お塩の主成分のミネラルは、塩化ナトリウムです。塩化ナトリウムは、身体の中で
きちんと活躍してくれるミネラルです。減塩すると身体で活躍するベースとなるミネラル
が完全に不足します (ナトリウムは代表格のミネラル)ナトリウム(Na)は、悪者どころか
大活躍する主役級のミネラルで、ヒーロー的存在だったのです。
海水の塩分濃度は、約3.5%人の体液(血液)の塩分濃度は、0.85%で、人は、海の四分の一。ニガリは薄い液状で、その塩分の約40%含まれ、結晶にすれば、その三分の一位になります。実際に塩の結晶に含まれるのは、20%が限界ですが、塩に出来上がった時には、5%位逃げて、15%が上限です。 こんなにニガリがある事は、人体に有害なのです。ニガリの凝固作用 結晶のニガリは、ゴミさえ無ければ白く見えます。 本当に苦いからニガリと言うのです。英語でもbitter 苦汁を飲ませる、苦汁を飲ませられた、苦汁に満ちた決断 つらいことの代名詞です。 ニガリの説明をする時、内容によって、「ニガリが必要」とか「ニガリは毒だ」となります。 広義と狭義の意味をケースバィケースで使い分けますので、消費者の皆さんは混乱します。 ニガリの主成分であるマグネシウムが多い時と少ない時で作用が極端に変わる事を説明しています。 きちんと把握しないと、人体に与える影響が大きいのがニガリの特徴です |
水酸化マグネシウム 下剤 添付文書 注意書き |
(1) 腎障害のある患者 [マグネシウムの排泄が阻害され貯留を起こす おそれがある。] |