの間では、日本有数の汚い川として有名だ。
下水や排水がちゃんとしていない新興住宅地の汚れた水が片っばしから流れ込んでいる。
この坂川の河口で、水の汚れを示すペーハー指数をとったとき、
江戸川から利根川にかけての地点の水よりも二桁多い数字を示したのである。
 そういう場所のすぐ下で、われわれ東京都民の飲み水の源を取水しているのだ。
どうしてこんなことが平気でできるのか、不可解でならない。
ヘリコプターで空撮すると、一つの画面の中に、右の上のほうに坂川からものすごく汚れた水が出て、
左の手前のほうで金町浄水場がそれを取り込んでいるのが収まるぐらいの距離なのである。
したがって、殺菌する塩素の量ほ、膨大なものになる。
 まとめて言うと、ここにほ三つの問題点がある。
 第一は、あまりにも汚い原水を平気で取り入れている。
 第二は、東京の水ほ非常に広い範囲で使われている。
     浄水場からいちばん遠いところの水道の蛇口に着くまで、だいたい三日はかかる。
 第三は、塩素の使用量の下限だけが義務付けられていて、上限が決められていないという点である。
 もうすこしわかりやすく言うと、三日かかって出た蛇口で、
塩素の量が一定でなければならないという義務だけが行政に課せられていて、
しかも汚れた水が原水としてとられ、そのうえ投入塩素の上限の規定がない。
 行政にとってみれば、ともかく多くの塩素さえ放り込んでおけば無難である、ということにほかならない。
原水は汚れているという点からも、塩素を多めに放り込んでおいたほうがよい。
三日後に蛇口で取ったときにある数値を出すということが義務付けられている以上、多めに放り込んだぼうがよい。
しかも、これ以上放り込んでほいけないという基準はどこにもないのである。

安全な水のつくり方−家庭用

 ごく手近な食品であり、日常的に欠かせない水道水が危険なのだから、きわめてやっかいだ。
気軽に水も飲めないなんて、不便でしかたがない。
大変な事態なのだが、だからこそ逆に、いちいち気にしていたら水も飲めないじゃないか、
という言い方が出てこよう。が、けっして大げさなことを言っているわけではない。
とりわけ、妊婦や幼児のいる家庭では、絶対に水道水は直接飲むべきではない、と言っておきたい。
 しかしながら、このトリハロメタンについては、なんとか家庭でも対応できる方法がないわけでほない。
 簡単にいってしまえば、沸騰させるか、凍らせるかのいずれかだ。
 沸騰させるほうほ、要するにヤカンで沸かせばいいのだが、ここに注意すべき点が一つある。
沸騰した瞬間に、逆にトリハロメタンほものすごく数が増える。
ふつうわれわれは、お湯が沸騰した瞬間、習慣的に栓を切る。
そういうやり方だと、沸かすことでかえって危険なことになる。
だから、沸騰し出してから少なくとも三分から五分、沸騰させつづけなければならない。
そこまでやればトリハロメタンは消える。
妊婦や幼い子供のいる家ほ、すべからく三分から五分沸騰させつづけた、
この”白湯≠料理のベースとして使うべきだろう。
 もう一つの方法は、大量使用には向かない。
水道の水を凍らせると、真ん中に白い部分ができて、まわりが透明になる。
この白い部分にすべての不純物が集まっているから、まわりの透明な部分だけを溶かして使えば、
トリハロメタンの書から身を守ることができる。
 もう一つ、風呂のフタを開けるときに気をつけなければいけない、という話もある。
 ふつう風呂を沸かすとき、だいたい摂氏四〇度ぐらいで止める。
そのとき、非常に多くのトリハロメタンが気化した形になっている。
風呂の水面とフタとの間に、気化したトリハロメタンがこもっているわけである。
だから最初に入る人は、フタを開けるとき窓や扉を開け放しておかなければいけない。
それも、なるべく遠くから開けて、直接吸い込まないように気をつけたほうがいい。 
 まあこれは、ひょっとしたら冗談みたいな話で、厳密なレベルでは専門家に叱られるかもしれない。
が、全米科学アカデミーほ、トリハロメタンは液体で体内に入るだけではないから、
気化した形での害に気をつけなければならないと警告している。
こういう面を認識するうえでは、かっこうのエピソードかもしれない。

オゾン方式にすれば防げる

 それにしても、東京都庁の水道行政−関西など大都市圏すべてにあてはまる現象だが、
ここでは私が直接に取材した東京にしぼって発言する・・・は、まさに不可解のひとことに尽きる。
 東大の宇井純さんのグループが指摘しっづけてきた、
水道水の中のトリハロメタンの危険性にしても、近年はやっと存在そのものを認めはした。
だが、基準値以内に収まっているから問題はない、といって棚上げしている。
 基準値などほ、当の犯人″である行政側が勝手に決めたもので、本来健康にとって何の意味もない。
また、仮に分析結果が微量であったとしても、それは静態としての観察であって、現実は動態である。
すなわち、毎日、直接飲料以外のさまざまなケースをふくめて、膨大な量の水道水が市民の体内に入っている。
微量といっても言い訳にはならない。
また他方で、いかなる化学的摂取物と結合して新たな複合汚染の危険性が発生するか、
だれにもわかっていないのである。
これだけ多くの危険な物質がある時代なのだ。
 宇井純さんや、その後継者である中西準子さんに対しても、行政は協力者として感謝するどころか、
むしろあらわに排斥しているように感じられた。
 かつて私は、”水道の水を飲むとガンになる〃と報告した。
その後、「そこが知りたい」の”怒れ!グルメ〃シリーズの第二弾で再び取り上げようとしたとき、
スタッフの一人に向かって、都庁水道局のあるお役人は、
「TBSは以前、けしからん番組をつくったから取材させない」と放言したのである。
ひっこむわけにはいかないから、あえて再び取材した。
すると、報復として、従来中西さんに認めていた浄水場での取水を禁止する、という態度に出た。
なんという姑息さであろうか。
 やるべきことははっきりしている。塩素殺菌などという方法は、ただちにやめるべきである。
だが行政は、トリハロメタンという”発生物の存在がはっきりしたのに、
ますます汚染された自然水を、ますます危険な状態で取水し、
より多くの塩素をぶち込むというやり方に執着している。この問題は、まだまだタブーなのだ。
 なぜタブーなのか。すなわち、コストと都民の健康をひきかえにしているからだ。
かつて淀橋浄水場でほ安全な自然濾過が行なわれていたが、副都心構想とひきかえに売り払ってしまった。
塩素信仰とは、
要するにコスト主義なのであり、金を健康の上位におくーもっと言えばひきかえにするーやり方である
 塩素殺菌のシステム以外ほ現実に不可能というのもウソで、
ヨーロッパのオゾン方式などは、簡単に転換できるし、安い費用で運用できる。
むろん、オゾン方式にすれば、発ガン物質の発生は防げる。
都民は積極的に発言して、自力でこの”塩素タブー〃をくつがえさなけれはならない。
そうでなければ、いつまでたっても救われない。




食で放射能をなるべく排出する方法 お塩を積極的に摂る 

過去の広島や長崎の前列から、(死の同心円 長崎被爆医師の記録)
砂糖類摂らない。 水分控える。 塩を努めて摂る。
海藻、味噌、玄米。 玄米にすり黒胡麻塩。
放射能は体を冷やす極陰性、自然治癒力が働く温める陽性の食を、
そして放射能を排出する働きの食をできるだけ努めて摂る。

塩をたっぷり食べることは公害自衛法
これだけ公害物質が多い時代では、公害物質を全く食べないでは済ませません。体に入った毒を少しでも早く出すのが公害自衛法です。塩は新陳代謝を活発にして老廃物を体内に滞らさないように汗と小便(塩水)などで出そう、バランスをとろうとするようになっています。元気であるためには塩分が体の中を常に循環通過して出て行くのが正しい生理、健康法です。有害重金属類は尿には出ません、汗から出ます。塩が切れたら体温が上がりにくく、汗も出にくくなりますから有害金属類が出てきません。

放射能時代は、誰も彼も免疫が落ちて、病気にかかりやすくなる 飯山一郎氏より

『光合成細菌』で放射能浄化!★ 飯山一郎のサバイバルを生き残る

○本物の耐放射能人間になるためには 病気にならないヒト=耐放射能人間=新日本人になろう!と。耐放射能人間になるための条件は、乳酸菌と空気清浄機とじつは、もうひとつ大切な要件がある。それは 「出来るかぎり食べない! 少食・粗食に徹する!」という生活をしなければならない! ということだ。空腹は、ほんと、つらい!「食べないと病気になる!」という常識もあるし、美食・飽食の時代を楽しんできた身体と心が我慢を許さない。 食え! と。しかし、「出来るかぎり食べない! 少食・粗食に徹する!」という食生活に切り替えないと、本物の耐放射能人間には、絶対になれない!

被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』

●秋月辰一郎 プロフィール

1916年〜2005年。長崎市万才町生まれ。1940年、京大医学部卒業。
長崎医大病院放射線科に入局。結核専門の高原病院へ移籍。長崎に原爆か投下された1945年には、神学校から派生した「大東亜布教財団 浦上第一病院」医長。
'52年に聖フランシスコ病院医長、'86年顧問。爆心地から1.4kmで被爆、医師として被爆者の治療に当る一方、永年に渡り被爆者の証言の収集を行った。吉川英治文化賞、ローマ法王庁の聖シルベステル勲章、他。著書に長崎原爆記、死の同心円。

---死の同心円 長崎被爆医師の記録 秋月辰一郎著 昭和47年発刊 講談社---

長崎に原爆が投下された時、爆心地に在りました聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士は、突然に啓示を受けたように、「とにかく粗塩を舐めろ。食事は塩辛い味噌汁、醤油を摂れ」と病院関係者に命じました。秋月博士は、「放射線宿酔」と呼ばれます当時のレントゲン撮影を受けたあとに起こることがある全身の倦怠感の症状には体験上から生理食塩水より少し多めの塩分を含んだ水を飲みますと、じきに回復することを思いついたそうです。その後、この命令を守った職員だけは、被曝の後遺症が出なかった記録があります。
この当時の粗塩・味噌・醤油は、もちろん海水塩から製造されたものでした
・・・・

死の同心円 長崎被爆医師の記録 秋月辰一郎著より抜粋     リンク元

死の同心円 長崎被爆医師の記録 秋月辰一郎著より抜粋
「死の同心円だ・・・・・・・。魔の同心円だ」長崎市の地図を頭に描きながら、私は思わずそうつぶやかずにはいられなかった。まさに死の同心円が毎日少しずつ広がってゆく。きょうはあの線までの人が死んだ。翌日はその家より百メートル上の人が死ぬだろうと思っていると、はたして的中する。爆心地から広がりはじめた魔の波紋は、日一日と軽傷や無傷の人までを蝕んでいったのである。「病院まではまだ距離があるが・・・・・」しだいに広がる円周に恐れ慄き(おののき)ながら、私は毎日のように近くの人々を集めて髪の毛をひっぱった。「どうだ、まだ髪の毛は抜けないか」婦長も看護婦も患者も、首を振って不安とも安心ともつかない表情を見せた。当時私たちはみな、多かれ少なかれ悪心があった。疲労感が強く、下痢便をした。しかし、病院の人々は、お互いにそれをかくしていた。石川神父はもちろん、岩永修道士、野口神学生、白浜、松田、植木の諸君も、私も、河野君も、みなそうであった。婦長も村井看護婦もそうだった。私はそれを知っていた。だからみんなの髪を引っぱってみては、「まだ大丈夫だ」と一安心するのである。しかし、氏の同心円は丘の下から病院の方に向かってじょじょではあるが、確実にのぼってくる。(略)九月上旬から中旬にかけて、死はいよいよ病院に向かって、津波が押し寄せるようにあがってきた。「あしたは自分が死ぬかもしれない」という不安が私たちの胸をしめつけた。職員はお互いに下痢便、歯ぐきからの出血をまだ秘密にしている。病院で被爆し、病院付近で労働をつづけてきた肉体が、どれだけ放射能によって侵されているか見当もつかない。八月も二十五日をすぎたころから、焼けただれて残った木の葉が、夕陽や朝の雲に硫酸銅のような異常な濃緑に映えて見えた。気味の悪い緑だった。しかし、このことは私以外に記憶がない。そして、いよいよ病院も死の同心円に包まれる時期にさしかかった。往診に行ったり、その辺を歩きまわったりすると、被爆直後とはちがう激しい疲労をおぼえ、悪心と下痢に悩まされた。「えらく疲れるな」私はいうと、野口神学生も蒼い顔でうなずいた。死の灰の恐怖は、これまで奮闘してきた病院の職員たちにも遠慮なく襲いかかってきたのである。軽重の差こそあれ、全員が悪心と血便と、耐えがたい疲労感に喘ぎはじめた。
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その1)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その2
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その3)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その4)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その5)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その6)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その7)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その8
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その9)
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その10
被爆の記録『死の同心円 長崎被爆医師の記録』(その11)
P130からP173までを一部抜粋


四章 しのびよる悪魔の手
■ふしぎなアルコール療法

 被爆以来、全身火傷やガラス創などの治療に専念してきた私は、八月十三日ごろから新しい疾病に直面した。あとになって、原爆症と呼ばれるものである。 それは十六日をすぎると、にわかに数を増し、数日中に症状が悪化して、バタバタ死んでゆく。患者の年齢や抵抗力の強弱によって、死までの時間に多少のズレがあるが、ハッキリいえることは、爆心地からの距離に比例して照射量に大小があり、それが激症、中等度症、弱症の区別をつけていることであった。つまり、木尾町、橋口町、浦上天主堂付近、上野町の人々は激症で、本原町一丁目付近がそれにつぎ、爆心地からの同心円の直径が伸びるにしたがって、弱症になっていくことがわかった。 弱症の人たちは、一週問ほどのあいだに、じょじょに症状があらわれて死んだ。 血球計算器もなく、血球を染色して顕微鏡で見る装置もない。リンゲル注射も、輸血療法もできない。 私は想像と推理によってこれを「レントゲン・カーター」に似たものと断定し、私がそれに苦しめられたとき、よく食塩水を飲んだことを思い出した。レントゲン・カーターの患者に、生理的食塩水より少し多く塩分を含んだ水を飲ませることは、レントゲン教室で働いている者の常識であった。 私には原子生物学の知識はなかったが、「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」と主張し、職員に命じて強引に実行させた。 それは、私か信奉しているミネラル栄養論とも一致する考え方であった。私は石塚左玄氏の桜沢式食養学を学び、自分なりに工夫して食養医学をつくり、みずから秋月式栄養論と名づけた。 この考え方に立てば、食塩のナトリウムイオンは造血細胞に賦活力を与えるが、砂糖は造血細胞に対する毒素である。同じ野菜でも、カボチャはいいが、ナスはよくないということになる。 浦上第一病院の患者と職員に、こうして私のミネラル栄養論を実践したが、ついでに死の灰がいっぱい付着したカボチャもずいぶん食べさせてしまった。せっせと味噌汁に入れて食べたので、二次放射能で腸をやられたかもしれない。もっとも、味噌の解毒作用によって、プラスマイナス・ゼロになったと考えられる。原野と化した病院の庭で、ナスはふしぎなほどよくとれた。昔からナスの花にむだはないというが、それにしても被爆後のナスの実りは異常たった。八月末から十月にかけて、例年にない収穫があり、私たちはそれを味噌漬にして毎日食べた。 虚弱体質の私が、千四百メートルの距離で被爆しながら原爆症にならず、病院の職員や患者全員がレントゲン・カーターに似た自覚症状を感じながら、なんとかそれを克服し、働き続けることができたのは、私はやはり食塩のおかげであり、秋月式栄養論の成果であったと思う。私の周囲にいた人々は、みなそれを信じている。たとえ学会には認められない説であっても……。原子病の治療について、私のミネラル栄養論のほかに、永井先生の「ビタミンB1・ブドウ糖療法」、長崎医大影浦教授の「柿の葉煎汁によるビタミンC大量投与法」などがあるが、なかでもおもしろいのは「アルコール治療法」である。『長崎精機原子爆弾記』には、つぎのような福田所長の体験記が収められている。反(そり)工師は爆心地から千五百メートルの距離で、防空壕の下検分をやっているとき、露天で被爆して負傷した。彼はその日の夕方、田中工務課長のいるところにたどりついたが、焼けただれて、課長はすぐには反工師とはわからなかったという。「君はだれかね」「反です。田中さん、やられましたよ。どうせ長いことはない。どうせ死ぬなら、一杯やりたいもんだ。酒はありませんか」

「酒はないが、アルコールならある」 反工師は、火傷をしているのに、チビリチビリとアルコールをうすめて飲みはじめた。身体が燃えるように熱く感じて、工場の外の川に身を浸して、飲みつづけた。 彼はその後元気になったが、同じ場所で同じように被爆した三人は、一週間以内に死んでいる。これで、原爆には酒がいいという話が広まった。 『炎の中に』の著者である田川衛生兵長は、千四百メートルのところで被爆したが、その日の午後、長崎駅から大波止のほうへ歩いてゆくと、五島町に長崎随一の酒屋があり、酒倉に人々が群らがって、フラフラになるほど酒を飲んでいるのか見かけた。 田川さんも、水がわりに飯ごうになみなみと注いで大酒を飲み、疲れと酔いで、そのまま寝てしまい、やっと日が暮れてから大浦に帰りついた。人々は泥と血にまみれ、足もとがおぼつかない田川さんを見て瀕死の重傷と思ったが、ふしぎなことにすっかり元気になっている。とうとう急性あるいは、亜急性の放射能症は出なかったのである。長崎医大病院で被爆した調(しらべ)教授(現・長崎大名誉教授)は、爆心地からわずか六百メートルの病院内で被爆し、永井隆先生や角尾学長の手当てに奔走し、大ぜいの負傷者を治療したが、八月末ごろから身体に異常を感じ、九月にはいって、亜急性放射能症が悪化した。先生自身、死を覚悟していたが、たまたま九月二十日ごろ、医専の三年生かやってきて、先生のところに泊まった。 白血球二千で疲労感激しく、溢血斑が無数にあらわれていたので、学生に夜通し話をしかけられて、ほとほと困ったらしい。早く寝てくれないかと思っていると、学生は土間にあったアルコール瓶を見つけ、糖液でうすめて飲みはじめた。「先生もいかがですか」「そんなものを飲んで、死んでも知らないよ」「大丈夫です。メチルでなく、エチルですから……。さ、どうぞ」 すすめられるままに飲むと、急に身体か温まり、いくらしゃべっても疲れを感じなくなった。学生が帰ってからも、先生は朝夕、薬がわりにアルコールを飲んだ。すると、ぐんぐん力がついて一時は危篤といわれたのに、間もなく起き上れるようになった。アルコールが効いたとしか考えられないのである。 こういう例はいたるところにあったらしい。何が効くかわからない。人間の腸粘膜の細胞は、ふしぎなものである。


海と塩の重要性 放射性物質を身体から排出 リンク元
「生命の源は海。海のものを食べてれば元気になる。」と、金谷節子先生はおっしゃってました。私がこのブログを書き始めるきっかけをくださった医療ジャーナリストの伊藤翠さんも、排出における塩の重要性を書いていらっしゃるし、ホンマでっかTVでおなじみの脳科学者の澤口先生も「塩はうつ防止に役立つ。」とテレビで言っていたような…。昨今では高血圧の指標が上が130以上などという、ほんと普通の血圧でも文句言われる時代です。こんなものは医者が薬を処方する言い訳なんでしょうけども。それはさておき、世は大減塩時代。醤油も味噌も必ずと言っていいほど減塩タイプが売られています。あの長崎の秋月先生も、食養学に基づき玄米に多めの塩をつけて握って食べていた。食養学は食物を陰陽で分けて考える。塩はその極陽にあたる。どんどん広がる原爆症を極陰と考えて、陰陽のバランスをとるために塩を多用したと思われます。ちなみに極陰とされる食物は「砂糖」 秋月医師の著書「死の同心円」のなかで「食塩のナトリウムは造血細胞に賦活力を与え、砂糖は造血細胞に対する毒素」と述べている。
砂糖の毒性についてはまた今度
また、この本の中で秋月医師は、原爆症に伴う吐き気や疲労感は、放射線教室で働いていたときに何度か遭遇した、「レントゲン・カーター」の症状に似ていると気づいた。これは、連続してX線の深部照射を受けた患者にみられる症状で、その治療には生理的食塩水より少し塩分が濃い水を飲ませるのが当時常識であった。自然海塩は、塩化ナトリウムだけでなく、塩化マグネシウム、塩化カリウム、カルシウム、マンガン、亜鉛、鉄などが含まれる、まさに天然のリンゲル液。
以前の排出情報で

セシウムにはカリウム、
ストロンチウムにはカルシウム
プルトニウムには鉄

と書いたように、海には排出に必要なミネラル類がたくさん含まれています。
だから、本来ならば、この海水の成分をたっぷり含んだ
こんぶ、ひじき、のり、わかめ などの海藻が排出にすごく効果的なのです。
なのに、私たちはこの海を汚してしまいました。